東武バスウエスト新座営業事務所

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乗合バス車両(9769)
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高速バス車両(9959)

東武バスウエスト新座営業事務所(とうぶバスウエストにいざえいぎょうじむしょ)は、東武バスウエストの営業所。かつては川越営業事務所の傘下であった。

東武東上線成増駅 - 上福岡駅間の沿線を路線エリアとする、広範囲な運用が特徴の営業所で、東武東上線の駅と沿線の団地・住宅地とを結ぶ短距離の路線が主体ある。大別して成増・和光、朝霞・志木、ふじみ野の3エリアに分割されており、エリア相互間を連絡する路線は設定されていない。

当営業所付近のエリアは西武バス国際興業バスなどが多くの系統を設定しており、東武バスは和光市志木市富士見市ふじみ野市での路線展開が目立つ。

所在地

埼玉県新座市大和田四丁目15-6。

最寄バス停名は「新座車庫」。他の事業者(西武バス)はバス停の設置がなく、通過する。

沿革

  • 1963年昭和38年)4月 - 川越営業所志木出張所開設。
  • 1969年(昭和44年)2月 - 新座営業所を開設し、志木出張所を閉所。
  • 2002年平成14年)4月 - 東武バスウエスト新座営業所になる。
  • 2007年(平成19年)12月10日 - バス現在位置情報を検索するサービスを開始。
  • 2008年(平成20年)3月8日 - PASMO(ICカード)導入開始。
  • 2010年(平成22年)9月 - 東武バスウエスト新座営業事務所になる。

