プロダクション・アイジー
テンプレート:Infobox 株式会社プロダクション・アイジー(テンプレート:Lang-en-short)は、アニメーションを主体とした映像作品の企画・制作を主な事業内容とする日本の企業。IGポートの子会社である。日本動画協会正会員。
目次
概要
東京都武蔵野市に本社・スタジオ、東京都国分寺市内にスタジオ、東京都府中市に実写撮影スタジオ「Studio iG(旧FIX STUDIO)」ならびに3DCGスタジオ「IGFX」、さらに新潟県新潟市西区に作画スタジオを構える。
1987年(昭和62年)に「有限会社アイジータツノコ」を設立。1993年(平成5年)に「有限会社プロダクション・アイジー」に商号変更[1]。設立からしばらくはOVA(オリジナルビデオアニメ)、アニメ映画、ビデオゲーム用アニメなどを制作の中心にしてきたが押井守監督の劇場映画作品を制作し、ヒットさせた事で日本国内だけでなく海外での知名度も高まり企業としての規模も拡大した。1998年(平成10年)に増資して「株式会社プロダクション・アイジー」(旧)となる[1]。テレビシリーズは主に子会社のジーベックが制作し、プロダクション・アイジーはアニメ映画の制作を主としていたが、2001年(平成13年)よりテレビシリーズの元請制作にも進出。
2007年(平成19年)11月、持株会社体制への移行に伴い「株式会社IGポート」に商号を変更し、「株式会社プロダクション・アイジー」(新)を分割新設して主力事業を承継した[1]。 IGポートは持株会社として、プロダクション・アイジー、ジーベック、 マッグガーデン、ウィットスタジオを傘下とし、グループ企業全体の事業展開・経営管理・資産運用管理を行っている。
設立の経緯
テレビアニメ『赤い光弾ジリオン』を制作した「竜の子制作分室」に揃ったスタッフを分散させるのを惜しんで、制作プロデューサーとして同分室を率いた石川光久が、同じフロアを間借りしていた後藤隆幸率いる「鐘夢」(チャイム)を合併。京都アニメーションの援助を受けて、「有限会社アイジータツノコ」を1987年(昭和62年)12月15日に設立。出資者は、石川、後藤、八田英明(京都アニメーション代表取締役)、タツノコプロなどである。
伊吹眞(西堀ひろみ)、内田哲夫らが設立の中心スタッフである。アニメーターはフリーで参加する形となり、次いでフリーで「銀河帝国」(後に解散。一時期子会社であったビィートレインの代表取締役である真下耕一も所属)で制作を行っていた三本隆二と坂部久明、スタジオ・ムーのアニメーター黄瀬和哉らが追って参加した。
設立当初はシンエイ動画のテレビシリーズを始め、マッドハウスの『銀河英雄伝説』やスタジオディーンのOVA『機動警察パトレイバー』の制作協力を行っていた。しかし、下請け続きの仕事では管理費が取れないと思った石川は、シンエイ動画の下請けを持続させた形で元請制作に乗り出した。
その後は『赤い光弾ジリオン 歌姫夜曲』を皮切りに数多くの劇場映画やOVAを制作した。特に初期は貞光紳也、西久保瑞穂、黄瀬和哉らが先陣を切ってアイジー作品をサポートしていた。
社名の由来
"IG" という社名は、社長の石川と副社長の後藤のイニシャルから命名したものである。
I.Gタツノコ時代、タツノコの名前を入れたのは金融機関の理解を得るためと、分派したことによってタツノコプロと喧嘩したくなかったためだったとされる[2]。石川は「タツノコ」というネーミングにこだわりを感じており、今までお世話になったタツノコプロへの恩返しのつもりで入れたと語っている。タツノコの名前があったことは社会的な信用も得ることにも繋がった。
設立時にタツノコプロから資本金2割の出資を受けていたものの、当時苦境にあったタツノコプロは積極的にI.Gタツノコに仕事を回すだけの余裕がなかった。しかしながらその「タツノコ」と名のついた会社名であるためタツノコプロの関連会社と勘違いする人が増えてきた。そういった勘違いによる不快感が徐々にスタッフ(特に制作進行や制作デスク)に現れ出し、また業績が盛り返したタツノコプロ側からの要請もあり、社名から「タツノコ」の名を外す動きが始まる。石川は名前を変えることにショックを受けていたが、受諾し社名変更に至った。この社名変更と同時に、タツノコプロと京都アニメーションから受けていた資本金も返上している。
