秋田臨海鉄道
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テンプレート:Infobox 秋田臨海鉄道株式会社(あきたりんかいてつどう)は、秋田県秋田市の秋田港駅から臨海地区に伸びる貨物鉄道を運営する日本貨物鉄道(JR貨物)や秋田県、三菱マテリアルなどが出資する臨海鉄道会社である。
概要
土崎港にある奥羽本線貨物支線の終点秋田港駅から分かれる、秋田市勝平地区の北部、向浜地区にある向浜駅を結ぶ路線(通称・南線)と、飯島地区の秋田北港駅を結ぶ路線(同・北線)を有している。
かつては「臨海ツーリスト」という名称で旅行業も営んでいたが、1990年に地元旅行会社に譲渡して旅行業から撤退している。
歴史
- 1970年(昭和45年)4月21日 - 会社設立。
- 1971年(昭和46年)7月7日 - 秋田臨海鉄道線(北線・南線)が開業。
- 1982年(昭和57年)12月5日 - 国鉄秋田港駅における構内入換作業を受託。
- 2001年(平成13年) - JR貨物のコンテナ検修業務を受託。
路線
- 秋田臨海鉄道線
- 北線 秋田港 - 秋田北港 2.5km
- 南線 秋田港 - 向浜 5.4km
車両
受託業務
- JR貨物秋田港駅の構内入換作業
- かつては船川港駅における入換作業も受託していたが、同駅の廃止により終了した。
- 秋田地区におけるJR貨物のコンテナ検修業務
- 秋田地区におけるJR貨物のディーゼル機関車の給油・仕業検査業務
脚注
外部リンク
- ↑ 機関車諸元 - 秋田臨海鉄道、2014年4月12日閲覧
- ↑ 十勝鉄道株式会社から購入した機関車が到着しました。 - 秋田臨海鉄道、2014年3月25日