南比布駅
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南比布駅(みなみぴっぷえき)は、北海道(上川総合振興局)上川郡比布町基線3号にある北海道旅客鉄道(JR北海道)宗谷本線の駅である。駅番号はW33。
一部の普通列車は通過し、1日に上下各6本のみの停車となっている。
歴史
- 1955年(昭和30年)12月2日 - 国有鉄道宗谷本線の南比布仮乗降場(局設定)として開業。旅客のみ取扱い。
- 1959年(昭和34年)11月1日 - 駅に昇格。南比布駅となる。旅客のみ取扱い。
- 時期不詳[注 1] - 簡易委託廃止、完全無人化。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR北海道に継承。
駅構造
単式ホーム1面1線を有する地上駅。ホームは線路の西側(稚内方面に向かって左手側)に存在する。分岐器を持たない棒線駅となっている[1]。
仮乗降場に出自を持つ開業時からの無人駅[2]で駅舎は無いが、ホーム南側の出入口附近に待合所を有する[1]。木造の待合所、木製デッキのホームで[3]、旭川寄りに階段を有し駅施設外に連絡している[1]。ホームの有効長は2両分である。便所は設置されていない。
簡易委託駅として乗車券の販売が行われていた時期もあった(1962年(昭和37年)6月発行の軟券の常備券が確認されている[4])。
駅のすぐ北側を国道40号線の跨線橋がオーバークロスしている[1]。跨線橋が出来る以前は国道との踏切があったが、跨線橋建設時に撤去され、この駅の前後に踏切は無くなった。このため線路東側からはかなり不便な状況である。
駅名の由来
テンプレート:節stub 当駅の所在する地(上川郡比布町)の「南」に位置することから付けられた。
利用状況
- 1992年度(平成4年度)の1日乗降客数は6人[1]。
駅周辺
上川盆地の広がる田園地帯の中にある[3]。ホームからは大雪山系の山々が望める[3]。稲作地帯で、田が広がり民家が数軒あるのみである。
隣の駅
脚注
注釈
出典
関連項目
外部リンク
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