2010年(平成22年)、プロダクションI.Gがタツノコプロの株を取得し資本関係が復活。石川が同社非常勤取締役に就任した[3]。
制作部・制作課
制作部は10のスタジオ(第1-2は制作課、第3-10はプロデュース課)とシステム管理・開発課で構成されている(2011年時点)。
各スタジオは2007年から〇〇課(〇〇課スタジオ)と呼ばれている、これは『攻殻機動隊』における〇〇課にちなんだものである。また同年コスト管理体制の強化から制作部を2部体制に変更、内訳は制作1部(制作課・プロデュース3,4,10課・システム管理・開発課,6课閉鎖)、制作2部(プロデュース5,7,8,9課)となっている。
これまで担当スタジオは各作品のサイトやブログ等で語られる程度であったが、2011年の『ギルティクラウン』では6課が初めてスタジオ名を表記した。6課ではその後一部スタッフが独立しウィットスタジオを設立した。また8課はJe t'aimeにおいて社名クレジットの上に8を模したマークを掲げている。
沿革
設立 - 有限会社時代
- 1987年 竜の子制作分室として竜の子プロダクションから独立
- 1987年12月15日 東京都国分寺市に有限会社アイジータツノコを設立
- 1990年6月5日 株式会社イングを設立[4]
- 1991年5月 アニメーターを辞めるはずだった小村方宏治が石川の助言を受け、新潟県新潟市に帰郷し、「新潟スタジオ(アイジー新潟)」を設立
- 1993年9月 有限会社プロダクション・アイジーに社名変更
- 1995年5月 株式会社ジーベック設立
- 1995年10月 背景美術部門「小倉工房」設置[5]
- 1997年6月 ビィートレイン株式会社設立[6]
旧・IG社時代
- 1998年4月 株式会社プロダクション・アイジー(旧・IG社)に組織変更
- 2000年9月1日 イングを名目上の存続会社としてプロダクション・アイジーに吸収合併
- 2005年12月21日 JASDAQに上場
- 2006年2月フジテレビとFILM LLPを共同設立
- 2006年4月 トランスコスモスとamimoを共同設立
新・IG社 / IGポート社時代
- 2007年11月1日 商号を株式会社IGポートに変更し、持株会社化。同時に事業会社として新たにプロダクション・アイジーを分割設立
- 2007年12月1日 IGポート社がマッグガーデンを経営統合し、グループの傘下にする
- 2010年4月27日 東京都武蔵野市に本社移転、拠点の集約を図る
- 2010年6月2日 かつての出資者である竜の子プロダクションの発行済み株式11.2パーセント取得を発表
- 2010年8月20日 IGポート取締役にオー・エル・エム代表取締役の奥野敏聡が就任、また取締役の下地志直が退任
- 2012年6月 株式会社ウィットスタジオ設立
- 2012年10月『009 RE:CYBORG』製作委員会を特定子会社化(製作委員会への出資額がIGポート資本金の10パーセント以上に達したため)。
制作作品
テレビアニメ
1980年代
- 赤い光弾ジリオン(1987年) - タツノコプロ作品だが、事実上のデビュー作と言われる。
- エスパー魔美(制作元請:シンエイ動画、各話制作協力、1987年) - I.Gタツノコ時代。
- チンプイ(制作元請:シンエイ動画、各話制作協力、1989年) - I.Gタツノコ時代。
1990年代
- 21エモン(制作元請:シンエイ動画、各話制作協力、1991年) - I.Gタツノコ時代。
- クレヨンしんちゃん(制作元請:シンエイ動画、制作協力、1992年) - 放映当初は各話制作協力。
- ブルーシード(1994年) - 葦プロダクションとの共同制作。XEBEC設立の契機となる。
- 新世紀エヴァンゲリオン(制作元請:タツノコプロ・ガイナックス、各話制作協力、1995年)
- メダロット魂(制作元請:トランス・アーツ、アニメーション制作協力、2000年)
- スージーちゃんとマービー(制作元請:ジーベック、各話制作協力、1999年)
- 週刊ストーリーランド(制作元請:シンエイ動画、各話制作協力、1999年)
2000年代前半
- ラブひな(制作元請:ジーベック、各話制作協力、2000年)
