馬場裕之
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テンプレート:Infobox お笑い芸人 馬場 裕之(ばば ひろゆき、1979年3月22日 - )は、日本のお笑い芸人であり、お笑いトリオロバートでボケを担当。
人物
プロフィール
- 血液型A型。通称、「馬場ちゃん」。俳優・ナレーターの内藤武敏は遠戚。
- 門司北高校卒業。
- 1998年 ロバート結成。
- 秋山竜次とは幼稚園から高校までの同級生である。
- 特徴は緑色の髪の毛(2008年春まで)と両耳にあけているピアスである。髪は青緑色・赤色・紫色・金髪の時もあった。
- 本人はお笑いに全く興味がなく、先に上京した秋山に強引に吉本総合芸能学院(NSC)に入れられた。
- 中性的で笑顔が可愛らしいキャラクターが売りである。
- 初期には親指を立てるポーズで「馬場だぜ」と言う決め台詞があった。
- ロバートのネタでは台詞が一番少ない傾向がある。
- 本番中の舞台で寝たことがあるという。2006年単独ライブの準備会議は馬場だけが呼ばれず不参加だったが、本人もそのことに対し何の疑問も持たなかった。
- キングコングの西野亮廣は親友であり、同じマンションの上下階に住んでいる。
- 家族構成は、父、母、姉、妹。家族全員、目が細く頭や顔が大きいが、妹だけは例外で目が大きく可愛いという。妹と同じ部屋を使っている。その部屋ではガス禁止になっている。秋山曰く「正統派な感じ」山本曰く「ヒロスエ似」とのこと。(山本は妹に一目惚れした。)
- ラジオ番組で、普段はかなりエグイ下ネタを言っているということを秋山や山本に公表された。
- 山本と共に吉本制作のショートフィルム『走ラズニイラレナイ』に出演している。
- 『はねトび』の演出・プロデューサー近藤真広による評価は、「不協和音を奏でる名バイプレーヤー。人間の顔色をうかがわせたら天下一品。人間関係とかを表現するのがすごく上手で、ロバートのネタの微妙な部分には欠かせないキャラクター」(2003年発売「QuickJapan」より)。
- 「笑いの金メダル」で、一時期ホストをしていたことを告白した。本人曰く、「茨城県と栃木県の県境みたいなとこ」で働いていたと言い、当時の人気はNo.5だった。しかし、その店にはホストが7人しかいなかった。
- ロバートのメンバー内では山本と共に酒豪であり現役喫煙者でもある。
- 夕方の生放送番組『シブスタ S.B.S.T』(テレビ東京)で、トークの最中に放送終了の時間が近づきスタッフが「巻き(進行を早めてと言う意味)」の合図を出すが、合図の意味がわからず別な話題を始めてしまい、結局その日は毎回、番組の最後にやる掛け声が言えないまま放送が終わってしまった事がある。
- 秋山の母親の料理を食べたことがあるが、「クソまずい」と感想を述べた(いきなり!黄金伝説より)
- 料理が得意で、専門学校で講師をしていたことがある。
クイズプレゼンバラエティー Qさま!!
