浜玉町

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

日本 > 九州地方 > 佐賀県 > 東松浦郡 > 浜玉町


テンプレート:Infobox 浜玉町(はまたまちょう)は佐賀県東松浦郡に属していた

1956年9月30日浜崎町玉島村が合併して誕生した町である。発足当初の町名は浜崎玉島町であったが、1966年11月1日浜玉町に改名された。

2005年1月1日唐津市・東松浦郡厳木町相知町北波多村肥前町鎮西町呼子町と共に合併し、「唐津市」として新設されたため消滅した。合併後の住所表記にも浜玉町という名前は残っているが、読みが「はまたまちょう」から「はまたままち」に変更された。

概要

佐賀県の北部、東松浦郡の北東部にあり、東部は福岡県二丈町、西部は唐津市に接し、東経130度2分37秒、北緯33度26分52秒の位置にある。山間部に飛地(鳥巣地区)が存在したが、2005年の合併により解消された。

北部は玄海国定公園松浦潟に面し、北部より東部にかけて筑紫山地城山(じょうやま)(377m)、十坊山(とんぼやま)(535m)、南東部は椿山(760m)、南西部は白山火山脈の鏡山(283m)などの山に囲まれ、美しい自然に恵まれている。河川は玉島川横田川等が流れている。また、日本三大松原の一つである、「虹の松原」もある。

古くは末盧国の存在した地域で、谷口古墳や横田下古墳(ともに国の史跡に指定)をはじめ、無名の古墳も数多くある。また、玉島川で神功皇后を釣って武運を占ったという伝説や、鏡山に関する松浦佐用姫の伝説も残されている。中世には松浦党の一派の拠点があった。江戸時代対馬藩の飛地である浜崎以外は唐津藩となっており、虹の松原一揆の首謀者は町内平原地区の庄屋であった。

町制

  • 人口 10,605人(2004年9月1日)
  • 世帯数 3,105世帯(2004年9月1日)
  • 面積 52.13km²

隣接していた自治体

交通

鉄道

道路

名所・旧跡・観光

関連項目