- テイルズ オブ エターニア THE ANIMATION(制作元請:ジーベック、制作協力、2001年)
- 地球少女アルジュナ(制作元請:サテライト、各話制作協力、2001年)
- パラッパラッパー(制作元請:J.C.STAFF、制作協力、2001年)
- テニスの王子様(制作元請:トランス・アーツ、アニメーション制作協力、2001年)
- バンパイヤン・キッズ(2001年) - IG初のオリジナル子供向けアニメ。
- 攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX(2002年)
- あずまんが大王(制作元請:J.C.STAFF、各話制作協力、2002年)
- カレイドスター(制作元請:GONZO DIGIMATION、制作協力、2003年)
- 魁!!クロマティ高校(2003年)
- 攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG(2004年)
- 風人物語(2004年)
- お伽草子(2004年)
2000年代後半
- BLOOD+(2005年) - Production I.G初のTVアニメ4クール作品。
- IGPX(2005年)
- ARIAシリーズ(制作元請:ハルフィルムメーカー、デジタルワークス協力、2005年、2006年、2008年)
- 韋駄天翔(制作元請:トランス・アーツ、アニメーション制作協力、2005年)
- xxxHOLiC(2006年)
- シュヴァリエ 〜Le Chevalier D'Eon〜(2006年)
- 攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society(2006年)
- REIDEEN(2007年)
- 精霊の守り人(2007年)
- ウエルベールの物語 〜Sisters of Wellber〜(実制作はトランス・アーツ、2007年)
- 天才? Dr.ハマックス(制作元請:トランス・アーツ、制作協力、2007年)
- 神霊狩/GHOST HOUND(2007年)
- ウエルベールの物語 第二幕(実制作はトランス・アーツ、2008年)
- RD 潜脳調査室(2008年)
- xxxHOLiC◆継(2008年)
- 図書館戦争(2008年)
- ワールド・デストラクション 〜世界撲滅の六人〜(2008年)
- 無限の住人(制作元請:ビィートレイン、制作協力、2008年)
- 獣の奏者 エリン(トランス・アーツとの共同制作、2009年)
- WHITE ALBUM(制作元請:セブン・アークス、各話制作協力、2009年)
- 戦国BASARA(2009年)
- 東のエデン(2009年)
- 君に届け(2009年)
2010年代前半
- 書家(2010年)
- 戦う司書 The Book of Bantorra(制作元請:david production、各話制作協力、2010年)
- 戦国BASARA弐(2010年)
- 伝説の勇者の伝説(制作元請:ZEXCS、各話制作協力、2010年)
- あそびにいくヨ!(制作元請:AIC PLUS+、各話制作協力、2010年)
- 君に届け 2ND SEASON(2011年)
- よんでますよ、アザゼルさん。(2011年)
- もしドラ(2011年)
- 異国迷路のクロワーゼ The Animation(制作元請:サテライト、各話制作協力、担当:新潟スタジオ、2011年)
- うさぎドロップ(2011年)
- BLOOD-C(2011年)
- ギルティクラウン(2011年、担当:6課スタジオ)
- 未来日記(制作元請:アスリード、各話制作協力、2011年)
- 侵略!?イカ娘(制作元請:ディオメディア、各話制作協力、2011年)
- 輪廻のラグランジェ(制作元請:ジーベック、原作・制作協力、2012年)
- 新テニスの王子様(M.S.Cと共同制作、2012年)
- Another(制作元請:P.A.WORKS、各話制作協力、2012年)
- 黒子のバスケ(第1期)(2012年)
- シャイニング・ハーツ 〜幸せのパン〜(2012年)
- PSYCHO-PASS サイコパス(2012年)
- ROBOTICS;NOTES(2012年)
- よんでますよ、アザゼルさん。Z(2013年)
