湯田川温泉
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テンプレート:日本の温泉地 湯田川温泉(ゆたがわおんせん)は、山形県鶴岡市(旧国出羽国、明治以降は羽前国)にある温泉。鶴岡の奥座敷とも呼ばれる。庄内平野の南西に起伏する丘陵の間にあり、三方を山に囲まれた静かな保養温泉で、付近に由豆佐売神社、長福寺、日本海を遠望する金峰山などがあり、冬はスキーもできる。
アクセス
泉質
温泉街
木造瓦屋根の旅館が多く存在し、鄙びた雰囲気を醸し出している。共同浴場は2軒存在する。うち一軒は、地元商店で料金を払った後に、商店の人に共同浴場の鍵の開錠を行ってもらわないと入浴できないようになっている。
歴史
開湯は和銅5年(712年)。平成24年で開湯1300年を迎える。山形県内で文献に残るものとしては2番目に古い温泉。温泉で傷を癒している白鷺を見て発見したとされる。白鷺にまつわる伝説がある温泉地は他にも下呂温泉、下田温泉などがある。江戸時代は庄内藩藩主の湯治場であった。種田山頭火が逗留したこともある。また鶴岡出身の藤沢周平とも関わりが深い。