左京山駅
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左京山駅(さきょうやまえき)は、愛知県名古屋市緑区左京山にある名鉄名古屋本線の駅である。
大高緑地公園の最寄り駅であるため、以前の駅名表示板には「(緑地公園前)」と記されていた。
原則として普通列車のみの停車であるが、平日朝に下りの準急が1本だけ停車する。
駅構造
相対式2面2線ホームの地上駅で、駅集中管理システムが適用された無人駅である(以前は有人駅だった)。鳴海駅付近高架工事の間は仮ホームにて営業していたが、ホームを嵩上げして復元された。改札口は仮ホーム化の直前に上下別で分離した(小さな駅舎を名古屋方面のホームに新設)。分離と同時に跨線橋が撤去され、改札内で上下ホーム間の移動ができなかったが、これも2008年3月に復元された(ただし2番線側の階段は以前と逆向きで、改札から遠くなった)。
ホームは6両分のため、8両の電車は後ろ2両ドアが開かない。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■名古屋本線 | 下り | 名古屋・岐阜・津島・犬山方面 |
2 | ■名古屋本線 | 上り | 豊明・東岡崎・豊橋方面 |
配線図
利用状況
名古屋市の統計によれば、一日平均乗車人員は、2008年度1,926人、2009年度1,880人である。日中普通しか停車しない駅の中では比較的乗車人員が多い。朝は鳴海高校の生徒で賑わう。
駅周辺
- 緑区役所
- 緑警察署
- 大高緑地
- 名古屋左京山郵便局
- 名古屋市立左京山中学校
- 愛知県立鳴海高等学校
利用可能なバス路線
歴史
- 1942年6月10日 - 開業。
- 1973年11月15日 - 駅名に「緑地公園前」の愛称を付加(現在は撤去)[1]。
- 2004年9月15日 - トランパス設置工事完了、駅集中管理システム導入(特殊勤務駅)。
- 2007年8月2日頃 - 終日無人化。
- 2011年(平成23年)2月11日 - ICカード乗車券「manaca」供用開始。
- 2012年(平成24年)2月29日 - 「トランパス」供用終了。