比布駅

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ファイル:Pippu eki.jpg
1977年の比布駅と周囲約750m範囲。上が名寄方面。国鉄型配線千鳥式ホーム2面3線とその外側に貨物用副線1本、駅舎横の旭川側に貨物積卸場と引込み線及びストックヤード。駅裏にもストックヤードがある。木材と石炭が野積みされている。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成

比布駅(ぴっぷえき)は北海道上川郡比布町西町2丁目にある北海道旅客鉄道(JR北海道)宗谷本線である。駅番号W34電報略号ヒフ

歴史

駅構造

  • 相対式2面2線の地上駅で、2番線(駅舎と反対側)は一線スルー構造となっている。一線スルー構造になる前は2面3線であった。
  • 無人駅。かつては駅舎を利用して喫茶店「ぺぺ」が営業していた。ホーム間の移動は跨線橋を使う。
  • 日本の駅で唯一、半濁音で始まる名前の駅である。
  • 1980年には製薬会社ピップ(当時の社名は藤本)の「ピップエレキバン」のCM撮影が行われ、観光客などで賑わった。

駅名の由来

アイヌ語のピプまたはピピから出たもので「沼の多いところ」あるいは「石の多いところ」の意といわれている。昔は湿地帯が多かったことや、石狩川の川床には石が多かったためピプ、ピピが転訛し音訳して名付けられたと考えられている。

駅周辺

比布町の中心駅。街の機能がそろう。

隣の駅

北海道旅客鉄道
宗谷本線
快速「なよろ
永山駅 (W31) - 比布駅 (W34) - 蘭留駅 (W36)(一部) - 塩狩駅 (W37)(一部) - 和寒駅 (W38)
普通
南比布駅 (W33) - 比布駅 (W34) - 北比布駅 (W35)
※一部列車は永山駅・蘭留駅まで停車しない。

参考資料

  • 王子製紙山林事業史 昭和51年発行

関連項目

外部リンク

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