上石神井駅
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上石神井駅(かみしゃくじいえき)は、東京都練馬区上石神井一丁目にある、西武鉄道新宿線の駅。駅番号はSS13。
駅構造
改札内コンコースとホーム、改札外コンコースと南口・北口地上部とをそれぞれ連絡するエレベーターが設置されている[1]。また、南口地上部と改札外コンコースをそれぞれ連絡するエスカレーターも設置されている[1]。
トイレは改札内コンコース(ホーム行エレベーターへの通路部)にあり、「だれでもトイレ」(多機能トイレ)も設置されている[1]。
のりば
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1・2 | テンプレート:Color新宿線 | 下り | 所沢・本川越・拝島方面 |
3・4 | テンプレート:Color新宿線 | 上り | 高田馬場・西武新宿方面 |
- 下り本線が1番ホーム、上り本線が4番ホーム。2・3番ホームは1つの線路を共用しており、上下線共通の待避線(中線)となっている。よって、中線に入る列車は方向に応じて客扱いするホームが変わる。
- 夕方ラッシュ時間帯を除き当駅始発・終着列車が設定されているため、2・3番ホームは折り返しに使われる(2012年6月30日ダイヤ改正で昼間時の準急が廃止されたため、昼間時の当駅折り返し各停は消滅した。但し、列車に遅れが生じた際、田無止まりの列車が田無での折り返し時間が間に合わない場合、当駅で西武新宿方向に折り返すことがある。)。また、上石神井車両基地が併設されているため、当駅始発・終着列車の一部は同基地に回送される。
- 早朝には当駅始発の10両編成各停田無行や、各停本川越行が設定されているほか(以前は10両の各停拝島・西武遊園地行きの設定もあった)、平日の朝2本のみ当駅で増結する列車も設定されている。なお、高田馬場 - 当駅間の各駅のホーム有効長は、鷺ノ宮駅が10両編成分であるほかは8両編成分となっている。
- 新宿線乗務所上石神井支所が併設されているため、運転士・車掌は当駅で交代する場合がある。
利用状況
2011年度の一日平均乗降人員は42,287人で[2]、西武鉄道全92駅中21位であった[3]。近年の一日平均乗降人員・乗車人員の推移は下表の通り。
年度 | 一日平均 乗降人員 |
一日平均 乗車人員 |
---|---|---|
1990年 | 22,907[4] | |
1991年 | 23,219[5] | |
1992年 | 23,142[6] | |
1993年 | 22,729[7] | |
1994年 | 22,510[8] | |
1995年 | 22,669[9] | |
1996年 | 22,441[10] | |
1997年 | 22,340[11] | |
1998年 | 21,989[12] | |
1999年 | 21,913[13] | |
2000年 | 21,805[14] | |
2001年 | 43,828[15] | 21,951[16] |
2002年 | 43,404[17] | 21,677[18] |
2003年 | 43,727[17] | 21,833[19] |
2004年 | 43,355[17] | 21,627[20] |
2005年 | 43,294[17] | 21,625[21] |
2006年 | 43,386[17] | 21,652[22] |
2007年 | 43,987[2] | 22,000[23] |
2008年 | 44,668[2] | 22,351[24] |
2009年 | 44,329[2] | 22,184[25] |
2010年 | 43,382[2] | 21,723[26] |
2011年 | 42,287[2] |
駅周辺
テンプレート:See also 駅周辺は商店などが密集する。駅北側にはバスロータリー(バス操車場)がある。駅南側にも若干のスペースがあるが、非常に狭い。
駅周辺の道路は狭隘で、かつ路線バスも通っている関係で危険な箇所もある。そのため、練馬区では周辺道路の整備、再開発、駅付近の立体交差化を含めた構想を策定しているが[27]、近くに東京外環自動車道を通す計画があるため[28]、都市計画決定には至っていない。
- 練馬区役所 上石神井出張所
- 練馬区立上石神井児童館
- 練馬区立上石神井体育館
- 上石神井郵便局
- 上石神井車両基地
- 西武バス上石神井営業所
- 関東バス青梅街道営業所
- 西友 上石神井店
- いなげや 練馬上石神井南店
- 東京都立井草高等学校
- 早稲田大学高等学院・中学部
- 千川通り(東京都道439号椎名町上石神井線)
- 新青梅街道(東京都道245号杉並田無線)
- 三菱東京UFJ銀行 上石神井支店
バス路線
北口西武バス操車場内と南口駅前ロータリー奥にそれぞれ「上石神井駅」停留所があり、西武バスと関東バスにより運行される以下の路線が発着する。なお、のりば番号については関東バス公式サイト「関東バスナビ」で表示されている便宜上の番号であり[29]、実際は停留所に番号は表記されていない。特に記載が無い場合は西武バスの運行である。
北口
西武バス操車場内(2番のりば)
- 吉60:石神井公園駅北口経由 成増町行き
- 吉60-2:石神井公園駅北口経由 谷原三丁目行き ※土曜・休日のみ
