東諸県郡

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東諸県郡（ひがしもろかたぐん）は、宮崎県の郡。

以下の2町を含む。

• 綾町（あやちょう）
• 国富町（くにとみちょう）

方言

現在の東諸県地域の大部分は薩摩藩領であったが、宮崎弁が話されている。これは、倉岡郷・高岡郷・穆佐郷・綾郷は「関外四郷」と呼ばれ、去川関所の外側であった事から他の地域との交流が容易であったためである。また、国富町の木脇地区は高鍋藩領、本庄地区は天領、八代地区は高岡郷に属していた。

沿革

• 1884年 - 北諸県郡より分立。
• 1889年5月1日 - 町村制施行に伴い、東諸県郡に倉岡村・本庄村・八代村・木脇村・綾村・高岡村・穆佐村の7村が成立する。（7村）
• 1919年3月1日 - 本庄村が町制施行し本庄町となる。（1町6村）
• 1920年4月1日 - 高岡村が町制施行し高岡町となる。（2町5村）
• 1932年10月1日 - 綾村が町制施行し綾町となる。（3町4村）
• 1948年4月1日 - 高岡町の一部（野崎）が宮崎郡田野村に編入
• 1948年9月15日 - 高岡町の一部（東原・鹿毛）が宮崎郡田野村に編入
• 1951年3月25日 - 倉岡村が宮崎市に編入。（3町3村）
• 1955年4月1日 - 高岡町・穆佐村が合併し、高岡町が発足。（3町2村）
• 1956年9月30日 - 本庄町・八代村が合併し、国富町が発足。（3町1村）
• 1957年3月31日 - 木脇村が国富町に編入。（3町）
• 2006年1月1日 - 高岡町が宮崎市に編入。（2町）

明治22年以前	明治22年5月1日	明治22年 - 昭和19年	昭和20年 - 昭和29年	昭和30年 - 昭和64年	平成1年 - 現在	現在
	高岡村	大正9年4月1日 町制	高岡町	昭和30年4月1日 高岡町	平成18年1月1日 宮崎市に編入	宮崎市
	穆佐村	穆佐村	穆佐村
	倉岡村	倉岡村	昭和26年3月25日 宮崎市に編入	宮崎市	宮崎市
	本庄村	大正8年3月1日 町制	本庄町	昭和31年9月30日 国富町	国富町	国富町
	八代村	八代村	八代村
	木脇村	木脇村	木脇村	昭和32年3月31日 国富町に編入
	綾村	昭和7年10月1日 町制	綾町	綾町	綾町	綾町

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