海老津駅

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ファイル:Ebitsu stn.jpg
駅舎遠景と駅前
(2006年(平成18年)10月6日)

海老津駅(えびつえき)は、福岡県遠賀郡岡垣町海老津駅前にある、九州旅客鉄道(JR九州)鹿児島本線である。

岡垣町唯一の駅である。日中に数本、福岡方面発海老津行が設定されている。

かつては全ての快速(初代)が停車していたが、特別快速との統廃合時に快速停車駅から外された。一時期は全ての快速が通過していたが、現在は朝8:30以前と、夕方18:30以降に当駅を通る快速が停車している。

駅構造

単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線の設備を有する築堤上の高架駅。待避線1線を有する。改札口は駅北側のホームから見ると階下にある。駅構内周辺の土地高低差が大きいため築堤型駅とされた。3番線の外側に貨物用の通過・待避線がある。

元々は現在地よりも福岡方面側に90メートル、ホームと同じ高さの所に駅舎があり、跨線橋でホームを結んでいたが、1988年の海老津駅の整備により駅舎自体がホームより低い所に掘り立てられ、ホームの地下を通るような形となり跨線橋は廃止された。また待避線については整備された後でもいくつか存在したが、後に廃止された。(現在では駐輪場の一部になるなどしている。)

直営駅で、みどりの窓口が設置されている。

のりば

1 テンプレート:Color鹿児島本線(上り) 折尾小倉門司港方面
2 テンプレート:Color鹿児島本線 (待避線)
3 テンプレート:Color鹿児島本線(下り) 赤間博多大牟田方面

駅周辺

バス路線

歴史

駅名の由来

開業時の地名(遠賀郡岡垣村字海老津)が由来。

「海老津」の「海老」は「曲がりくねった台地」、「津」は「」を意味し、この地が曲線系の台地に設けられた川港の町であった事を表している。

「岡垣町」の前身であった「岡垣村」は1907年に「岡県(おかがた)村」と「矢矧(やはぎ)村」が合併して出来た村だが、「矢矧村」は村の名前を残せなかったため、当時の遠賀郡長は「矢矧村」側の住民に配慮するためにあえて駅名を「岡垣」にはせずに「矢矧村」の中心地だった「海老津」を駅名にしたと言う。

利用状況

  • 2009年度の1日平均乗降人員は8,885人である。
乗降人員推移
年度 1日平均人数
2000 9,822[2]
2001 9,490[2]
2002 9,093[2]
2003 9,023[2]
2004 8,872[2]
2005 8,852[2]
2006 8,806[2]
2007 8,669[2]
2008 ?
2009 8,885

隣の駅

九州旅客鉄道
鹿児島本線
テンプレート:Color快速(下記以外の列車、ただし当駅を8:30 - 18:30の間に当駅を通る快速は通過)
折尾駅 - 海老津駅 - 赤間駅
テンプレート:Color準快速・テンプレート:Color普通
遠賀川駅 - 海老津駅 - 教育大前駅

関連項目

脚注

テンプレート:脚注ヘルプテンプレート:Reflist

外部リンク

テンプレート:鹿児島本線 (福岡地区)
  1. 戸切百合野区集会所に設置されている”奥海老津の碑”碑文より
  2. 2.0 2.1 2.2 2.3 2.4 2.5 2.6 2.7 テンプレート:PDFlink