- 進撃の巨人(制作元請:WIT STUDIO、制作協力、2013年)
- 翠星のガルガンティア(2013年)
- げんしけん 二代目(2013年)
- ポケットモンスター THE ORIGIN(OLM・XEBECと共同制作、2013年)
- 黒子のバスケ(第2期)(2013年)
- ダイヤのA(MADHOUSEとの共同制作、2013年)
- ピカイア! (OLMと共同制作、2014年)
- ハイキュー!!(2014年)
- 攻殻機動隊入門あらいず(2014年)※劇場アニメ「攻殻機動隊 ARISE」のPRを兼ねた短編アニメ
- アオハライド(2014年)
- PSYCHO-PASS サイコパス 2(2014年)
OVA
1980年代
- 機動警察パトレイバー(制作元請:スタジオディーン、各話制作協力、1988年) - 奇数巻を担当。
- 赤い光弾ジリオン 歌姫夜曲(1988年) - 自社名義でのデビュー作。
- 銀河英雄伝説(制作元請:キティ・フィルム、各話制作協力、1988年-1989年)
1990年代
- 八神くんの家庭の事情(制作元請:キティ・フィルム、制作協力、1990年)
- 敵は海賊〜猫たちの饗宴〜(制作元請:キティ・フィルム、各話制作協力、1990年)
- しあわせのかたち(1990年)
- 電影少女 -VIDEO GIRL AI-(1992年)
- HUMANE SOCIETY 〜人類愛に満ちた社会〜(制作元請:アニメイトフィルム、制作協力、1992年)
- 流星機ガクセイバー(1993年)
- ふぁんたじあ(1993年)
- ぼくの地球を守って(1993年) - 「Production I.G」名義の第一号作。
- B.B.フィッシュ(1994年)
- 爆炎CAMPUSガードレス(1994年)
- 特務戦隊シャインズマン(1996年)
- ブルーシード2(1996年)
- パンツァードラグーン(1996年) - セガの同名ゲームを原作とする日本初のフルデジタルアニメ。
- BRONZE ZETSUAI since 1989(1996年)
2000年代
- フリクリ(2000年) - ガイナックスとの共同制作。
- 怪童丸(2001年) - 若手スタッフを中心に作られたオリジナル企画。
- グッドモーニング・コール(制作元請:トランス・アーツ、制作協力、2001年)
- 時空異邦人KYOKO ちょこらにおまかせ!(制作元請:トランス・アーツ、制作協力、2001年)
- HUNTER×HUNTER ORIGINAL VIDEO ANIMATION(制作元請:日本アニメーション、各話制作協力、2002年)
- テニスの王子様(制作元請:エム・エス・シー、制作協力、2006年)
- ツバサ TOKYO REVELATIONS(2007年)
- 東京マーブルチョコレート(2007年)
- バットマン ゴッサムナイト(2008年)
- ABUNAI SISTERS(2009年)
- ツバサ 春雷記(2009年)
- xxxHOLiC 春夢記(2009年)
- 少女ファイト(2009年)
- “文学少女”今日のおやつ 〜はつ恋〜(2009年)
2010年代
- Halo Legends エピソード5【Homecoming】 / エピソード6【Duel】(2010年) - オムニバス作品。IGは2エピソードを担当。
- よんでますよ、アザゼルさん。(2010年)
- xxxHOLiC・籠 〜XXXホリック・ロウ〜(2010年)
- “文学少女”メモワール(2010年)
- ひよ恋(2010年) - 夏ドキッ★りぼんっ子パーティー55上映作品。
- xxxHOLiC・籠 あだゆめ(2011年)
- テニスの王子様 OVA ANOTHER STORYII〜アノトキノボクラ(2011年)
- 輪廻のラグランジェ 鴨川デイズ(製作元請:ジーベック、原作・制作協力、2012年)
- マスエフェクト〜失われたパラゴン(2012年)
- Vassalord.(2013年)
Webアニメ
- アップルシードXIII(制作元請:ジーニーズアニメーションスタジオ、制作協力、2011年)
劇場アニメ
1980年代
- 機動警察パトレイバー the Movie(制作元請:スタジオディーン、制作協力、1989年) - 以後一貫して押井守作品の制作を担当。
