矢野町
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矢野町(やのちょう)はかつて広島県安芸郡に存在した町である。
目次
概要
矢野町は1975年3月20日に安芸郡船越町とともに広島市に編入されて消滅した。また、隣接する安芸郡海田・熊野・坂各町と広島市の合併問題が進展していないため(このうち海田町とは2003年に調印まで行ったがその後反対意見が強まり、2004年8月22日実施の住民投票の結果白紙とされた)飛び地状態が現在も続いている。
沿革
地理
矢野町は、矢野川、宮下川の下流域(平野)に町の主要部と集落がある。
山
- 絵下山(標高593m)…地上デジタル放送の広島送信所がある山。かつては広島県内のUHF電波を用いた民間テレビ放送局(合併当時は広島ホームテレビのみ)の送信所があった。
- 明神山(標高500m)
- 発喜山(標高476m)
以上の3つの山は、矢野三山と呼ばれる。
川
名所・旧跡
祭事・催事
- 尾崎八幡神社秋季大祭(通称鬼まつり・10月10日)
産業
大字
- 合併を経験せず、単独村政→単独町政を続けた末に広島市に編入されたため編成されていない。
交通(1975年3月19日当時のデータ)
鉄道
道路
- 国道
- 主要地方道
- 一般県道
- 1972年3月に広島県道内海(うちのうみ)矢野線が主要地方道(広島県道矢野安浦線)に昇格してからはなくなった(1996年に広島県道276号矢野海田線が認定されるまでこの状況が続いた)。
教育(1975年3月19日当時のデータ)
- 小学校
- 矢野町立矢野小学校(現広島市立矢野小学校)
- 中学校
- 矢野町立矢野中学校(現広島市立矢野中学校)