- レギュラー出演中の「クイズプレゼンバラエティー Qさま!!」(テレビ朝日系)では相当なチキン(弱虫)ぶりを見せていた。「10m高飛び込み」では初リタイヤ者であり、周囲からは「大口を叩くくせに何も出来ない」と言われる。同コーナーで2人目のリタイヤ者でもあるスピードワゴン小沢一敬とは、「チキンキャラ同士話が合う」と番組内で発言している。そのせいもあってか、同番組のチキンレースにロバートが参加する場合、ほとんどが秋山VS山本になり馬場は進行役となっている。なお小沢は、このコーナーで「2回挑戦して共にリタイア」という番組史上唯一の珍記録を残している。
- デカ盛りスゴロクで、大食い能力を開花させた。
- 「プレッシャーSTUDY」ではなかなかの物知りぶりを発揮するものの、地理には意外と弱いようである。九州(福岡県は番号が打たれていなかった)と四国の中でどこが何県かを当てる問題が出た際、馬場自身は福岡(つまり九州)出身であるが、その福岡の隣県のはずの熊本県を選択して「長崎県」「佐賀県」と解答したりするなど、地元である九州の県の位置関係すら把握できていなかった。そしてクイズ終了後に他の解答者から「九州出身なのに熊本を知らないってどういう事?」とブーイングを浴びた。
ポケモン☆サンデー
- レギュラー出演中の『ポケモン☆サンデー』で小学生とWi-Fiでポケモンバトルをしたとき、前半は余裕の表情だったが、相性が悪かったことが原因で逆転負けし、Lv.50のドダイトスを取られた。本人曰く「ドダイトスは寝る間も惜しんで育てた子供みたいなポケモン」だったそうで、「今日は泣いちゃうぞ」と言っていた。その後、対戦相手の少年に「勝ったらドダイトスを取り戻す」という条件で再戦を申し込み勝利するも、すっかり少年に懐いたドダイトスを見て条件を破棄、そのまま譲り渡した。しかしその後も、本当にドダイトスが好きらしく、新たに育て直していたことが「ポケモンバトルレボリューション」の体験中に発覚した。
- レギュラー陣のなかでもバトルは強い方。ポケモンについての基礎知識も一通り把握しているようである。
- 2007年4月15日放送分では「わらしべポケモン」という企画でテレビ東京や株式会社ポケモンを訪問し、ポケモン交換をした。最後にはGTSも使いこなし、見事パルキアを手に入れた。しかし、最終的には秋山のゲンガーに敗北してしまった。詳しくはポケモン☆サンデーを参照。
- 配布されたゴルゴのオクタンを使用し挑戦者の少年に挑まれたがバンギラスの「すなあらし」を起こす特性「すなおこし」とガブリアスの「みがわり」で「きあいのハチマキ」を封じられる戦法で敗れた。そしてオクタンは少年に交換されてしまった。
- 緑色が好きなことから、ドダイトスをはじめサーナイトやフライゴンなどの緑色のポケモンを好んで使用する。
- 2008年9月28日放送分のポケサンメンバーのポケモンバトルで準決勝でゴルゴ松本に圧勝し、決勝戦で中川翔子相手では「さいみんじゅつ」でねむらせる作戦(相手はねむり対策はしていなかった)で勝利し優勝した。
- 子供達には主にこの番組のイメージがあるのかテレビ東京の他のバラエティ番組でスタジオ見学の子供に馬場隊員と呼ばれた事がありその際その番組の司会をやっていた田村淳が「馬場ちゃんのこと?」と戸惑ったため山本と秋山がフォローを入れた。
はねるのトびら
- 2004年に主役のコント「馬場さん」で奇妙な喋り方のヤンキーを演じ人気となるなど、放送初期には一定の存在感を発揮しており、「スターだらけの大運動会」では、怖い物知らずで危険な競技をアトラクションのように楽しむキャラクターであった。
- 「ほぼ100円ショップ」ではレギュラー出演者6人の中で最も目立たず、特に2008年以降は品物選びを早く終わらせるよう他のメンバーに促されるなど非常に扱いが悪い。
- 2006年以降は上記2コーナー以外の出番がほとんどないため、番組全体では山本博・鈴木拓・伊藤さおりと同様に目立たない存在となってしまった。しかも山本や鈴木のようないじられキャラでもないため余計に"オイシくない"状況となっている。ついには「ほぼ100円ショップ」も降板となった。
- 上記のようなことがあるためか、最近では「ババデミー大賞」(世界おもしろ珍メダル バカデミービデオ大賞のパロディ)というソロコーナーをやっている。内容は、馬場が意味の無い体を張った挑戦をしたVTRを披露するものである。ちなみに、2011年2月9日放送のコラボスペシャルでこのVTRを強引に見せられる形で見た島田紳助は「勇気の足りない電撃ネットワークのようだ。」とコメントしていた。
- 2011年5月11日のスペシャルで、虻川の結婚式を仕事で休む予定だったが、仕事が急きょなくなり結婚式に行けることになった。しかし面倒くさがり秋山・山本を誘いとんこつラーメンを食べに行っていた事を暴露した。
過去に出演した番組・作品
映画
- 劇場版ポケットモンスター ディアルガVSパルキアVSダークライ(2007年 声の出演 山本博演じるトレーナー「カツミ」のドダイトス役)
- ドダイトスが大好きであり、この出演が決まった際はとても喜んでいた。秋山や山本からも「すげぇじゃん!」と言われ、「荷が重すぎるよ~」と責任感も持っていたようである。
- 劇場版ポケットモンスター アルセウス 超克の時空へ(2009年 声の出演 兵士D役)