1990年代
- 「エイジ」(1990年)
- アルスラーン戦記(制作元請:アニメイトフィルム、制作協力、1991年)
- 風の大陸(1992年)
- トーキング・ヘッド(1992年) - 押井守監督の実写作品。アニメパートを担当。
- 機動警察パトレイバー 2 the Movie(1993年)
- GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊(1995年)
- 新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生(1997年) - ガイナックスとの共同制作。
- 新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に(1997年) - ガイナックスとの共同制作。
- クレヨンしんちゃん 電撃!ブタのヒヅメ大作戦(制作元請:シンエイ動画、協力、1998年)
- 劇場版ポケットモンスター 幻のポケモン ルギア爆誕(制作元請:オー・エル・エム、仕上げ、1999年)
- アキハバラ電脳組 2011年の夏休み(1999年)
2000年代
- 人狼 JIN-ROH(2000年)
- BLOOD THE LAST VAMPIRE(2000年) - 押井塾で生まれたオリジナル作品。この作品でProduction I.Gが初めて原作権を得た。メディアミックス作品となっており、GAME版はやるドラシリーズ6作目にもあたる。
- サクラ大戦 活動写真(2001年)
- ミニパト(2002年)
- WXIII 機動警察パトレイバー(制作元請:トライアングルスタッフ→マッドハウス、制作協力、2002年)
- キル・ビル Vol.1(2003年) - アニメパート制作。
- イノセンス(2004年) - スタジオジブリがプロデュース。
- マインド・ゲーム(制作元請:STUDIO 4℃、動画、2004年)
- DEAD LEAVES(2004年)
- スチームボーイ(制作元請:サンライズ、制作協力、2004年)
- 劇場版 テニスの王子様 二人のサムライ The First Game(2005年)
- クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶブリブリ 3分ポッキリ大進撃(制作元請:シンエイ動画、原画、2005年)
- 劇場版ツバサ・クロニクル 鳥カゴの国の姫君(2005年)
- 劇場版xxxHOLiC 真夏ノ夜ノ夢(2005年)
- 立喰師列伝(2006年) - 実写とアニメを融合させるスーパーライヴメーションという手法で制作された作品。
- ゲド戦記(制作元請:スタジオジブリ、作画協力、2006年)
- スカイ・クロラ The Sky Crawlers(2008年)
- 宮本武蔵 -双剣に馳せる夢-(2009年)
- チョコレート・アンダーグラウンド(2009年)
- テイルズ オブ ヴェスペリア 〜The First Strike〜(2009年)
- ホッタラケの島 〜遥と魔法の鏡〜(2009年)
- 東のエデン 劇場版I The King of Eden(2009年)
2010年代
- 東のエデン 劇場版II Paradise Lost(2010年)
- 劇場版“文学少女”(2010年)
- ブレイク ブレイド(XEBECと共同制作、2010年)
- ルー=ガルー(トランス・アーツと共同制作、2010年)
- REDLINE(制作元請:マッドハウス、スペシャルサンクス、2010年)
- おまえ うまそうだな(制作元請:トムス・エンタテインメント、アニメーション協力、2010年)
- たんすわらし。(若手アニメーター育成プロジェクトの内の一作品。2011年)
- Xi AVANT(2011年)
- 劇場版 戦国BASARA -The Last Party-(2011年)
- 劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ ビクティニと黒き英雄 ゼクロム・白き英雄 レシラム(オー・エル・エム・XEBECと共同制作、2011年)
- 劇場版 テニスの王子様 英国式庭球城決戦!(エム・エス・シーと共同制作、2011年)
