甲駅
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甲駅(かぶとえき)は、石川県鳳珠郡穴水町甲にあったのと鉄道能登線の駅である。2005年、能登線の廃線により廃駅となった。かつての急行停車駅。
廃止時点では無人駅であったが、タブレット閉塞時代は有人駅であった。ブロック積みのしっかりとした駅舎があり、また自動券売機の設置もあった。
構内の側線にオユ10形2565号が保存されていたが、廃駅を控えた2004年11月に能登中島駅に移された。
駅構造
駅周辺
- 甲郵便局
- 穴水町立兜小学校
歴史
- 1959年(昭和34年)6月15日 - 日本国有鉄道(国鉄)能登線の駅として開業。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道に承継される。
- 1988年(昭和63年)3月25日 - のと鉄道への転換により同社能登線の駅となる。
- 1995年(平成7年)11月15日 - 無人駅化[1]。
- 2004年(平成16年)11月17日 - 構内に保存されていた郵便車(オユ10形)が能登中島駅に移される。
- 2005年(平成17年)4月1日 - 能登線廃線に伴い廃駅。
隣の駅
脚注
- ↑ 寺田裕一『私鉄の廃線跡を歩くIII 北陸・上越・近畿編』、JTBパブリッシング、2008年、167頁。ISBN 978-4-533-07145-4