北永山駅

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ファイル:永山新川5.JPG
永山新川(国道39号牛朱別大橋とJR宗谷本線橋梁)
ファイル:KitaNagayama eki.jpg
1977年の移転前の北永山駅と周囲約500m範囲。右上が名寄方面。現在の位置より600m名寄側の、当麻町との境界近く、石狩川橋梁へのカーブの手前にあった。旭川寄りの踏切横からホームを回りこむような小道を約100m程進んだ位置に待合室の白い屋根が見える。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成

北永山駅(きたながやまえき)は、北海道上川総合振興局旭川市永山町14丁目にある北海道旅客鉄道(JR北海道)宗谷本線である。駅番号W32電報略号キナ

歴史

  • 1947年(昭和22年)12月 - 日本国有鉄道宗谷本線の永山駅 - 比布駅間に北永山仮乗降場設定)として新設開業(日付不詳)。
  • 1959年(昭和34年)11月1日 - 駅に昇格。北永山駅となる。旅客のみ取扱い。
  • 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR北海道に継承。
  • 1990年(平成2年)4月7日 - 駅移転(改キロ。永山-(2.7)-当駅-(2.7)-南比布→永山-(2.1)-当駅-(3.3)-南比布へ変更)。

駅構造

単式ホーム1面1線を有する地上駅。ホームは線路の東南側(稚内方面に向かって右手側)に存在する。分岐器を持たない棒線駅となっている[1]

仮乗降場に出自を持つ開業時からの無人駅[2]で駅舎は無いが、ホーム中央部分に待合所を有する[1]。木製デッキのホームで[3]、稚内方に階段を有し駅施設外に連絡している[1]。移設された関係で施設は比較的新しい[4]。ホームの有効長は3両分で、南向きの壁に太陽電池が設置してあり夜間の電灯の電源に使用している。トイレは無い[3]

移転前の駅も、現在と同じくホームは線路の東南側(稚内方面に向かって右手側)で、待合所のみを有していた[4]

駅名の由来

当駅の所在する地(旭川市永山町)の北部に位置することから「北」を冠する[5]

利用状況

  • 1992年度(平成4年度)の1日乗降客数は242人[1]

駅周辺

永山市街を出て、上川盆地の広がる田園地帯の中にある[3]当麻町との町境に近い[3]。ホームからは大雪山系の山々が望める[3]。駅付近に所在する高校生徒の利用が多い。

隣の駅

北海道旅客鉄道
宗谷本線
永山駅 (W31) - 北永山駅 (W32) - 南比布駅 (W33)

脚注

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関連項目

外部リンク

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  1. 1.0 1.1 1.2 1.3 書籍『JR・私鉄全線各駅停車1 北海道630駅』(小学館1993年6月発行)142ページより。
  2. 書籍『無人駅探訪』(監修:西崎さいき、文芸社2011年6月発行)148ページより。
  3. 3.0 3.1 3.2 3.3 3.4 書籍『北海道鉄道駅大図鑑』(著:本久公洋、北海道新聞社2008年8月発行)198ページより。
  4. 4.0 4.1 書籍『国鉄全線各駅停車1 北海道690駅』(小学館1983年7月発行)141ページより。 引用エラー: 無効な <ref> タグ; name "bunken1983"が異なる内容で複数回定義されています
  5. 書籍『北海道の駅878ものがたり 駅名のルーツ探究』(監修:太田幸夫、富士コンテム、(2004年2月発行))119ページより。