金谷ヒデユキ
テンプレート:声優 金谷 ヒデユキ(かなや ヒデユキ、1965年10月4日 - )は、日本のお笑い芸人、ミュージシャン、声優である。本名、金谷 英孝(かなや ひでゆき)。
群馬県安中市出身。81プロデュース所属(ジュニア所属)。以前はプロダクション人力舎に所属していた。
目次
来歴
- ボキャブラ芸人時代
芸人だった当時、『ボキャブラ天国』以外の番組にはあまり出ていない。ボキャ天開始以前は蓮舫をネタにした「黒猫のタンゴ」の替え歌を中心に演芸番組などに出ていた。キャッチフレーズは毒舌が目立つため、『地獄のスナフキン』。ボキャ天には『タモリのSuperボキャブラ天国』時代から出演していた。
同番組での芸風は、ギターを演奏しながら他者(主にボキャブラ天国の出演者)をネタにした替え歌を歌うというものだった。一方ライブではオリジナルの歌も発表していた。ネタ自体はよくできているがウケる時とそうでない時の差が激しく、ほぼ安定してランクインしていた他の1位常連組とは異なりウケた時は1位近辺を獲得するが、ウケなかった時は下位をうろうろし度々入れ替え戦に回るという、いわばエレベーター的な不安定ポジションであった。またボキャブラ天国ではキャラの濃さも重要な要素となっていたが、金谷は自虐ネタを披露した事があるほどアドリブに弱く、スタジオでのやり取りはいつもグダグダであった。
BOOMERの伊勢浩二と仲が良く、ボキャ天の替え歌でも伊勢の事を盛り込んだ歌を披露した。現在でも伊勢の舞台に参加する等の親交がある。
『家族そろってボキャブラ天国』の最終回(1998年9月8日)では、ボキャブラ最強王座決定戦にて1位をとり、賞金100万円を獲得。その後インディーズレーベルよりCDを発売、芸人としての活動を休止し、ミュージシャンになり、ライブを中心に活動する。
- ミュージシャン・声優としての活動
2004年3月より、『金谷ヒデユキ&JAF』(邪道アコースティックファクトリー)として活動開始。
2006年5月8日から2007年6月まで、声優の山口勝平とともに、インターネットラジオ配信サイト音泉にて『勝平・金谷のディナーショー』(毎月第2・第4月曜日更新)に出演。2007年、『黒田崇矢&大塚明夫 Knock Out Voice!!』に、所属事務所の関係から大塚明夫の代役として黒田崇矢の相手役を務めて以後、2007年11月16日に放送終了となるまで、番組へ参加するようになる。
2008年2月1日付けでウォーターオリオンを退所し、2008年5月1日付けで81プロデュースにジュニア所属となった。
- 芸人としての活動再開
2008年9月28日に、『タモリのボキャブラ天国大復活祭』が放送された際には、同番組には出演しなかったが、過去の映像に金谷が映っていたほか、またTake2のネタにも金谷の名前が使われた。
2009年12月10日に、BOOMER主催のライブに出演し、11年ぶりにネタを披露する。R-1ぐらんぷり2010に出場し、2009年12月30日の1回戦、2010年1月29日の2回戦をいずれも突破した。
2011年1月3日に、年初め雑学王 雑学芸人VS伸び悩み懐かし芸人 大バトルスペシャルに出演、時事ネタの替え歌をアコースティックギターによる弾き語りで披露した。
2011年8月12日に、新宿・「ハイジアV-1」にて『金谷ヒデユキ単独ライブ〜やっぱり、お笑い好きみたい〜』というタイトルで芸人・金谷ヒデユキとしての単独ライブを開催した。
現在の活動状況
ウォーターオリオンでの扱いは「ミュージシャン」だったが、声優が中心のプロダクションなので、最近では音楽活動の他に、パチスロ機やゲーム、アニメなどで声優としても活躍している。また『東京国際アニメフェア』の中の「アニメーション事業者協会」のマスコットである「キャラ丸くん」で、初めてのアニメテーマとなる「あしなみみマーチ〜足並み揃わず歩いてゆこう」を作詞作曲している。
また『ドラゴンカフェ声優塾』でも講師を務めていた。
本人は「もう替え歌は唄わない」と公言しているが、『ボキャブラ天国』で競演した爆笑問題の太田光も、その才能には一目を置いているという。しかし2009年からのクロガネでは「地獄のスナフキンコーナー」がありそこで生放送でしかきけないあぶない替え歌を披露している(オンデマンドではほぼカット)。その他、単独ライブや、R-1ぐらんぷりへのエントリー、浅草東洋館など演芸場での特別公演に客演で出演するなどの活動も行なっている。