- わすれなぐも(若手アニメーター育成プロジェクトの内の一作品。2012年)
- ももへの手紙(2012年)
- 劇場版 BLOOD-C The Last Dark(2012年)
- 図書館戦争 革命のつばさ(2012年)
- アシュラ(制作元請:東映アニメーション、作画制作協力、2012年)
- 009 RE:CYBORG(2012年) - サンジゲンとの共同制作。
- かぐや姫の物語(制作元請:スタジオジブリ、作画協力、2013年)
- ジョバンニの島(2014年)
- 劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス(2014年)
- 百日紅(2015年)
ビデオゲーム
- テイルズ オブ デスティニー(1997年) - アニメーション。
- ゼノギアス(1998年) - アニメーション。
- サクラ大戦2 〜君、死にたもうことなかれ〜(1998年) - アニメーション。
- ダブルキャスト(1998年) - アニメーション。
- 季節を抱きしめて(1998年) - アニメーション。
- サンパギータ(1998年) - アニメーション。
- 雪割りの花(1998年) - アニメーション。
- テイルズ オブ ファンタジア(PS版)(1999年) - アニメーション。
- エースコンバット3 エレクトロスフィア(1999年) - 挿入部アニメパート制作と佐藤大のシナリオを採用。
- ワイルドアームズ セカンドイグニッション(1999年) - アニメーション。
- LOVE&DESTROY(1999年) - アニメーション。
- ヴァルキリープロファイル(1999年) - アニメーション。
- ポポロクロイス物語II(2000年) - アニメーション。
- スキャンダル(2000年) - アニメーション。
- テイルズ オブ エターニア(2000年) - アニメーション。
- BLOOD THE LAST VAMPIRE(2000年) - アニメーション。
- サクラ大戦3 〜巴里は燃えているか〜(2001年) - アニメーション。
- サモンナイト2(2001年) - アニメーション。
- サクラ大戦4 〜恋せよ乙女〜(2002年) - アニメーション。
- サーヴィランス 監視者(2002年) - ムービー担当。
- テイルズ オブ デスティニー2(2002年) - アニメーション。
- テイルズ オブ シンフォニア(2003年) - アニメーション。
- OVER THE MONOCHROME RAINBOW featuring SHOGO HAMADA(2003年) - アニメーション。
- テイルズ オブ リバース(2004年) - アニメーション。
- ラジアータ ストーリーズ(2005年) - CM。
- NAMCO x CAPCOM(2005年) - アニメーション。
- 実況パワフルプロ野球12(2005年) - 主題歌ムービー担当。
- テイルズ オブ レジェンディア(2005年) - アニメーション。
- テイルズ オブ ジ アビス(2005年) - アニメーション。
- ソニックライダーズ(2006年) - オープニングムービー。
- 聖剣伝説DS CHILDREN of MANA(2006年) - アニメーション。
- テイルズ オブ ザ テンペスト(2006年) - アニメーション。
- サモンナイト4(2006年) - アニメーション。
- テイルズ オブ デスティニー(PS2版)(2006年) - アニメーション。
- テイルズ オブ ザ ワールド レディアント マイソロジー(2006年) - アニメーション。
- テイルズ オブ イノセンス(2007年) - アニメーション。
- スターオーシャン1 First Departure(2007年) - アニメーション。
- スターオーシャン2 Second Evolution(2008年) - アニメーション。
- テイルズ オブ シンフォニア -ラタトスクの騎士-(2008年) - アニメーション。
- ワリオランドシェイク(2008年) - グラフィック&アニメーション。
- テイルズ オブ ヴェスペリア(2008年) - アニメーション。
