シャーロット・ホーネッツ
テンプレート:バスケットボールチーム シャーロット・ホーネッツ(Charlotte Hornets)は、アメリカ合衆国ノースカロライナ州シャーロット市に本拠を置く北米プロバスケットボール協会 (NBA) のチームである。イースタン・カンファレンス、サウスイースト・ディビジョン所属。2004年に創設された、NBAの中で最も新しいチームである。2014年まではチーム名はボブキャッツ(bobcatとは北米を代表する動物である山猫のこと)であった。2014年5月20日より現在のホーネッツに変更した。元々のチーム名は、1988年に設立され、2002年に本拠地移転に伴いチーム名をニューオーリンズ・ホーネッツに、2013年からニューオーリンズ・ペリカンズに改名したチームが使用していたものでもある。ホーネッツはスズメバチのこと。
目次
歴史
2002年からシャーロット・ホーネッツ(現在のニューオーリンズ・ペリカンズ)が、ニューオーリンズに本拠地を変更することが明らかになった後、NBAは2004年からシャーロットを本拠地とした新しいチームを発足させることを決定した。ボストン・セルティックスの元選手、ラリー・バードを筆頭としたグループの他にもいくつかのグループが参加を表明した。最終的にオーナーの億万長者ロバート・L・ジョンソン(Robert L. Johnson)率いるグループが権利を得た。ジョンソンは、アメリカのプロスポーツチームを単独所有する初めてのアフリカ系アメリカ人となった。
チーム名は一般公募で寄せられた約1250の案の中から「ボブキャッツ」「ドラゴンズ」「フライト」が最終候補に残り、ジョンソンがボブキャッツを選んだ。ボブキャッツ(ネコ科の動物のボブキャット)が同じシャーロットに本拠地を置くNFLのパンサーズのチーム名とネコ科で関連していること、オーナーの愛称がボブであることなどから決定した。
チームは、イースタン・カンファレンスのサウスイースト・ディビジョンに参入し、マイアミ・ヒート、オーランド・マジック、アトランタ・ホークス、そしてワシントン・ウィザーズと競い合うことになった。
ボブキャッツは2004年6月22日にエクスパンション・ドラフトを行い、元キングスのジェラルド・ウォーレスなどの若い選手を指名した。また、トレードを通じて2004年のドラフトで2番目の指名権を獲得し、エメカ・オカフォーを獲得している。
2004年11月4日にワシントン・ウィザーズと初めての公式戦を行い、103対96で敗れている。11月6日に対オーランド・マジック戦で111対100で初勝利を収めている。2004-05シーズンは、18勝64敗、2005-06シーズンでは26勝56敗に終わった。
2006年6月15日に地元ノースカロライナ州育ちのマイケル・ジョーダンがチームの共同オーナーに就任し、筆頭オーナーのロバート・L・ジョンソンに次ぐ保有権を握ることになった。プレーオフ進出を目指すボブキャッツは、2007年にはジェイソン・リチャードソンを獲得し、さらに2008年には名将ラリー・ブラウンをヘッドコーチに迎えた。
2010年3月17日にマイケル・ジョーダンがボブキャッツを買収し、筆頭オーナーとなった。取得額は2億7500万ドル(約250億円)で、元選手がNBAチームの筆頭オーナーを務めるのは初めてとなる[1]。チームはラリー・ブラウンのコーチングがチームに浸透し、リーグ最小失点のディフェンスを武器にチーム創設以来初の勝ち越し、プレーオフ進出を果たした。
2011-12シーズンは7勝59敗で終わり、1972-73シーズンに記録したフィラデルフィア・セブンティシクサーズの最低勝率を更新した。
2013年7月18日に、2014-15シーズンからシャーロット・ホーネッツに名称変更することがNBAより承認された。「ホーネッツ」の名称はシャーロット市民に長く親しまれた名称であり、ニューオーリンズ・ホーネッツがペリカンズに名称変更したことで「ホーネッツ」の名称が空いたため、変更が検討されていた。
2013-14シーズンは、43勝39敗を記録し、4年振りのプレーオフ進出を果たすも、1回戦でマイアミ・ヒートに4戦全敗を喫し、またしてもプレーオフ初勝利とはならなかった。
2014年5月20日、10年間使用してきたチーム名ボブキャッツからホーネッツに変更することを公式に発表した[2]。
シーズンごとの成績
