河原町 (鳥取県)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
河原町（かわはらちょう）は、鳥取県八頭郡に存在した町。大国主の妻の一人である八上姫の出身地として知られていた。また、アユの町としても知られていた。
2004年11月1日に鳥取市に編入合併し、町域は鳥取市河原町となった。
地理
歴史
- 1889年（明治22年）10月1日 - 町村制施行に伴い、八上郡三保村、久長村が成立。
- 1893年（明治26年）12月1日 - 三保村、久長村が合併して河原村となる。
- 1896年（明治29年）3月29日 - 八上郡・八東郡・智頭郡が合併し、八頭郡発足。
- 1926年（大正15年）7月1日 - 河原村が町制施行し河原町となる。
- 1955年（昭和30年）3月28日 - 河原町・八上村・散岐村・国英村・西郷村が合併し、河原町が発足。
- 2004年（平成16年）11月1日 - 周辺町村とともに鳥取市に編入されて消滅。
教育
- 中学校
- 河原町立河原中学校（現・鳥取市立河原中学校）
- 小学校
- 河原町立河原第一小学校（現・鳥取市立河原第一小学校）
- 河原町立西郷小学校（現・鳥取市立西郷小学校）
- 河原町立散岐小学校（現・鳥取市立散岐小学校）
交通
鉄道
河原駅は郡家町（現・八頭町）の境界付近にあり、河原町内には位置していない。
道路
- 高速道路（2009年3月14日に開通）
- 一般国道
- 県道
- 道の駅
出身人物
- 下田光造（医学者、精神科医） - 鳥大・九大名誉教授。我が国の精神医学界に大きな足跡を残した。
- 下田勘次（政治家）
- 田中信義（実業家、政治家）
- 上原準三（弁護士、政治家） - 元米子市教育委員長
- 谷尾昂也（サッカー選手、ガイナーレ鳥取所属）
- 前田昭博（陶芸家、白磁作家）