- テイルズ オブ ハーツ(2008年) - アニメーション。
- テイルズ オブ ザ ワールド レディアント マイソロジー2(2009年) - アニメーション。
- 無限航路(2009年) - アニメーション。
- テイルズ オブ バーサス(2009年) - アニメーション。
- テイルズ オブ ヴェスペリア(PS3版)(2009年) - アニメーション。
- テイルズ オブ グレイセス(2009年) - アニメーション。
- テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョンX(2010年) - アニメーション。
- 戦場のヴァルキュリア3(2011年) - アニメーション。
- テイルズ オブ ザ ワールド レディアント マイソロジー3(2011年) - アニメーション。
- テイルズ オブ イノセンス R(2012年) - アニメーション。
その他
- ONE PIECE 倒せ!海賊ギャンザック(1998年) - ジャンプフェスタ・アニメツアー'98作品。
- なんちゃってバンパイヤン(湯浅政明監督によるバンパイヤン・キッズのパイロットフィルム)
- キリンレモン77 (CM)
- XX(エクスクロス)漫画版(製作協力)
- Peut-Etre Toi(フランスの歌手ミレーヌ・ファルメールのプロモーションビデオ)
- ケータイ捜査官7(オー・エル・エムとの共同制作、テレビドラマ、2008年)
- 特務機甲隊クチクラ(原作、2008年)
- スッキリ!! 占いコーナー"スッキリす"
- 沸騰都市 タイトル映像制作。また、本編最終回では2029年の東京をテーマとした短編アニメーションを製作。
- 水曜どうでしょうDVD全集(第13-17弾のCI映像アニメーション制作、2010-2012年)
- 君に届け(実写映画版、製作委員会参加、2010年)
- スカイラブ3 (パチスロ)(SNKプレイモア 2011年) - ゲーム中、ボーナス中などの演出全般映像を製作。
- My sweet ウマドンナ 〜僕は君のウマ〜(2011年)
- 新・光神話 パルテナの鏡(任天堂、2012年) - ニンテンドービデオ(ニンテンドー3DS)で配信の短編アニメーション。
- 東京ディズニーリゾート(TVCM制作、2012年)
- スカイラブ4 (パチスロ)(SNKプレイモア 2012年)
- NEXT A-CLASS(メルセデス・ベンツ Aクラスのプロモーションアニメ 2012年)
- プラチナデータ(映画)(2013年) - ディスプレイアニメーション。
- 今際の国のアリス(2013年 - サンデーCM劇場。
- 麦子さんと(2013年) - 実写映画の劇中アニメ「今ドキッ同級生」制作。
- The Last Druid: Garm Wars(The Nakamura Group Advantageとの共同制作、実写映画、2014年)
他多数。
関連企業
- かつての関連企業
関連人物
演出家
アニメーター
美術監督
色彩設計
3D CGI
脚本家
制作
脚注
参考文献
- ニュータイプ編集『軌跡―Production I.G 1988‐2002』(2002年、角川書店) ISBN 4-04-853517-X
- 日経BPムック『プロダクションI.Gマガジン』(2005年、日経BP社) ISBN 4-8222-1715-9
- キネ旬ムック『『千と千尋の神隠し』を読む40の目』(2001年、キネマ旬報社) ISBN 4-87376-574-9 - アニメ制作会社スタジオジブリの鈴木敏夫との対談。
- 梶山寿子『雑草魂―石川光久 アニメビジネスを変えた男』(2006年、日経BP) ISBN 4-8222-2064-8
- 『アニメージュ』(2004年1月号、徳間書店) - インタビュー「この人に話を聞きたい」。
外部リンク
- ↑ 1.0 1.1 1.2 テンプレート:Cite web
- ↑ 「軌跡 Production I.G 1988-2002」p.18 石川光久の発言。
- ↑ 株式会社竜の子プロダクションの株式取得に関するお知らせ IG Port ニュースリリース 2010年6月5日閲覧。
- ↑ 現・IGポートの母体会社。
- ↑ 2007年独立。
- ↑ 2004年に持分法適用会社から除外。