金川駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ファイル:Kanagawa kounai.jpg
金川駅構内の様子(2006年11月25日)
ファイル:Chutetsu Mitsu Comunity Bus.jpg
駅前で接続する御津コミュニティバス
ファイル:Tsuyama-line Kanagawa stn 2.jpg
岡山行き「ことぶき」が進入
金川駅(かながわえき)は、岡山県岡山市北区御津金川にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)津山線の駅である。
岡山市北区御津地区(旧御津郡御津町)の中心駅である。当駅発着の列車(岡山駅 - 金川駅間)が1往復存在する。これは2010年3月13日改正で、福渡駅折り返しだったものが区間短縮されたものである。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有し、列車交換が可能な地上駅。かつては開業時に建てられた木造の大きな駅舎があり、手入れも比較的良好であったが、岡山国体の開催を機に2005年(平成17年)2月コンクリート製のものに改築された。またその際に駅舎の位置が岡山方へ若干移動している。2006年(平成18年)2月に2番のりばのみプラットホームの屋根が完成した。男女別の水洗式便所がある。
反対側のホームに待合室がある。ホーム間は跨線橋で繋がっている。通常とは逆に駅舎寄りが2番線であり、跨線橋を渡るホームが1番線となっている。2番線を上下本線、1番線を上下副本線とした一線スルーとなっているため、列車交換時以外は、上下とも基本的に駅舎側の2番線に停車する。岡山方面からの折り返し列車は、当駅で後続の津山行きを待避するため、1番線での折り返しとなる。
岡山駅が管理し、ジェイアール西日本岡山メンテックが駅業務を受託する業務委託駅である。日中の一部時間帯のみ出札窓口が営業され、POS端末による発券を行っている。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1・2 | テンプレート:Color津山線 | 上り | 福渡・津山方面 | 1番のりばは行違い時のみ |
下り | 岡山方面 | 1番のりばは当駅始発のみ |
利用状況
1日の平均乗車人員は以下の通りである[1]。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
1999 | 888 |
2000 | 868 |
2001 | 879 |
2002 | 879 |
2003 | 896 |
2004 | 906 |
2005 | 945 |
2006 | 949 |
2007 | 973 |
2008 | 982 |
2009 | 963 |
2010 | 929 |
2011 | 911 |
駅周辺
駅前に商店街がある。離れたところにはスーパーもある。駅前にタクシーの待ち合いあり。また、御津コミュニティバスが連絡している(中鉄バスが岡山市北区役所御津支所から受託運行)。
- 宇甘溪
- 岡山市北区役所御津支所(旧・御津町役場)
- 北区北保健センター御津分館
- 岡山市消防局北消防署御津出張所
- 御津郵便局(日本郵政岡山支店御津集配センター)
- 中国銀行
- 朝日塾中等教育学校
- 岡山県立岡山御津高等学校
- 岡山市立御津中学校
- 岡山市立御津小学校
- 岡山市立金川病院
- 国道53号
- 岡山県道31号高梁御津線
- 岡山県道53号御津佐伯線
歴史
- 1898年(明治31年)12月21日 - 中国鉄道本線(現在の津山線)開業と同時に設置。
- 1944年(昭和19年)6月1日 - 中国鉄道の鉄道部門が国有化され、国有鉄道津山線の駅となる。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道の駅となる。
- 2005年(平成17年)2月 - 現在の駅舎に改築される。
隣の駅
- 西日本旅客鉄道
- テンプレート:Color津山線
- テンプレート:Color快速「ことぶき」
- テンプレート:Color普通
- 野々口駅 - 金川駅 - 建部駅
脚注
関連項目
外部リンク
テンプレート:津山線- ↑ 出典:岡山県統計年報