美保関町

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

テンプレート:Infobox

美保関町(みほのせきちょう)は、島根県八束郡にあった2005年3月31日松江市鹿島町島根町宍道町八雲村玉湯町八束町新設合併して新しい松江市に成ったため、行政地域としては消滅したが、合併後も「島根県松江市美保関町」として地名は残された。

地理

顕著なリアス式海岸である島根半島の中央から東端にかけての地域。漁業と観光の町として知られ、釣りの名所でもある。

歴史

古くからの海上交通の要所、風待ちの港として栄えたまち。朝鮮半島等との環日本海交易の拠点であった美保関は、たたら製鉄による鉄の輸出港として繁栄し、足利時代には将軍の直轄領になる。江戸時代には北前船交易の要所としても繁栄し、多くの廻船問屋などが存在した。現在も多くの古墳が発見されている。

沿革

教育

中学校

小学校

以下の3校は合併後の2006年に松江市立美保関小学校に統合された。

  • 美保関町立美保関北小学校
  • 美保関町立美保関東小学校
  • 美保関町立千酌小学校

交通

路線バス

道路

船舶

伝統文化

事代主の神(ことしろぬしのかみ、通称恵比寿様)の総本宮である美保神社や、世界歴史的灯台百選に選出された美保関灯台、民謡、関の五本松節で知られる五本松公園(現在は4代目の松の幼木が植えられている)などを有する。

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

関連項目