スヴァールバル条約
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スヴァールバル条約は、1920年に締結された、スヴァールバル諸島の取り扱いに関する多国間の条約。
内容は、スヴァールバル諸島をノルウェーの統治下におくとする他、ノルウェーの法律は全ては適用されず、また、全ての加盟国は等しくこの島で経済活動を行う権利を有するとされ、さらに、スヴァールバル諸島を非武装地帯とすることも定めている。
原加盟国はオーストラリア、カナダ、デンマーク、フランス、インド、イタリア、日本、オランダ、ニュージーランド、ノルウェー、南アフリカ、スウェーデン、イギリス、アメリカ。1924年にソ連(現ロシア)、1925年にドイツが加盟。現在の加盟国は40以上。
条約加盟国
日付は批准日
原加盟国
後続加盟国
国名の右の年号は加盟年
- ベルギー 1925年
- モナコ 1925年
- スイス 1925年
- 中国(当時:中華民国) 1925年
- ルーマニア 1925年
- フィンランド 1925年
- サウジアラビア 1925年
- エジプト 1925年
- ブルガリア 1925年
- ギリシャ 1925年
- スペイン 1925年
- ドイツ 1925年
- アフガニスタン 1925年
- ドミニカ共和国 1927年
- アルゼンチン 1927年
- ポルトガル 1927年
- ハンガリー 1927年
- ベネズエラ 1928年
- チリ 1928年
- オーストリア 1930年
- エストニア 1930年
- アルバニア 1930年
- ポーランド 1931年
- ロシア(当時:ソビエト連邦) 1935年
- アイスランド 1994年
- チェコ 2006年