輸送人数

現行路線

全て特殊区間運賃制である(短距離の路線で、全線一区の路線は存在する)。

成増・和光市エリア

  • 増07:成増駅北口→南市場→宮本→成増駅北口 <宮本循環>(南市場先回り・成増駅発13:59発まで)
  • 増07:成増駅北口→宮本→南市場→成増駅北口 <宮本循環>(宮本先回り・成増駅発14:00発以降)
  • 増07:成増駅北口→宮本→吹上観音下→南市場(成増発平日2便と土休日最終のみ)
  • 増07:宮本→成増駅北口(宮本発平日3本と土休日2本のみ)
  • 増09:成増駅北口 - 吹上観音下 - 新倉坂下 - 和光市駅北口
  • 増10:成増駅北口 - 吹上観音下 - 新倉坂下 - 和光市駅南口
    1997年までは、増07系統は、成増駅北口-宮本間の運用で、成増駅北口方面は午前中のみ、宮本方面は午後のみのという運用だった。(増06系統は、終日両方向の運用)当時成増駅北口の終点は、成増坂上の向かい側の降車場が終点だった。これは成増駅北口ロータリー前にある道路が、和光市方向の一方通行だった為で、降車後回送で、踏切を左折し成丘通りを経由して、成増ヶ丘小学校裏交差点を右折して、赤塚高台の交差点に出る、宮本へ回送するときは、交差点を左折して上赤塚交番南へ左折して三園通りをしばらく道なりに行くと、吹上観音前の交差点を左折して、笹目通りで宮本へ戻る。成増駅北口へは赤塚高台の交差点を右折して、次の信号を右折して成増駅北口へ到着する。宮本終点後は、宮本付近が折り返すスペースが無いために成増駅北口へ回送していた。宮本から成増駅北口への回送は、笹目通りを出て、レインボーモータースクール前の交差点を右折し吹上観音下交差点を左折し、三園通りを経て成増駅北口へ回送する。平成9年に、成増駅北口ロータリーが改良工事が完成し、ロータリー前の道路が両方向と通行できるようになり、成増坂上の向かい側にあった成増駅北口の降車場が廃止され終日成増駅北口のロータリーまで延伸したと同時に、宮本~楢の下~吹上観音下 - 市場間を延伸して、現在の宮本循環線となる。
    宮本循環線は宮本付近の道路が狭く、増09と増10各系統と共通で原則中型車のみの運用となっている(中型車導入までは大型車で運用されていた)。
    増09と増10各系統は、和光市駅北口(西大和団地)で食事休憩又は出入庫するために運用される。
  • 増32:成増駅南口 - 新道坂上 - 埼玉病院入口 - 埼玉病院 - 南大和(日中)
  • 増32:成増駅南口 - 新道坂上 - 埼玉病院入口 - 南大和(朝・晩)
  • 増32:成増駅南口 - 新道坂上 - 埼玉病院
    増32は、過去に諏訪原発着の運用もあった(諏訪原 - 南大和(折返場)間は回送)。全線にわたって西武バス泉33・泉34と並行しているが、一部で停留所の有無・位置・名称が異なる。
  • 和01:和光市駅南口→西大和団地→司法研修所→西大和団地→和光市駅南口 <司法研修所循環>
    日中西大和団地・和光市南方面、また朝夕には司法研修所・税務大学校などの利用者が使用する。
  • 和01:和光市駅南口 - 西大和団地(平日のみ運行)
    増10が駅南口に到着後そのまま西大和団地行となり、西大和団地にて休憩する為の便である。平日1往復のみ。
  • 和01:和光市駅南口→西大和団地→司法研修所入口→二軒新田
  • 和01:南一丁目→司法研修所→西大和団地→和光市駅南口
    上記2系統は、司法研修所循環の出入庫便である。二軒新田到着後、回送となり南大和の折返場または新座営業所へ入庫。出庫時は南一丁目まで回送して和光市駅南口行になる。
  • 和02:和光市駅北口→和光高校→新倉坂下→和光市駅南口 <和光高校循環>
  • 和03:和光市駅北口→和光高校→新倉坂下→和光市駅北口 <和光高校循環>
  • 和04:和光市駅南口→和光市役所→西大和団地→和光市駅南口 <市役所循環> (平日午前のみ運行)
  • 和04:和光市駅南口→西大和団地→和光市役所→和光市駅南口 <市役所循環> (平日午後のみ運行)
  • 和06:和光市駅南口 - 西大和団地 - 税務大学正門 - 埼玉病院 - 成増駅南口(日中)
  • 和06:和光市駅南口 - 西大和団地 - 税務大学正門 - 埼玉病院入口 - 成増駅南口(早朝・夜間のみ)
  • 和06:税務大学正門→西大和団地→和光市駅南口(平日のみ運行)
    税務大学正門発は税務大学校利用者を駅に運ぶ路線であり、夕方2本のみスロープ板付きバスで運行される。
  • 和07:和光市駅南口→西大和団地→司法研修所→西大和団地→和光市駅南口→和光高校→新倉坂下→和光市駅北口
    平日、3便・土日2便の路線である。
  • 和08:和光市駅南口 - 西大和団地 - 税務大学正門 - 裁判所職員総合研修所(平日のみ運行)
    主に裁判所職員総合研修所・国立保健医療科学院・税務大学校の利用者を駅と結ぶための路線であることから、朝夕のみの運行となっている。
  • 和09:和光市駅南口 - 西大和団地 - 税務大学正門 - 埼玉病院(平日のみ運行)
    和光市駅と埼玉病院を結ぶための路線であり、日中1時間に2便設定されている。
  • 和12:和光市駅南口→和光高校→新倉坂下→和光市駅北口
    和07が和光市駅南口到着後、この方向幕になる。
  • 和13:和光市駅南口 - 自衛隊朝霞門(平日のみ運行)
    陸上自衛隊朝霞駐屯地と駅を結ぶための路線であり、朝・夕のみの運行である。また、途中停留所は「図書館」・「本町小学校」のみである。

