隠岐汽船

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隠岐汽船株式会社(おききせん)は、島根県の海運会社。日本海にある隠岐諸島と本土の間にカーフェリーおよび高速船航路を運営している。本社は島根県隠岐郡隠岐の島町

主な港(営業所)

島後島(隠岐の島町)
中ノ島海士町
西ノ島西ノ島町
知夫里島知夫村
本土

航路

詳細は公式サイトなどを参照。

  • 七類港、境港より西郷港、菱浦港、別府港、来居港へ。
  • なお、七類港~西郷港~別府港のルートは国道485号の海上区間となっている。

船舶

運航中の船舶

テンプレート:Vertical images list 現在運航中の船はレインボージェットを除き、いずれも三菱重工業下関造船所で建造された。

旅客フェリー
  • フェリーしらしま(鬼太郎フェリー)
(平成7年3月就航)
総トン数 2,343.0トン 全長 99.50m  幅 16.00m
  • フェリーくにが(2代目)
(平成11年4月就航)
総トン数 2,375.00トン 全長 99.50m  幅 16.00m 
  • フェリーおき(2代目)
(平成16年4月就航)
総トン数 2,366.00トン 全長 99.50m  幅 16.00m
経営不振に陥った隠岐汽船の経営再生計画に基づき、隠岐郡の4町村で構成する隠岐広域連合が買い取り、2007年4月1日から隠岐汽船を指定管理者として無償で委託し運航している。
高速旅客船
  • レインボージェット
平成26年3月1日就航
総トン数173トン、全長 (翼アップ時)30.33m (翼ダウン時)27.36m、全幅 (型幅)8.53m (最大幅)9.14m、定員256人、全席禁煙
隠岐広域連合が老朽化したレインボー2に代わる高速旅客船として中古のジェットフォイル「トッピー5」を購入し、川崎重工業船舶海洋カンパニー神戸工場で改造された[1]。就航時から隠岐汽船を指定管理者として運航を委託している。

過去に運航していた船舶

ファイル:Rainbow okikisen.jpg
初代レインボー
旅客フェリー
  • くにが  (船名にフェリーが付かない)
  • フェリーおき(初代)
  • フェリーおきじ
  • フェリーくにが (初代)  
高速船
  • マリンスター
1993年4月のレインボー就航にともなって、香港の船会社に売却
超高速旅客船
  • レインボー(初代)
水中翼船(スーパーシャトル400)。三菱重工業下関造船所(山口県下関市)・高砂製作所(兵庫県高砂市)建造。
先代の高速船「マリンスター」に代わって就航した、隠岐汽船では初めてのウォータージェット推進の旅客船。
純国産の双頭浮上式ウォ-タージェット(2機)を搭載。ボーイング川崎重工業製の水中翼船(ジェットフォイル)のガスタービン駆動に対して、静音性と燃費で有利なディーゼルターボエンジン(1軸2機エンジン)駆動である。建造当時、ディーゼルエンジン搭載の同クラスの営業旅客船では世界最高速であった。2006年5月と6月に何らかの物体(の可能性が高いとされるが不明)と衝突した際に廃船も検討されたが、2ヶ月強の修理を行い復活。あわせてリフレッシュと延命工事も行われたようだが、隠岐汽船が経営危機に見舞われたことにより2006年12月15日の高速船秋冬ダイヤ運航終了と同時に休船状態に。2007年4月、日本国外(韓国)売却。
  • レインボー2
平成10年7月就航
総トン数304.00トン、全長33.43m、幅13.00m、全席禁煙
2013年11月30日に退役[2]

鬼太郎フェリー

境港をむすんでいる鬼太郎フェリーの絵 は、看板業を営む右腕がない今咲克己が描いた。その絵を見た水木しげるは、彼を「オラの弟子だ」と言ったテンプレート:出典無効[3]

関連項目

脚注

テンプレート:Reflist

外部リンク

テンプレート:Sister

  1. テンプレート:Cite news
  2. テンプレート:Cite news
  3. TBSテレビ中居正広の金曜日のスマたちへ」2010年9月24日放送より。