南大分駅
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南大分駅(みなみおおいたえき)は、大分県大分市大字荏隈(えのくま)にある、九州旅客鉄道(JR九州)久大本線の駅である。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。互いのホームは構内踏切で連絡している。
駅舎にはギフトショップが併設されている。かつてはコンビニエンスストア「生活列車」を併設しており、「人が消えるコンビニ」としてテレビ番組「投稿!特ホウ王国」で紹介されたこともある。コンビニが閉店した後はその部分は空き地になっていたが、区画分けを行った後写真のようにシャディの店舗になっている。以前は大分市内でも珍しいホームから線路を横切って渡る構内通路があり、構内通路をふさぐ長い編成の列車が停車するときや、夜間などで駅員がいない場合は通路が閉鎖され、賀来駅側にあるスロープの通路を渡ることになっていた。2011年になりホーム東側(大分方面寄り)に遮断機付きの渡線路が設けられたため、終日これを介してホームと駅舎を行き来することになった。
JR九州鉄道営業が駅業務を行う業務委託駅。マルスは無いがPOS端末が設置されている。また、現金専用の自動券売機が設置されている。ICカードSUGOCAは出入場とチャージのみ対応。
利用状況
- 2011年度の1日平均乗車人員は498人(前年度比+22人)である。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
2000(平成12年) | 429 |
2001(平成13年) | 479 |
2002(平成14年) | 498 |
2003(平成15年) | 509 |
2004(平成16年) | 507 |
2005(平成17年) | 533 |
2006(平成18年) | 545 |
2007(平成19年) | 527 |
2008(平成20年) | 492 |
2009(平成21年) | 463 |
2010(平成22年) | 476 |
2011(平成23年) | 498 |
駅周辺
かつて、駅周辺は田んぼが広がっていた。現在では、駅の北には団地(城南団地)、南側には大石町などといった住宅地が広がっている。
- 大分市立南大分小学校
- 大分市立南大分中学校
- 大分市立城南小学校
- 大分市立荏隈小学校
- 大分市立城南中学校
- 福徳学院高等学校
- 国道442号
- 大分市情報学習センター(旧:大分市視聴覚センター)
- 大分荏隈郵便局
- 大分永興郵便局
歴史
- 1915年(大正4年)10月30日 - 大湯鉄道の永興駅(りょうごえき)として開業。
- 1916年(大正5年)11月15日 - 交換設備を増設して停車場化。
- 1922年(大正11年)12月1日 - 大湯鉄道の国有化により、鉄道省の駅となる。
- 1925年(大正14年)12月1日 - 南大分駅に改称。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、九州旅客鉄道が継承。
- 2008年(平成20年)3月15日 - ダイヤ改正により、臨時列車のTORO-Qが停車(以前は通過扱い)。
- 2009年(平成21年)11月29日 - 車輌老朽化によりTORO-Qが廃止。
- 2012年(平成24年)12月1日 - ICカードSUGOCAの利用を開始。
- JRKyushu Minamioita Station in 1996.jpg
かつては駅舎にコンビニエンスストア「生活列車」を併設していた
- Toro-Q KiHa 65 36 Minami-Oita 20080712.jpg
普通列車のほか、トロッコ列車も停車した