畑中葉子
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畑中 葉子(はたなか ようこ、1959年4月21日 - )は、東京都八丈島出身の歌手、女優。日本大学櫻丘高等学校卒業。ビクターミュージックアーツ所属。
略歴
平尾昌晃歌謡スクールに通いレッスンを続け、平尾に見出される。1978年に平尾とのデュエット曲『カナダからの手紙』で歌手デビュー。この曲は大ヒットとなり、同年の第29回NHK紅白歌合戦に白組から出場。さらに、カナダへの日本人旅行者が急増したことにより、カナダ政府から表彰された。その後ソロ歌手に転向。1979年、畑中の元マネージャーで音楽ディレクターの壇雄二と事務所の反対を押し切って結婚するが、半年で離婚。これを機に清純派からの脱皮を狙い、にっかつロマンポルノの女優としてデビュー。話題性もあり初出演の『愛の白昼夢』、続く『後から前から』は、空前のヒットとなった。『もっと動いて』なども話題作とし名を残す。
現在はカラオケサークルを開設しており、講師として活動している(事務所再所属後は活動を休止)。
2011年4月からは、太田プロダクション所属のタレントとして芸能活動を再開していたが、2012年7月28日にフジテレビで放送された「ガチ桜」にて「ニュース時事能力検定2級を合格できなかったら事務所から解雇」という課題が課せられた。結果は不合格となり、その結果太田プロからは解雇(ただし、進行中の仕事を消化したのち契約解消)、事務所のプロフィールからも削除された。その後ニュース時事能力検定を再受検し再び不合格となったが、2012年12月5日より太田プロに再び所属することになった。その後2014年6月1日よりビクターミュージックアーツに移籍している。
音楽活動
シングルレコード
- 平尾昌晃・畑中葉子
- カナダからの手紙 / 揺れる二人(1978年1月10日)
- エーゲ海の旅 / 恋ごころ(1978年4月25日)
- サンフランシスコ行き / 赤いレインコート(1978年)
- ヨーロッパでさよなら / 東京ラブ・ストーリー(1978年)
- 畑中葉子
- ロミオ&ジュリエット'79 / 銀のイニシャル(1979年1月25日)
●結婚〜活動休止●
- 後から前から / 夢まくら(1980年8月21日)
- もっと動いて / テキーラ(1981年2月5日)
- モア・セクシー / 経験(1981年:プロモーション用非売品)
- ダスターシュート・ベイビー / 癖になりそう…(1981年10月)
- 丸の内ストーリー / 左手で愛して(1982年4月5日・セリフ:ビートたけし)
- 愛はMUSIC(フラッシュ・ダンス) / Solitude(1983年)
- 葉子&ナタリ
- 夢人同志 / 同カラオケ(1985年7月21日)
CD
- GOLDEN☆BEST (2007年9月21日)
出演
映画
- 愛の白昼夢(1980年9月6日、にっかつ)
- 後から前から(1980年12月26日、にっかつ)
- ダンプ渡り鳥(1981年4月29日、東映)
- モアセクシー・獣のようにもう一度(1981年8月7日、にっかつ)
- セクシーぷりん・癖になりそう(1981年12月25日、にっかつ)
- この子の七つのお祝いに(1982年10月9日、松竹)
- 徳川の女帝 大奥(1988年8月27日、にっかつ)
- 青いソラ白い雲(2012年3月31日、ヘキサゴン)
テレビドラマ
- プロハンター 第23話「旅芸人の唄」(1981年、日本テレビ / セントラル・アーツ)
- 火曜サスペンス劇場「父と子の炎」(1981年、日本テレビ / 松竹)
- 文吾捕物帳 第16話「乳房の別れ」(1982年、テレビ朝日 / 三船プロ)
- 女7人あつまれば(1982年、TBS)
- ザ・サスペンス「松本清張の共犯者」(1983年、TBS / 大映テレビ) - 竹岡美智子
- 西部警察 PART-III 第64話(1984年、テレビ朝日 / 石原プロ) - 中西ミキ
- 土曜ワイド劇場 (テレビ朝日)
- 「混浴露天風呂シリーズ 北海道十勝岳連続殺人」(1984年)
- 「未亡人殺し」(1986年)
- スーパーポリス 第12話「見てろ女ども! ダサい男の復讐」(1985年、TBS / 近藤照男プロ)
- 花王 愛の劇場「さよならママ」(1987年、TBS)
- ザ・刑事 第2話(1990年、テレビ朝日) - 美絵
- 月曜ミステリー劇場「早乙女千春の添乗報告書15・奥軽井沢湯けむりツアー殺人事件」(2004年、TBS) - 大森マキ子
写真集
- 「畑中葉子 幻視の牡丹」