常磐公園
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
常磐公園(ときわこうえん)は、北海道旭川市常磐公園にある都市公園である。旭川市が管轄し、公益財団法人旭川市公園緑地協会が管理する。
目次
概要
- 面積:約16ha。
- 年間を通して花フェスタ、護国神社祭、道新花火大会、旭川冬まつりなどの行事が公園内および近隣で開催される。
- 日本の都市公園100選の一つに選定されている。
- また、旧旭川偕行社や旭橋、平和通買物公園などとともに、旭川八景の一つでもある。
- なお、当該公園の近傍に「常盤通」や「中常盤町」なる住所呼称があるが、本公園の表記は「常磐公園」であり、住所名と公園名の表記が異なっている。(「磐」と「盤」の違い)
公園内・付近
主な公共・文化施設
- 北海道立旭川美術館.JPG
北海道立旭川美術館
- 旭川市中央図書館.JPG
旭川市中央図書館
- 公会堂.JPG
旭川市公会堂
- Asahikawa River Fun Museum 1.JPG
川のおもしろ館
主な野外彫刻
- 岩村通俊像(作者:田村史郎)-北海道・旭川開拓の功労者の銅像
- 永山武四郎像(作者:北村西望)-北海道・旭川開拓の功労者の銅像
- 風雪の群像(作者:本郷新)
- 人間の森(作者:ザッキン)
- 雄弁(作者:ブールデル)
- 行列(作者:三木俊治)
- 地(作者:空充秋)
- 生きる(作者:空充秋)
- 傾くかたち '84(作者:山口牧生)-第14回中原悌二郎賞代替
- 風の塔 No.8(作者:大成浩)-第18回中原悌二郎賞
- Yuben.jpg
「雄弁」
主な石碑
- Hideo Oguma Shihi.jpg
小熊秀雄詩碑
- Dairiki Konno Shihi.jpg
今野大力詩碑
- Dairiki Konno Poem.jpg
今野大力詩碑
- 旭川開拓村記念碑(常磐公園).jpg
旭川開拓村記念碑
その他
- 上川神社頓宮
- 売店
- ボート
- リベライン旭川パーク
- 旭川市青少年科学館及び天文台は2005年(平成17年)に名称を「旭川市科学館 サイパル」に変え旭川市宮前通東(北彩都あさひかわシビックコア地区)に移転した。
- Kamikawa Jinja Tongu.jpg
上川神社頓宮
かつてあった施設
- 旭川市青少年科学館 - リニアモーターカーをはじめ、1980年代の展示物が多かった。一部の展示物は札幌市青少年科学館からの移設。2005年閉鎖。旭川市科学館「サイパル」に統合された。現在は放送大学北海道学習センターが移転・入居している。
- 旭川市天文台 - 小高い上の上にあり、4.5mのドームの中に、五藤光学製15cm屈折望遠鏡があった。1950年開設、2005年1月閉鎖。旭川市科学館「サイパル」に統合された。現在は碑が残っている。
- 旭川市総合体育館常磐分館 - 旧旭川市体育館。1979年に旭川市総合体育館がオープンした際に名称変更された。1993年頃に閉鎖され、跡地に現在の中央図書館が建てられた。
- 弓道場 - 北の端にあったが、神楽地区に移転。
- バレーコート。
- 野球場(冬期にはスケートリンクになった)。
- 迎賓館(上記の天文台と同様に、昭和25年夏に開かれた北海道開発大博覧会の施設の一つ。元は料亭『登喜和園』)- 千鳥ヶ池の西
- 茶室(北海道開発大博覧会の施設)- 旭川博物館に移築。
- 池中塔(ちちゅうとう)(これも北海道開発大博覧会のための施設)- 千鳥ヶ池の中にあり、橋で渡るようになっていた。
歴史
- 1910年(明治43年) - 開園。
- 1928年(昭和3年) - 山崎政五郎が御大典記念として第7師団長渡辺錠太郎の書による「常磐公園」名碑を師団通入口に設置した。
- 1935年(昭和10年) - グラウンド完成。
- 1938年(昭和13年) - 頓宮竣功。
- 1939年(昭和14年) - テニスコート完成。
- 1950年(昭和25年) - 天文台完成。
- 同年7月~8月 - 北海道開発大博覧会開催。
- 1989年(平成元年)7月 - 日本の都市公園100選に選定された。
- 1997年(平成9年) - 旭川八景に選定された。
交通
JR
バス
1977年頃池に居た生物
- 小さい池
- トンボ類 ルリボシヤンマ、シオカラトンボ、イトトンボ、※タカネトンボ?、ヤゴ
- コオイムシ
- ミズカマキリ
- アメンボ
- タニシ
- ヒル
- 大きい池(千鳥ヶ池)
- トンボ類
関連項目
外部リンク
- 公益財団法人旭川市公園緑地協会『あさひかわの公園』 ※「主な公園のご案内」→「常磐公園」
- 旭川八景(旭川市)