桂塩鯛 (4代目)

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4代目桂 塩鯛(かつら しおだい、1955年2月9日 - )は落語家京都府京都市生まれ。本名は山下 眞史(やました ただし)。所属事務所米朝事務所上方落語協会会員。2代目桂ざこば一門の筆頭弟子である。前名は桂都丸(かつら とまる)。京都出身である事と、ざこばの当時の名である朝丸からと名付けられた。出囃子は「鯛や鯛」(都丸時代は「猫じゃ猫じゃ」)。既婚。茨木市在住。

来歴・人物

朱雀第七小学校、朱雀中学校(陸上部)、京都市立堀川高等学校卒業。立命館大学経営学部中退。1977年1月3日桂朝丸(現在の2代目桂ざこば)に入門。

当初は米朝に入門を申し出ているが、住み込み修行中の弟子が多いため断られ、その後、2代目桂枝雀にも申し出たものの、米朝同様弟子がいたため断られている。

そして、KBSラジオでパーソナリティーをしていた「桂朝丸のモーニングサークル」の放送終了後に出待ちをし弟子入り志願したが、朝丸が29歳という若さだったため一旦弟子入りを断られた。しかし「それでも噺家になりたいなら米朝に相談したる」と言われ、2人で大師匠の3代目桂米朝のいる楽屋に行き相談の末に「朝丸の弟子やけど稽古はワシが付ける」という条件で弟子となった。朝丸(ざこば)は後に塩鯛襲名の口上の中で「当時米朝は弟子を持つことで朝丸の成長も期待していた。」と述べている。

朝丸は初めての弟子ということもあり要領がわからず、最初は朝丸宅近くにアパートを借り通い弟子となった。大阪府茨木市唯敬寺「雀の会」において、『宿屋町』で初舞台を踏んだ。

1980年には仮面ライダー スカイライダーMBS制作・TBS) で「がんがんじい」こと「矢田勘次」役で後半の34話から出演し、全国の子供らに人気を博す。朝のホットライン (TBS系)にリポーターとしても出演し、全国に名が知られた。1998年より大阪成蹊大学国文学科で非常勤講師も務める。2007年6月石垣島ではじめて独演会(落語会)を開催した。

2010年8月6日に4代目「桂塩鯛」を襲名した[1][2]

熱烈な岡村孝子ファン、近鉄ファン。元は巨人ファンだったが、巨人は子供が応援する球団であることを悟り、近鉄ファンになる。既婚で、子供が2人、孫が2人いる。13kgほど痩せて75.1kg(2014年1月時点)。

得意ネタ

主な受賞歴

出演番組

テレビ

ラジオ

CD

  • 桂都丸の落語を聞く会 ( - 5集、自費制作盤)

編書

弟子

脚注

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出典

関連項目

外部リンク

  1. テンプレート:Cite web
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