府中鉄道部
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2011年12月11日 (日) 11:47時点におけるW0746203-1 (トーク)による版
府中鉄道部(ふちゅうてつどうぶ)は広島県府中市の府中駅構内にあった西日本旅客鉄道(JR西日本)の鉄道部の一つである。
概要
ローカル線の活性化と効率的な鉄道運営ができるように1991年4月1日から鉄道部制度を導入し、福塩線福山駅(構内のぞく) - 府中駅間を府中鉄道部が運営するように改められた[1]。
岡山支社が管轄していたが、のちにせとうち地域鉄道部に統合され廃止された。
所属車両の車体に記されていた略号
岡山支社の略号である「岡」と、府中の電報略号「フチ」から構成された「岡フチ」であった。
所属車両
前身は府中電車区で、府中鉄道部となった後もしばらく105系が配置されていたが、岡山電車区に転属し廃止時には車両配置がなくなっていた。
乗務員乗務線区
- 福塩線:福山駅 - 府中駅間
- 2003年の管轄移管までは、福塩線府中駅 - 塩町駅間と芸備線塩町駅 - 三次駅間も担当していた。
歴史
- 1991年(平成3年)4月1日:鉄道部制度開始に伴い、第2次鉄道部として発足[1]。
- 2003年(平成15年)3月23日:府中駅(構内のぞく) - 塩町駅(構内のぞく)間が、広島支社三次鉄道部に移管。
- 年月日不明:鉄道部制見直しに伴い、せとうち地域鉄道部に統合される形で廃止。乗務員基地部門は同鉄道部の糸崎乗務員センター府中派出に改組された。