現在活動中の「邪道アコースティックファクトリー」のメンバーは
を加えての3人編成をメインとしている。タイミングによって、ミュージカル・ディレクターとしても参加している
他も、レコーディングやライブで時々サポートしている。
主な出演作品
テレビアニメ
2007年
- ロケットガール(守衛)
2008年
- ゴルゴ13(ムルザング、男、バンドマン)
- スケアクロウマン(旅芸人の父)
- ぜんまいざむらい(ホウキ屋、牧場主、町人男 他)
- デュエル・マスターズ クロス(手下A)
- テレパシー少女 蘭(おとっつぁん、部員C、司会者)
- まめうしくん(いなずうま)
- MAJOR 4th season(ギャレット、ロッドマン)
2009年
- 真マジンガー 衝撃!Z編 on television(五右衛門)
- デュエル・マスターズ クロス(青ドラゴン)
2010年
2011年
- SKET DANCE(北大路)
- プリティーリズム・オーロラドリーム(AD、ディレクター)
- ポケットモンスター ベストウイッシュ(戦闘員A)
- レベルE(横田国光)
2012年
- リコーダーとランドセル ド♪(教頭先生、通行人B)
- リコーダーとランドセル レ♪(男子学生A、女の子の父、教頭先生、男性B、男子生徒B)
2013年
- リコーダーとランドセル ミ☆(ナレーション[1]、駅員、亀、カフェ店長)
OVA
- 珍遊記 -太郎とゆかいな仲間たち-(竜、隊長、老人B)
劇場アニメ
- 映画けいおん!(堀込先生)
ゲーム
- 幻想水滸伝 紡がれし百年の時(シャルフ)
- タクトオブマジック
- デキる男のモテライフ 昼のモテ講座編・夜のモテ実戦編
- ドラえもん のび太の恐竜2006 DS(イエローハンター)
- ドラえもん のび太の新魔界大冒険DS(イーブル)
- 龍が如く(平田(社長))
吹き替え
- アドベンチャー・タイム
- アーロン・ストーン(ネクロス)
- iCarly
- ALCATRAZ/アルカトラズ
- きかんしゃトーマス(ヘクター、チャーリー)※ テレビ東京版
- キャデラック・レコード 音楽でアメリカを変えた人々の物語(チャック・ベリー(モス・デフ))
- グッド・ワイフ2
- 恋のからさわぎ
- トレジャー・バディーズ 〜小さな5匹の大冒険〜
- ナース・ジャッキー2(神)
- ボルジア家 愛と欲望の教皇一族
- ミディアム6 霊能者アリソン・デュボア(ケリガン)
テレビ
- 上岡龍太郎にはダマされないぞ!
- モーニングEye(TBS、金曜日のコーナー「WEEKポイント」の前に放送される替え歌・1991年~1993年頃)
- デコボコーン!(関西テレビ、2012年)うさやん役
ラジオ
- キリセン金谷と大塚寧々の今夜もシャボン玉(1991 - 1992)
- 金谷ヒデユキのパックインミュージック21 (1992 - 1993)
CD
- 金谷ヒデユキ
- 満員御礼(1992)
- Do The Rollong(1996)
- 走り出せ若者よ(1997)
- 天国のスナフキン(1997)
- 地獄のスナフキン(1997)
- マホロバケイション(2000)
- 水のリズム/ゲノム(2004)
- HONEY BEE 羊でおやすみシリーズ 特別編 「モテるオヤジのときめきベッドルーム」
- 金谷ヒデユキ&邪道アコースティックファクトリー
- チャージ完了(2005)
- そして僕は歯を磨いている/面接の歌(ミュージカル「With You」合格曲/挿入歌)(2006)
- 原寸大(2008)
- 金谷ヒデユキ&邪道アコースティックファクトリー with 黒田崇矢
- 今度の水曜日/夜を行こうぜ/黒田崇矢という男(2007)
- ネットラジオ「黒田崇矢&大塚明夫のKnock Out Voice!!」エンディング曲/オープニング曲)
DVD
- 金谷ヒデユキ&邪道アコースティックファクトリー
- 出産(2008・町田cloveでのライブ)
- 詩吟JAF(2009・赤坂GRAFFITIでの、詩吟アーティスト・井口弘子とのコラボレーション・ライブ)
ビデオ
映画
WEBラジオ
- 勝平・金谷のディナーショー(2006年 - 2007年)
- 黒田崇矢&大塚明夫 Knock Out Voice!!(2007)後半より参加。
インターネットテレビ
その他
- ケーキーズ(松田 / シュークリーム松田)
- R-1ぐらんぷり2010 3回戦進出