- 吉60-3:石神井公園駅北口行き ※平日のみ
- 西03:大泉学園駅南口行き(西武バス・関東バスの共同運行)
- 泉35-1・深夜バス:大泉学園駅南口経由 長久保行き
- 泉36:大泉学園駅南口、長久保経由 成増駅南口行き
- 吉60-1・泉35-3:西武車庫前行き
- みどりバス関町ルート:武蔵関駅南口経由 関町福祉園行き / 練馬高野台駅経由 順天堂練馬病院行き
南口
携帯電話販売店前(1番のりば)
三菱東京UFJ銀行前(3番のりば)
歴史
- 1927年(昭和2年)4月16日 - 開業。
- 1960年代前半頃 - 島式ホーム1面2線を島式ホーム2面3線に変更[31]。
- 1965年(昭和40年)3月7日 - 橋上駅舎が完成する[31]。
- 1993年(平成5年)9月1日 - 自動改札機の使用を開始する。
- 1995年(平成7年)頃 - 南口にエスカレーターが設置される。
- 2004年(平成16年)3月 - エレベーターの設置、トイレの移設・改装など、駅舎内を改装する。
- 2012年(平成24年)3月2日 - 定期券発売窓口の営業を終了する[32]。
付記
- 1977年頃から、当駅以東の現行線の直下に急行線を増設して輸送力増強を図る計画を立てていたが、地下水脈などの難題も相次いで見つかり、当初の予算を大幅に上回ることや、景気低迷で輸送需要が予想以上に伸びなかったことなどの理由により、1995年に計画は白紙撤回された。詳細は「西武新宿線#複々線構想」を参照。
- かつて、多摩川線を武蔵境駅から当駅まで延伸する計画があった。詳細は「西武多摩川線#その他」を参照。
隣の駅
- 西武鉄道
- テンプレート:Color新宿線
- テンプレート:Color通勤急行(上りのみ運転)・テンプレート:Color急行
- テンプレート:Color準急(武蔵関方当駅から各駅に停車)
- 鷺ノ宮駅 (SS09) - 上石神井駅 (SS13) - 武蔵関駅 (SS14)
- テンプレート:Color各駅停車
- 上井草駅 (SS12) - 上石神井駅 (SS13) - 武蔵関駅 (SS14)
脚注
関連項目
外部リンク
テンプレート:Navbox- ↑ 1.0 1.1 1.2 上石神井駅 駅構内マップ - 西武鉄道
- ↑ 2.0 2.1 2.2 2.3 2.4 2.5 引用エラー: 無効な
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」という名前の引用句に対するテキストが指定されていません - ↑ テンプレート:PDFlink - 西武鉄道
- ↑ 東京都統計年鑑(平成2年)225ページ
- ↑ 東京都統計年鑑(平成3年)231ページ
- ↑ 東京都統計年鑑(平成4年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成5年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成6年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成7年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成8年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成9年)
- ↑ テンプレート:PDFlink
- ↑ テンプレート:PDFlink
- ↑ 東京都統計年鑑(平成12年)
- ↑ テンプレート:PDFlink - 西武鉄道
- ↑ 東京都統計年鑑(平成13年)
- ↑ 17.0 17.1 17.2 17.3 17.4 テンプレート:PDFlink - 西武鉄道
- ↑ 東京都統計年鑑(平成14年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成15年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成16年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成17年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成18年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成19年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成20年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成21年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成22年)
- ↑ テンプレート:PDFlink - 練馬区役所
- ↑ Tokyo Ring Step - 国土交通省 東京外かく環状国道事務所
- ↑ 「関東バスナビ」での表記例
- ↑ 西武バスのポールにも西03の時刻表は掲示されている。
- ↑ 31.0 31.1 『写真で見る西武鉄道100年』(ネコ・パブリッシング)96ページ
- ↑ テンプレート:PDFlink - 西武鉄道(2012年2月8日付、同年3月14日閲覧)