テンプレート:NBA SBS |- |colspan="6" style="background-color: #テンプレート:BasketColor; color: #テンプレート:BasketColor;text-align: center;"|シャーロット・ボブキャッツ</span> |- |2004-05 || 18 || 64 || .220 || || |- |2005-06 || 26 || 56 || .317 || || |- |2006-07 || 33 || 49 || .402 || || |- |2007-08 || 32 || 50 || .390 || || |- |2008-09 || 35 || 47 || .427 || || |- |2009-10 || 44 || 38 || .537 || 1回戦敗退 || マジック 4, ボブキャッツ 0 |- |2010-11 || 34 || 48 || .415 || || |- |2011-12 || 7 || 59 || .106 || || |- |2012-13 || 21 || 61 || .256 || || |- |2013-14 || 43 || 39 || .524 || 1回戦敗退 || ヒート 4, ボブキャッツ 0 |- |colspan="6" style="background-color: #テンプレート:BasketColor; color: #テンプレート:BasketColor;text-align: center;"|シャーロット・ホーネッツ</span> |- |2014-15 || || || . || || |- !通算勝敗 || 293 || 511 || .364 || || |- !プレイオフ || 0 || 8 || .000 || ||
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主な選手
現役選手
年代別主要選手
太文字…殿堂入り選手 (C)…優勝時に在籍した選手 (M)…在籍時にMVPを獲得した選手 (50)…偉大な50人 テンプレート:Col-begin テンプレート:Col-2 2000年代 (プレイオフ進出:1回)
- ブレビン・ナイト (Brevin Knight) :2004-2007
- プリモ・ブレシェック (Primoz Brezec) :2004-2008
- エメカ・オカフォー ( Emeka Okafor) :2004-2009
- ジェラルド・ウォーレス (Gerald Wallace) :2004-2010
- レイモンド・フェルトン (Raymond Felton) :2005-2010
- ジェイソン・リチャードソン (Jason Richardson) :2007-2008
- ボリス・ディアウ (Boris Diaw) :2008-2011
- スティーブン・ジャクソン (Stephen Jackson) :2009-2011
- D・J・オーガスティン (D.J.Augustin) :2008-2012
- ジェラルド・ヘンダーソン (Gerald Henderson) :2009-
- タイソン・チャンドラー (Tyson Chandler) :2009-2010
テンプレート:Col-2 2010年代 (プレイオフ進出:1回)
- ケンバ・ウォーカー (Kemba Walker) :2011-
- ビスマック・ビヨンボ (Bismack Biyombo) :2011-
- ブレンダン・ヘイウッド (Brendan Haywood) :2012-
- アル・ジェファーソン (Al Jefferson) :2013-
- ゲイリー・ニール (Gary Neal) :2014-
- ルーク・リドナー (Luke Ridnour) :2014-
コーチ、その他
歴代ヘッドコーチ
- バーニー・ビッカースタッフ (Bernie Bickerstaff) (2004-05/2006-07)
- サム・ヴィンセント (Sam Vincent) (2007-08)
- ラリー・ブラウン (Larry Brown) (2008-09/2010-11)
- ポール・サイラス (Paul Silas) (2010-11/2011-12)
- マイク・ダンラップ (Mike Danlup) (2012-13)
栄誉
殿堂入り
- 2002 - ラリー・ブラウン (Larry Brown) ヘッドコーチ
永久欠番
- 13:ボビー・フィルス 1997-2000
チーム記録
脚注
外部リンク
テンプレート:シャーロット・ボブキャッツの歴代ヘッドコーチ テンプレート:サウスイースト・ディビジョン (NBA)
テンプレート:Link GA- ↑ Sandomir, Richard. N.B.A. Board Approves Jordan’s Purchase of the Bobcats. The New York Times. 2010年3月18日.
- ↑ Bobcats officially become Hornets in Charlotte NBA.com 2014年5月20日