タウイタウイ州
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テンプレート:基礎情報 フィリピンの州 タウィタウィ州 (Province of Tawi-Tawi) は、フィリピン南西部のスールー諸島にある州で、イスラム教徒ミンダナオ自治地域に属している。タウィタウィ州は、もともとスールー州の一部であったが、分離してできた。面積は1,087.4km²、人口は450,346人(2007年)、州都はテンプレート:仮リンク(Panglima Sugala)=旧称バリンビング(Balimbing)である。
地理
スールー諸島の南側を占めていて、北東にはスールー州があり、南西にはカリマンタン島(ボルネオ島)で、マレーシア領のサバ州がある。カリマンタン島との間にen:Sibutu Islandを挟み、南にセレベス海、北にスールー海を臨む。
カガヤン・タウィタウィ島
スールー海上にタウィタウィ州本土とパラワン島との間には、有人の島カガヤン・タウィタウィ島(旧称カガヤン・スールー島)があり、この州に属している。島の中心集落はテンプレート:仮リンク(Mapun)=旧称カガヤン・デ・タウィタウィ(Cagayan de Tawi-Tawi)である。
衛生
タウィタウィ州は、パラワン州やスールー州などと共に、熱帯性マラリアの発生地域でもあり、感染に悩んでいる。