南千里駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2014年5月19日 (月) 23:45時点におけるSuikotei (トーク)による版 (駅周辺)
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
移動先: 案内検索

テンプレート:駅情報

ファイル:Minamisenri stn.jpg
左手が駅舎 右奥の歩道は竹見台方面に直接通じる

南千里駅(みなみせんりえき)は、大阪府吹田市佐竹台にある、阪急電鉄千里線。駅番号はHK-93

駅構造

相対式ホーム2面2線を有する3階建ての高架駅分岐器絶対信号機を持たないため、停留所に分類される。改札口は2階にあり、北側1箇所のみ。

新千里山駅として開業した当時は、島式ホーム1面2線構造で、現行の下りホームを使用していた。上り線は敷設されていたが、ホームは設置されていなかった。ホーム下に改札と阪急オアシスなどの店舗があった。当時の様子は、吉永小百合主演の映画『青春のお通り』の最初の場面で見ることができる。

1967年昭和42年)3月に北千里駅まで延長され、上りホームが設置された。1970年(昭和45年)3月、改札を駅北側に移設し、阪急オアシスは駅北東の阪急百貨店千里寮の下に移転した。その後、駅下は旧改札跡、阪急オアシス跡が残っていたが、1976年(昭和51年)4月、駅下を改装しクリエテ阪急が入居した。

下りホーム東側にあった3号線は15m級車両4両分ほどの有効長しかなく、北千里延長後は使用されなくなったが、1980年代前半までは線路架線はそのまま残されていた。その後も旧駅舎とされる建物が旧3号線ホームの梅田側に残されている。元々は当駅から千里中央付近を経由し箕面線桜井駅方面へ向かう予定のため2面4線の駅として設計されており、駅出口付近には拡張が可能なように基礎などが残されている。

かつては駅の南側手前200m程の地点に当駅折り返し運転のための渡り線や、保線機器を留置するための側線があった。渡り線は1980年代前半に台風で北千里駅 - 山田駅間の路盤が崩壊して不通となった際に当駅での折り返し運転に使用された。渡り線・側線とも1980年代後半には撤去され,淡路方面行ホームが拡幅された。

のりば

(西側) テンプレート:Color千里線(上り) 山田北千里方面
(東側) テンプレート:Color千里線(下り) 大阪(梅田)淡路天下茶屋京都神戸宝塚方面

※旧3号線廃止以降、のりば番号は設定されていない。

利用状況

2011年(平成23年)度の1日平均の乗降客数20,300人である[1]

各年度の1日平均乗車・乗降人員数は下表のとおり。

年度 1日平均
乗降人員
1日平均
乗車人員
出典
1995年 24,922 12,350 [2]
1996年 25,358 12,327 [3]
1997年 25,712 12,385 [4]
1998年 24,550 11,710 [5]
1999年 - - [6]
2000年 24,481 12,015 [7]
2001年 23,047 11,213 [8]
2002年 22,162 10,665 [9]
2003年 21,552 10,453 [10]
2004年 20,592 9,608 [11]
2005年 21,307 10,283 [12]
2006年 20,079 9,626 [13]
2007年 20,536 9,859 [14]
2008年 20,153 9,698 [15]
2009年 19,837 9,333 [16]
2010年 20,570 9,710 [17]
2011年 20,300 9,505 [18]

駅周辺

桃山台・竹見台・津雲台・高野台・佐竹台の中心。千里ニュータウンの最初の駅として、近接して千里南地区センター・吹田市役所分室が整備された。

当駅改札から東西南の住宅地へはそのまま歩道橋でつながっており、歩車分離が図られている。

2011年現在、駅前の再開発が進行している。ガーデンモールの建設はその一部である。阪急百貨店千里寮は解体され、跡地にマンションが建設された。このマンションの低層部には銀行などの店舗が入居している。残された千里南センタービルの機能を駅西側に移転する計画があり、同ビルと千里市民センタービルは保存を望む意見もあったが、2012年度から2014年度に解体されることが決定し、跡地の西側(駅側)が公共広場、東側が将来に備えたリザーブゾーンとなる。

バス路線

阪急バス

  • 1番のりば
  • 2番のりば
    • 68番 千里中央 行(津雲台センター前・東町センター前経由)
  • 3番のりば
    • 61番 津雲台七丁目・千里営業所前 行(津雲台センター前・阪急山田経由)
    • 62番 佐竹台・高野台循環(津雲台センター前・南千里経由)
    • 65番 津雲台七丁目 行(津雲台センター前・津雲台二丁目経由)
    • 61・65番 津雲台センター前 行
  • 4番のりば
    • 68番・69番 佐竹台・高野台循環
  • 5番のりば
    • 2番 JR吹田 行(亥子谷・佐井寺北・上山手町・吹田市民病院・吹田市役所前経由)
    • 2番 JR吹田北口 行(亥子谷・佐井寺北・上山手町・吹田市民病院経由)
    • 3番 JR吹田 行(亥子谷・佐井寺北・吹田高校・吹高口・吹田市役所前経由)
    • 8番 五月が丘・亥子谷循環(五月が丘回り)
    • 9番 五月が丘・亥子谷循環(亥子谷回り)
    • 10番 JR吹田・吹田市役所前 行(亥子谷・七尾・JR岸辺南口経由)
    • 11番 JR岸辺北口 行(亥子谷・七尾経由)
  • 6番のりば
    • 2・3・5・8・9・10・11番 桃山台駅前 行

歴史

  • 1963年昭和38年)8月29日 - 千里山線の千里山駅 - 当駅間延伸と同時に、新千里山駅として開業。
  • 1967年(昭和42年)3月1日 - 北千里駅までの延長開業(同日に千里山線は千里線に改称)に伴い、南千里駅に改称。

隣の駅

阪急電鉄
テンプレート:Color千里線
千里山駅 (HK-92) - 南千里駅 (HK-93) - 山田駅 (HK-94)

脚注

テンプレート:脚注ヘルプ テンプレート:Reflist

関連項目

外部リンク


テンプレート:Navbox
  1. 大阪府統計年鑑(平成24年)
  2. テンプレート:PDFlink
  3. テンプレート:PDFlink
  4. テンプレート:PDFlink
  5. テンプレート:PDFlink
  6. テンプレート:PDFlink
  7. テンプレート:PDFlink
  8. テンプレート:PDFlink
  9. テンプレート:PDFlink
  10. テンプレート:PDFlink
  11. テンプレート:PDFlink
  12. テンプレート:PDFlink
  13. テンプレート:PDFlink
  14. テンプレート:PDFlink
  15. テンプレート:PDFlink
  16. テンプレート:PDFlink
  17. テンプレート:PDFlink
  18. テンプレート:PDFlink