遠賀川駅

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テンプレート:出典の明記 テンプレート:駅情報 テンプレート:駅情報 遠賀川駅(おんががわえき)は、福岡県遠賀郡遠賀町遠賀川一丁目にある、九州旅客鉄道(JR九州)鹿児島本線である。

遠賀町唯一の駅であるだけでなく、鉄道路線の無い隣の芦屋町のうち町役場を含む遠賀川西岸地域の最寄駅でもある。

1961年(昭和36年)まで芦屋線が、1985年(昭和60年)まで室木線が分岐していた。

歴史

駅構造

単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線に、ホームのない待避線2線を合わせた計2面5線の設備を有する地上駅。のりばは単式ホームの1番、島式ホームの2番、3番からなる。2番線は下り貨物列車待避用、5番線は下り着発線・レールセンターの出入り用で、5番線とその外側にはレールセンターのヤードが広がる。互いのホームは跨線橋で連絡している。駅本屋は地面より高い所に存在するため、車椅子スロープが設置されている。

JR九州鉄道営業が管理する業務委託駅で、みどりの窓口が設置されている。駅舎内(改札外)にキヨスクが設置されていたが、2009年に廃止、撤去された。

のりば

1 テンプレート:Color鹿児島本線(上り) 折尾小倉門司港方面
2・3 テンプレート:Color鹿児島本線(下り) 赤間博多大牟田方面

駅周辺

路線バス

駅名の由来

開業時は遠賀郡島門村と浅木村の境目に駅が設けられ、それぞれが遠賀川の流域に築かれた村であった事から「遠賀川駅」と命名された。

「遠賀川」の「遠賀」は「」を示し、「日本書紀」や「万葉集」では「遠賀・岡(おか)の水門(芦屋湾に注がれる川)」としての記述があり、この「遠賀(おか)」が「おんが」と読まれ、今日の「遠賀川(おんががわ)」になったと言う。

しかし、この「遠賀川」は古い文献では「直方川」や「嘉麻川」と読まれていて「遠賀川」の記載は一切無いため、いつから「遠賀川」と読まれるようになったかは一切不明で、その名が定着したのは明治時代に遠賀郡が発足してからと言われる。

隣の駅

九州旅客鉄道
鹿児島本線
テンプレート:Color快速(下記以外の列車)
通過
テンプレート:Color快速(小倉 - 福間間各駅停車)・テンプレート:Color準快速・テンプレート:Color普通
水巻駅 - 遠賀川駅 - 海老津駅
  • 但し、航空自衛隊芦屋基地で航空祭が開催される日(例年9月下旬の日曜)のみ、快速列車の一部が臨時停車する。

かつて存在した路線

日本国有鉄道
室木線
遠賀川駅 - 古月駅
芦屋線
遠賀川駅 - 筑前芦屋駅


関連項目

外部リンク

テンプレート:鹿児島本線 (福岡地区) テンプレート:室木線