尾関山駅
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尾関山駅(おぜきやまえき)は、広島県三次市三次町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)三江線の駅。
三江線は米子支社浜田鉄道部が管轄しているが、隣の駅かつ三江線の終着である三次駅の構内(同駅場内信号機内方)のみ広島支社三次鉄道部の管轄であるため、浜田鉄道部管内としては最後の駅となる。
駅構造
三次方面に向かって左側に単式1面1線のホームを持つ地上駅(停留所)。駅舎があるが、ホーム上に待合室等はない。 停車する列車のほとんどは1両編成だが、ホームはかなり長い。 ホームは島式1面2線に対応した形態になっているが、当駅は開業以来線1面1線と思われる。
前述のように浜田鉄道部が管理する無人駅。かつては駅舎内に窓口があり、きっぷを販売していたが現在は無人化されて窓口のあった場所は板が貼り付けられている。また、駅舎内からのトイレへの入り口も閉鎖されていて外からでないとトイレに入れない。
以前は駅前の商店で乗車券を販売する簡易委託駅であったが、2010年7月をもって廃止された。駅には自動券売機の設備もない。
駅周辺
駅周辺は、三次市(初代)発足前の旧双三郡三次町の中心部。初代三次駅(現在の西三次駅)および現在の三次駅は旧十日市町内に存在しており、当駅が旧三次町内にある唯一の駅である。
- 尾関山公園
- 広島地方検察庁三次支部
- 三次市立三次小学校
- 三次市立三次中学校
- 三次市歴史民俗資料館
- 三次商工会議所
- 三次西中町郵便局
歴史
- 1955年(昭和30年)3月31日 - 三江南線(当時)が三次駅 - 式敷駅間で開業した際に設置。
- 1975年(昭和50年)8月31日 - 当駅を含む江津駅 - 三次駅間が全通したため三江南線が三江線の一部となり、当駅もその所属となる。
- 1985年(昭和60年)2月1日 - 無人駅(簡易委託駅)化。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道の駅となる。
隣の駅
- 西日本旅客鉄道
- テンプレート:Color三江線