中水野駅
テンプレート:駅情報 中水野駅(なかみずのえき)は、愛知県瀬戸市三沢町二丁目にある愛知環状鉄道・愛知環状鉄道線の駅である。駅番号は22。
瀬戸市の北西部にあたる水野連区にある駅である。愛知環状鉄道線の開業にあわせて、1988年(昭和63年)に開業した。
駅構造
高架駅であり、2面2線の相対式ホームを持つ。愛知環状鉄道線には単線区間・複線区間がどちらも存在するが、当駅を挟む瀬戸市駅から高蔵寺駅までは2004年(平成16年)に複線化が完了している。
上下線ではホームの有効長が異なり、西側にある高蔵寺方面のホームは10両編成の列車に対応するが、東側にある岡崎方面のホームは4両分までしか客扱いができない。このため、平日に中央本線から直通してくる瀬戸口行きの列車(6-8両編成)はホームに停車しない車両のドアカットを行う。
駅の改札口や出入口は、高架上のホームの下にある。有人駅であるが窓口は日中のみの営業であり、その他の時間帯は駅員が不在となる。設置されている駅務機器には、バリアフリー対応型の自動券売機がある。
歴史
- 1988年(昭和63年)1月31日 : 愛知環状鉄道の駅として、新豊田 - 高蔵寺間の開通にあわせて開業。ホームは相対式・2面2線で無人駅[1]。
- 1998年(平成10年)4月1日 : 駅員の配置を開始[1]。
- 2004年(平成16年)10月3日 : 瀬戸市 - 高蔵寺間の複線化に伴い、交換駅ではなくなる。
利用状況
瀬戸市の統計によると、当駅の一日平均乗車人員は、以下の通り推移している。
- 2002年度 876人
- 2003年度 881人
- 2004年度 973人
- 2005年度 1,201人(愛知万博開催年)
- 2006年度 1,128人
- 2007年度 1,193人
- 2008年度 1,259人
- 2009年度 1,292人
- 2010年度 1,360人
駅周辺
駅前にはロータリーや駐車場が整備されている。ロータリー内には中水野駅バス停があり、名鉄バスと瀬戸市コミュニティバスが発着する。
駅の周囲には住宅は少なく、田が広がっている。駅のすぐ北側は丘であり、愛知環状鉄道線はトンネルで通り抜けている。駅の南方も同様に丘陵地帯で愛知環状鉄道線のトンネルがあるが、こちらはみずの坂やゆりの台、ふじの台といった住宅地として開発されている。駅近くから住宅地へ向かう道路の沿道には、スギ薬局水野店、ホームプラザナフコ瀬戸みずの店、イオン瀬戸みずの店といった店舗が並んでいる。
駅周辺の主な道路は、当駅付近では愛知環状鉄道線と並走する国道155号と、駅の南側にある交差点で国道155号から分かれ東へ向かう愛知県道210号中水野品野線がある。国道155号沿いには瀬戸信用金庫水野支店、瀬戸水野郵便局や、名古屋法務局瀬戸出張所が入る瀬戸法務総合庁舎、水野病院があり、県道210号沿いには瀬戸市役所水野支所や瀬戸警察署水野交番がある。
学校は、駅の西方に愛知県立瀬戸北総合高等学校、東方に瀬戸市立水野小学校と瀬戸市立水野中学校がある。
- この地方で最古の寺院である感応寺がある。
- NHK瀬戸水野テレビ中継局
- 瀬戸市下水道資料館
- 瀬戸市学校給食センター
隣の駅
参考文献
関連項目