秩父山地

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外秩父山地からみた奥秩父山塊

秩父山地(ちちぶさんち)とは、関東山地の一部をなす山地。 広義では、関東山地から丹沢山地を除いた部分を指し、東は関東平野、南は相模川の上流をなす桂川からJR中央本線、西はJR小海線、北は碓氷峠を境界とする山地をいう。より狭くは、このうち埼玉群馬県境千曲川以北の地域を除いた山地を指す。 最高峰は、奥秩父山塊北奥千丈岳で、その標高は2,601m。狭義の秩父山地は、以下の3つの地域に分けられる。

東部:外秩父山地

外秩父山地とは、八王子構造線の西側から秩父盆地の東側の山々のことである。主にJR八高線の西側の山に小川盆地(小川町)を取り巻く山を含める。飯能市日高市毛呂山町越生町ときがわ町嵐山町(らんざんまち)の西側、小川町・東秩父村の盆地部を除く全域、寄居町の南側、秩父市皆野町長瀞町の東側が該当する。

また、西武鉄道飯能駅 - 西武秩父駅間周辺のハイキングコース沿いなどは「奥武蔵」の観光名称で親しまれている。(奥武蔵参照)

北部:上武山地

埼玉県と群馬県・長野県の境界に連なる。神流川流域。

西部~南部:奥秩父山地

奥秩父山塊」ともいう。

奥秩父山塊参照

関連項目


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