青野敏行
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青野 敏行(あおの としゆき、1960年3月5日 - )は、日本のお笑いタレント、俳優、ナレーターである。
来歴・人物
愛媛県立今治南高等学校卒業。
師匠はチャンバラトリオ。
四角い顔で浪花節的な濁りの入った渋い声の持ち主で、時代劇俳優指向が強い。
物まねチャンピオン大会で戦ったのが、当時高校生だったとんねるずの木梨憲武。
声質を活かし、ナレーションも務めている(「出演番組」の項を参照)。
芸歴
俳優として東映ニューフェースでデビュー[1]。上京したが出戻り、漫才コンビを組んで大阪へ。チャンバラトリオの南方英二に弟子入りするが、あまりのキツさに一度は逃げ出し、故郷へ帰り調理師をしていたという。しかし再度修業に励み、1986年に漫才コンビ「ポテトフライ」を結成して多数の賞を得るが解散(相方の宇野ポテトは現在Vシネマのミナミの帝王シリーズで方言指導や脇役で活躍中)。1990年に解散後、1997年秋に新喜劇に入団。
ネタ
得意の時代劇口調を生かし、決め場になると悪代官など時代劇の口調でしゃべりだす。
- 物真似。(名前を聞かれた後)「大滝秀治です。やずや、やずや、山の神様がくれた水、南アルプスの天然…」(大滝秀治の真似をする)このあと安尾信乃助に真似される。
- 他にも三文字の言葉が出てくる時にも、大滝秀治の真似をする(例:伊豆や、伊豆や。バレた、バレた。毒や、毒や等)。
- 「桑田佳祐のバッタもんや!!」とすっちーから言われ、「物まねして」と言われると、物まねをするが、「全然似てないやん」と突っ込みを入れられる。
- 「お待たせいたしました。」と村西とおるが登場するものまねをよくしている。
- 羽織・袴姿で槍を振りかざし、俵星玄蕃を熱演(これは新喜劇のギャグとしてではなく、結婚式の余興や宴会芸として披露)。
持ちネタというわけではないが、非常にアドリブに弱く、共演者(主に辻本茂雄)が振ってくるアドリブにも狼狽えたり、戸惑ったりするだけで、その都度自身のアドリブの弱さをツッコまれたり、ネタにされる。
エピソード
「なるみ・岡村の過ぎるTV」(2013年11月10日放送)にて、1993年に行った結婚式でのメインメニューが焼きそばであったことがVTR付きで暴露された。
受賞歴
出演番組
現在の出演番組
過去の出演番組
- 「大奥」(フジテレビ)
- 「京都へおこしやす!」(毎日放送)
- 「よしもと麻雀倶楽部」(サンテレビ) - ナレーション
- 「トミーズのはらぺこ亭」(関西テレビ) - ナレーション
- 「おとなのえほん」(サンテレビ)
- 「LALAバイクパラダイス」(テレビ大阪) - レギュラー
- 「笑いの剣」(ABCテレビ)- ナレーション
- 「やさしい花」(NHK) - 里美充
- 「おはよう朝日です」(ABCテレビ)
- 「鈴子の恋」(東海テレビ) - 横山エンタツ 役
脚注
- ↑ 浅香あき恵ブログ「あき恵ちゃんのチョベリグ日記」:ニューフェース時代・調理師時代・ポテトフライ時代の写真が掲載
関連項目
外部リンク
- 青野敏行 公式プロフィール
- 青野が行く!(新ブログ)
- 青野がいく! (旧ブログ)
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