神奈川県立鶴見高等学校

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テンプレート:日本の高等学校 神奈川県立鶴見高等学校(かながわけんりつ つるみこうとうがっこう)は、神奈川県横浜市鶴見区にある県立全日制普通科高等学校。旧横浜東部学区に属する。

概要

鶴見の丘の上に建つことから、行事などでは鶴陵という言葉をよく使用する。生徒や地元民「県鶴(けんつる)」または「鶴高」と称する。1958年昭和33年)より文化祭と体育祭をあわせて鶴陵祭(かくりょうさい)と命名、校歌制定前に作成された応援歌は鶴陵健児の歌、同窓会報やPTA広報誌のタイトルは鶴陵である。

敷地の隣には神奈川県立三ツ池公園がある閑静な環境で、桜の季節は多数の花見客で賑わう。また、敷地内には縄文時代後期の小仙塚貝塚が存在し、1966年(昭和41年)の改築工事時に土器が出土し、敷地内の崖には貝塚が露出している部分もある(我が町横浜の歴史散歩)。

高台にあるにも関わらず旧横浜東部学区と川崎東南部を中心とした地元からの自転車通学者が半数以上を占める。

教育方針

人格の完成をめざし、平和的な国家及び社会の形成者として、真理と正義を愛し、個人の価値をたっとび、勤労と責任を重んじ自主的精神に充ちた心身ともに健全な国民の育成を期する。

学校行事

旧学区

学区撤廃以前は「横浜東部学区」(1981-2004年度/以下各校)に属していた。

沿革

  • 1941年
  • 1943年10月23日 - 鶴見区下末吉町130番地に移転。これにより、10月23日を開校記念日と定める。
  • 1948年4月1日 - 学制改革により神奈川県立鶴見高等学校と改称。
  • 1950年 - 男女共学を実施。校旗および校歌制定。小学区制(一校一区制)導入。
  • 1954年 - 横浜市立鶴見工業高等学校普通科の募集停止に伴い定員増。鶴見区全域が学区となる。
  • 1958年 - 文化部発表と体育大会を併せて鶴陵祭と名づけた。
  • 1959年 - 鶴陵祭文化祭、鶴陵祭体育大会という名称で鶴陵祭が始まる。
  • 1961年 - 本館鉄筋校舎落成。
  • 1962年 - プール完成。
  • 1963年 - 自転車置き場落成。中学区制が実施され、翠嵐川和の各校と共に横浜北部学区に属す。
  • 1964年 - 15 / 16回生卒業記念の噴水完成。オートバイ通学を禁止。東京オリンピック聖火リレーで第75区を担当。
  • 1968年 - 新館校舎竣工。
  • 1969年 - 神奈川県立港北高等学校が、本校内で開校。
  • 1970年 - 生徒会主催により映画鑑賞会を開催。第1回の上映映画はいちご白書。この後何回かの中断を経て芸術鑑賞会として学校行事となる。
  • 1971年 - 格技場竣工。
  • 1972年 - PTA広報誌刊行。
  • 1973年 - 服装の自由化を実施。
  • 1978年 - 校内にて第1回陸上競技大会が始まる。
  • 1981年 - 学区改編され、横浜東部学区に属す。
  • 1983年 - 陸上競技会を改め三ツ沢競技場にて第1回陸上記録会が始まる。神奈川県立三ツ池公園にて第1回マラソン大会が始まる。
  • 1987年 - 10年越しの生徒会規約大幅改正(三権分立)。
  • 1990年 - サッシ取替え工事完工(窓枠が鉄からアルミへ)。
  • 1991年 - 創立50周年記念式典挙行。
  • 1992年 - 合唱コンクールが始まる。
  • 1993年 - コンピュータの導入に伴い専用PCルームを設置。
  • 2005年 - 学区制が廃止される。

部活動

部活動が非常に盛んで、85%以上の生徒が部活動に所属している。

運動部

文化部


交通アクセス

  • 臨港バス 鶴05・鶴06・川50系統・川50系統にて「寺尾中学入口」バス停下車、徒歩5分
  • 臨港バス 鶴02系統・鶴03系統・鶴05系統にて「三ツ池口」バス停下車、徒歩12分
  • 臨港バス 鶴01系統にて「貯水池前」バス停下車、徒歩15分
  • 横浜市営バス 7・29系統にて「旭台」バス停下車、徒歩7分

著名な出身者

五十音順

学術・研究

政治・行政

経済・経営

文化・芸能

マスメディア

スポーツ

関連項目

外部リンク

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