朝霞・志木エリア

  • 朝02:朝霞駅東口 - 積水化学 - 北朝霞駅
  • 朝04:朝霞駅東口 - 溝沼坂下 - 朝霞台駅 - 志木駅南口 - 新座車庫
  • 朝05:朝霞駅東口 - 溝沼坂下 - 朝霞台駅
  • 北朝01:北朝霞駅 - 下宗岡循環(国際興業バスと共管)
  • 北朝01-2:下宗岡四丁目 → 下宗岡二丁目 → 宮戸 → 北朝霞駅
  • 北朝01-3:北朝霞駅 → 宮戸 → 下宗岡四丁目 → 下宗岡二丁目
  • 志21:志木駅東口 - 岡ノ坂上 - 下南畑(しもなんばた) - 富士見高校
  • 志21:志木駅東口 - 岡ノ坂上 - 下南畑
    平日1便のみ下南畑行き深夜バスあり。
  • 志23:志木駅東口 - 北朝霞駅 - 積水化学 - 朝霞駅東口
  • 志24:志木駅東口 → 市場坂上 → 新座車庫(1日1便のみ運行)
  • 志26:志木駅南口 - 東寮前 - 新座車庫
  • 志31:志木駅南口 - 東寮前 - 新座団地(西武バス新座営業所と共管)
    当初は平日(月~土)ダイヤと休日ダイヤがあったが、2011年5月16日より土曜ダイヤを休日ダイヤへ統合の上で土曜・休日ダイヤに一括化され、平日ダイヤの深夜バスも新設された。

ふじみ野エリア

  • 鶴01:鶴瀬駅東口 - 苗間 - ふじみ野駅西口
    かつての鶴瀬 - 大井亀久保循環線のうち、ふじ01となった区間の残り。大井循環線が食事休憩するために、大型車で運用される。
  • ふじ01:ふじみ野駅西口→大井高校→ヤマハ(文京学院大学)→大井総合支所→大井高校→ふじみ野駅西口 <大井循環>
  • ふじ01:ふじみ野駅西口→大井高校→ヤマハ(文京学院大学)→大井総合支所→さくら住宅
  • ふじ01:ヤマハ(文京学院大学)→大井総合支所→大井高校→ふじみ野駅西口
  • ふじ02:ふじみ野駅西口 - 大井高校 - ヤマハ(文京学院大学)[上福岡方面]・大井総合支所[ふじみ野方面] - 上福岡駅東口
  • ふじ03:ふじみ野駅西口→大井サティ→大井総合支所→ヤマハ(文京学院大学)→大井サティ→ふじみ野駅西口

大井循環線は1993年11月15日より、ふじみ野駅開設に伴い新設された路線である。それ以前は新座営業所が鶴瀬駅東口 - 大井亀久保循環線(鶴01)を、川越営業所(現・川越営業事務所)が上福岡駅東口 - 大井循環線(上福01)などを運行していたものを統合、それに伴い、担当が新座営業所に一本化された。ふじ02は、大井循環線が食事休憩するために運行される。

鶴01、ふじ01、ふじ02、ふじ03の各系統は、2009年4月1日からは川越営業事務所との共管路線になったが、2009年10月1日のダイヤ改正で、新座営業事務所で運用してた一部の便が、川越営業事務所へ移管し大井循環線は川越営業事務所がメインとなった(総本数の3分の1が新座運用、残りが川越運用。なお鶴01も含む大井循環線の各バス停には、便によって新座運用か川越運用か記載されている)。

空港リムジンバス

昼行高速バス

スカイツリーシャトル和光・志木線
東武東上線和光市駅・朝霞台駅・志木駅を乗り換え無しで東京スカイツリータウンへダイレクトに結ぶ路線。2012年12月20日に開業。1日8往復。PASMO・SuicaのICカードが使用できるものの、バス利用特典サービスの対象となっていないので注意。
2014年3月31日をもって、西武バスが撤退。

自治体のコミュニティバス

深夜急行バス

2012年10月29日より「ミッドナイトアロー川越線」と「ミッドナイトアロー和光・志木線」を統合し新設された路線。乗車は池袋駅西口のみ。運賃は後払い。

  • 池袋駅西口7番乗り場 → 諏訪原住宅 → 西大和団地 → 和光市駅南口 → 志木駅南口 → 柳瀬川駅入口 → みずほ台駅東口 → 鶴瀬駅入口 → ふじみ野駅入口 → 上福岡駅西口 → 新河岸駅入口 → 川越駅東口 → 本川越駅 (主な停留所のみ記載)

