酒殿駅

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酒殿駅(さかどえき)は、福岡県糟屋郡粕屋町大字酒殿にある、九州旅客鉄道(JR九州)香椎線である。

1985年(昭和60年)まで当駅から勝田線志免駅への貨物支線が分岐していた。

駅構造

相対式ホーム2面2線を有する地上駅。日本家屋のような開業以来の駅舎があったが放火により焼失し、現在は西口のプレハブ小屋で駅業務を行っているが、無人の東口からの乗降も可能である。保線用の側線と木造の保線小屋がある。

JR九州鉄道営業が駅業務を行う業務委託駅で、マルスは無いがPOS端末が設置されている。SUGOCAの利用が可能であるが、カード販売は行わずチャージのみ取り扱いを行う。

のりば

1 テンプレート:Color香椎線(上り) 長者原香椎西戸崎方面
2 テンプレート:Color香椎線(下り) 宇美方面

利用状況

2011年度の1日平均乗降人員は1,000人である。

乗降人員推移[1]
年度 1日平均人数
2006年 300
2007年 700
2008年 800
2009年 900
2010年 900
2011年 1,000

駅周辺

ホームから南側を向くと旧国鉄志免炭鉱跡のボタ山を遠望することができる。粕屋町の南端部に立地しており町の中心部から離れていることに加え幹線道路から離れていることもあって、駅周辺は田畑が多く人家はまばらであったが、至近に大型商業施設が進出し状況が一変している。大規模商業施設のほかにも近年マンションや一戸建ての住宅が急激に増え、駅の利用客も数年で倍増し、一時は無人駅となっていたが、駅員が配置されるようになった。

歴史

隣の駅

九州旅客鉄道
香椎線
長者原駅 - 酒殿駅 - 須恵駅

脚注

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関連項目

外部リンク

テンプレート:香椎線
  1. 粕屋町 町勢要覧 JR各駅別利用状況
  2. 「運輸開始」『官報』1904年1月11日(国立国会図書館デジタル化資料)
  3. 「停車場閉鎖」『官報』1905年8月3日(国立国会図書館デジタル化資料)
  4. 「運輸開始並停車場新設」『官報』1909年8月5日(国立国会図書館デジタル化資料)