月影瞳
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月影 瞳(つきかげ ひとみ、1970年5月30日 - )は、女優。
長野県上田市出身。身長160cm。愛称は「とんみ」(自身の本名から)、「ぐん」(軍隊のようにテキパキした性格から)など。
目次
来歴
1990年、宝塚歌劇団入団。花組『ベルサイユのばら』で初舞台。同期に女優の純名里沙、風花舞、星奈優里、彩輝なお、樹里咲穂、現役では寿つかさ、鈴奈沙也、高翔みず希らがいる。
研1(入団1年目)の組回りで出演した星組公演『ジーザスディアマンテ』で役が付く。翌1991年、花組に配属。配属された最初の公演『春の風を君に』東京公演の新人公演で、玉鳳(本役華陽子)役に抜擢される。1992年『スパルタカス』で新人公演初ヒロイン。また同年『ドニエブルの赤い罌粟』でバウホール公演初ヒロイン。
以後、新人公演で7回のヒロインを経験。また1993年からは池田銀行のイメージガールを務め、歴代最長の8年7ヶ月の間務めた(トップ娘役経験者としては3人目となった)。
1994年、ロンドン公演出演メンバーに選抜され、同期の風花舞とともにダブルヒロインを務める。うち芝居の「扉のこちら」では安寿ミラの相手役だった。11月7日付で星組に組替え。
1997年、『誠の群像/魅惑II』で麻路さきの相手役として星組トップ娘役に就任。
直後に10月1日付けで雪組に組替え(星奈優里・花總まりとともにスライド異動)。轟悠の相手役として雪組トップ娘役となる。花組出身者のトップ娘役は1985年就任の神奈美帆以来、13年ぶりだった。
1998年、公文式のCMに出演。「やっててよかった公文式」と、将棋の羽生善治名人と共演した。
2002年2月11日『愛燃える/Rose Garden』東京宝塚劇場公演千秋楽を最後に退団(同月末に池田銀行イメージガールを退任。奇しくも、後任の陽月華もまたトップ娘役に就任し、退団に合わせて池田銀行のイメージガールを退いている)。約1年間の休養を経て2003年に女優活動を再開。
2009年5月30日(=自身の誕生日)、6歳年下の男性と結婚したことをブログで公表。
宝塚歌劇団時代の主な舞台
花組時代
- 1991年6 - 11月「ヴェネチアの紋章/ジャンクション24」新人公演/ラウドミア(本役:華陽子)
- 1992年1月、バウホール公演「ドニエブルの赤い罌粟」ヨアンナ *バウ初ヒロイン
- 1992年2 - 6月、「百扇花集/スパルタカス」ユーリシャス 新人公演/ルシア(本役:森奈みはる) *新公初ヒロイン
- 1992年4 - 5月、バウホール公演「けれど夢の中でめざめたときに」ヒトミ/イツカ *バウヒロイン
- 1992年8 - 12月、「心の旅路/ファンシータッチ」ブリジェット 新人公演/ポーラ(本役:森奈みはる) *新公ヒロイン
- 1993年2 - 6月、「メランコリック・ジゴロ/ラ・ノーバ!」アネット 新人公演/フェリシア(本役:森奈みはる) *新公ヒロイン
- 1993年8 - 12月、「ベイ・シティ・ブルース/イッツ・ア・ラブストーリー」パティ 新人公演/オリヴィア(本役:森奈みはる)*新公ヒロイン
- 1993年10月、バウホール・日本青年館他公演「アップル・ツリー」イヴ *バウヒロイン
- 1994年2月、中日劇場公演「ベイ・シティ・ブルース/イッツ・ア・ラブストーリー」パティ
- 1994年3 - 7月、「ブラック・ジャック 危険な賭け /火の鳥」
- 1994年7月、ロンドン公演「花扇抄/扉のこちら/ミリオン・ドリームズ」アナベル *ヒロイン
星組時代
- 1994年12月、東京宝塚劇場公演「カサノヴァ・夢のかたみ/ラ・カンタータ!」マリー王妃 新人公演:ジャンヌ(本役:白城あやか) *新公ヒロイン
- 1995年3 - 7月、「国境のない地図」ソフィ
- 1995年5 - 6月、バウホール公演「殉情」春琴 *バウヒロイン
- 1995年9 - 1996年3月、「剣と恋と虹と/ジュビレーション!」コンスタン
- 1995年12月、シアター・ドラマシティ公演「Action!」
- 1996年5 - 8月、「二人だけが悪/パッション・ブルー」ジョアン
- 1996年9月・1997年1月、バウホール・日本青年館公演「ドリアン・グレイの肖像」シビル/ヘティ *バウヒロイン
- 1996年11 - 1997年3月「エリザベート」ルドルフ(少年時代) 新人公演/エリザベート(本役:白城あやか) *新公ヒロイン
星組トップ娘役時代
- 1997年5 - 8月、「誠の群像/魅惑II―ネオエゴイスト―」お小夜 *トップ娘役披露公演
雪組トップ娘役時代
- 1997年12月 - 1998年4月「春櫻賦/LET'S JAZZ」小紫
- 1998年5 - 6月、全国ツアー「風と共に去りぬ」スカーレットII
- 1998年10 - 11月、バウホール・日本青年館公演「凍てついた明日」ボニー
- 1998年8 - 12月、「浅茅が宿/ラヴィール」宮木/眞女児(二役)
- 1999年4 - 8月、「再会/ノバ・ボサ・ノバ」サンドリーヌ(芝居)、エストレーラ(ショー)
- 1999年11月 - 2000年3月、「バッカスと呼ばれた男/華麗なる千拍子'99」アンヌ・ドートリッシュ
- 2000年6 - 10月、「デパートメント・ストア/凱旋門」ジョアン
- 2001年2 - 6月、「猛き黄金の国/パッサージュ」喜勢
- 2001年8月、博多座公演「凱旋門/パッサージュ」ジョアン
- 2001年11月「Over The Moon―月影瞳クロニクル―」グレ-ス *主演
- 2001年10月 - 2002年2月、「愛燃える/Rose Gaeden」西施
宝塚歌劇団退団後の主な活動
舞台
- 映像&一人芝居『ゼルダ』(2003年5月21日~25日、LAFORET MUSEUM原宿)
- 『桜絵巻狸源氏/ショー・イズ・オン』(2005年、梅田芸術劇場・中日劇場・新宿コマ劇場)
- 『偶然の音楽』(2005年、世田谷パブリックシアター)
- 『喜劇 大吉夢家族―恋はいつもサンバのリズムで―』(2005年12月2日~24日)
- 『やわらかい服を着て』(2006年、新国立劇場)
- 『あわれ彼女は娼婦』(2006年夏、Bunkamuraシアターコクーン・シアターBRAVA!)
- 『ブルックリン・ボーイ』(2006年、紀伊国屋サザンシアター、兵庫県立芸術文化センター)
- 『ひばり』(2007年、シアターコクーン)
- 『江利チエミ物語』(2007年、中野サンプラザホール他)
- 『ラ・マンチャの男』(2008年、帝国劇場)
- 音楽劇『ガラスの仮面』(2008年、彩の国さいたま芸術劇場大ホール他)
- 『黒部の太陽』(2008年、梅田芸術劇場)
テレビ
- 『またのお越しを』(TBS)
- 『ケータイ刑事 銭形舞』(BS-i)
- 『池田銀行』(CM)
- 『公文教育研究会』(CM)
- 『(株)スノーグラス』(CM)
写真集
- femme[fam] (2001年12月7日発売)ISBN 4-89485-073-7 *宝塚退団の記念写真集
外部リンク
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