廃止路線

1989年(平成元年)以降に廃止された主な系統を掲げる。

  • 増06(初代):成増駅北口 - 宮本 - 氷川神社
  • 増06(2代):成増駅北口 - 宮本 - 新倉坂下 - 和光市駅北口
    2008年1月12日のダイヤ改正で土休日ダイヤが吹上観音下経由となり廃止。
  • 増08:成増駅北口 - 宮本 - 新倉坂下 - 和光市駅南口
    2007年11月12日のダイヤ改正で平日ダイヤが吹上観音下経由となり廃止。
  • 増33:成増駅南口 - 和光市駅入口 - 朝霞駅南口
    旭通り - 朝霞警察署間は緑ヶ丘経由。
  • 増34:成増駅南口 - 本田研究所 - 西大和団地
  • 和02(初代):和光市駅南口 - 上の原 - 新座車庫
    和光市駅南口発は全日1本のみ、新座車庫発は平日1本、休日2本で運行していた。かつては和光市駅の先、氷川神社まで乗り入れていた。
  • 和05(初代):埼玉病院 - 西大和団地 - 和光市駅 - 和光高校
  • 和05(2代):和光市駅南口 - 外環経由 - 西大和団地
  • 和05(3代):和光市駅南口 - 外環経由 - 司法研修所循環
    東京外環自動車道を経由するわけではなく、東京外環自動車道の側道(一般道)を経由。
  • 朝01:朝霞駅南口 - 朝霞高校
  • 志27:志木駅南口 - 鶴瀬駅西口、志木駅南口 - みずほ台駅西口、新座車庫 - みずほ台駅西口 - 鶴瀬駅西口
  • 志28:志木駅東口 - 岡ノ坂上 - みずほ台駅東口
  • 鶴02:鶴瀬駅東口 - 勝瀬 - 上福岡駅東口
    2008年3月31日からふじみ野駅発着(ふじ04)に伴い大幅減便、2009年3月31日をもって廃止。
  • 上福02:上福岡駅東口→鶴ヶ丘中央通り→大井中央四丁目→上福岡駅東口 <東燃循環> (平日1便のみ)
    かつて、川越営業事務所が運転していたが、川越07(川越駅 - 上福岡駅)廃止と同時に新座営業所へ移管された。後に設定され、上福岡西口発着でほぼ同じ地域を通る鶴ヶ岡循環線は川越営業所担当であるが、東燃循環線は新座営業所が担当していた。なお、「東燃循環」とは、かつてこの地にあった東燃(現・東燃ゼネラル石油)総合研究所にちなむものだが、研究所移転とそれに伴う停留所名変更により、路線名だけに名が残っていた。2010年9月30日をもって廃止。
  • ふじ04:ふじみ野駅東口 - 駒林 - 水天宮 - 上福岡駅東口
    2008年3月31日より新設された路線で、鶴02をふじみ野駅発着へ振り替えたものである。小型車か中型車で運行される。平日11往復、土休日10往復(最後の一往復がなくなる)だが、上福岡駅東口行きの始発のみ途中の水天宮始発となる。
  • ミッドナイトアロー和光・志木線:池袋駅西口 - 和光市駅南口 - 志木駅南口 - 新座車庫

系統の延長・分割に伴う廃止は除外。

車両

2010年現在、日野車が指定車種とされているが、1992年まではいすゞ車が指定車種とされていた。

例外として、主に和光市内循環で運用されているUDトラックス(旧:日産ディーゼル工業)製KC-RN210CSNが3台、一般路線用の3台、空港リムジン用の2台の計5台いすゞ車が配置されている。

その他

一時期、川越観光バスの車両が配置されていた。2002年4月の川越観光自動車川越営業所の廃止後、和光市内循環用の車両が東武バスに移管される2003年3月まで当営業所に配置されたものである。

脚注

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  1. 東武交通広告のご案内
  2. 東武交通広告のご案内(2010年度版)

関連項目

外部リンク

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