渡駅
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渡駅(わたりえき)は、熊本県球磨郡球磨村大字渡にある、九州旅客鉄道(JR九州)肥薩線の駅である。
駅構造
島式ホーム1面2線を有する地上駅。駅舎とホームは構内踏切で連絡している。木造駅舎が残っている。駅舎には商工会が入っているが、完全な無人駅であり、乗車券の販売はない。かつては木材の積み出し駅としてにぎわっていた。
駅周辺
周辺には民家が広がり人吉市内へと続いている。駅前には産交バスの渡駅前バス停がある。
- 球磨村立渡小学校
- 渡郵便局
- 球磨川下り急流コース発船場および清流コース到着場
- 国道219号 - 駅前を走っている。
歴史
- 1908年(明治41年)6月1日 - 帝国鉄道庁が開設。
- 1986年(昭和61年)11月1日 - 電子閉塞装置導入により無人化。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により九州旅客鉄道が継承。
隣の駅
普通列車のほかに特急「九州横断特急」・「くまがわ」も停車する。