鶴瀬駅

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テンプレート:駅情報

ファイル:Tsuruse sta east.jpg
東口(2004年11月)
ファイル:Tsuruse-st-gate.JPG
改札口(2009年2月)

鶴瀬駅(つるせえき)は、埼玉県富士見市鶴瀬東一丁目にある、東武鉄道東上本線である。駅番号はTJ-17

駅構造

島式ホーム1面2線の地上駅で、橋上駅舎。かつては本線外側に待避線を有する1面4線の形態で、現在もその跡は残っているが、レールが寸断されており、保線車両の留置を除いては使用されていない。

出口は西口と東口の2か所である。西口は駅ビル(1・2階:東武ストアなどの店舗、3 - 14階:住宅)に直結している。改札外に売店・書店・惣菜店が2店ある。ホームと改札階との間はエレベーターエスカレーター階段により連絡している。

現行の駅舎(東口側)は1970年代中期に完成した。

のりば

番線 路線 方向 行先
1 テンプレート:Color東上線 下り 川越坂戸森林公園小川町方面
2 テンプレート:Color東上線 上り 朝霞台和光市池袋方面
Y有楽町線 新木場F副都心線 渋谷テンプレート:Color東急東横線 横浜テンプレート:Colorみなとみらい線 元町・中華街方面

利用状況

2012年度の1日平均乗降人員42,082人である[1]。最ピーク時は乗降人員が6万人を越えていたが、1993年にふじみ野駅が開業してからは減少傾向にあり、2006年度に4万人を下回った。しかし、2007年度以降は再度増加傾向にある。

近年の1日平均乗降・乗車人員は以下の通り。

年度別1日平均乗降・乗車人員[2]
年度 1日平均
乗降人員[3]
1日平均
乗車人員
1987年(昭和62年) 58,319 29,271
1988年(昭和63年) 60,546 30,347
1989年(平成元年) 61,702 30,880
1990年(平成テンプレート:02年) 62,039 31,616
1991年(平成テンプレート:03年) 63,542 32,264
1992年(平成テンプレート:04年) 63,567 32,289
1993年(平成テンプレート:05年) 60,540 31,201
1994年(平成テンプレート:06年) 53,230 27,981
1995年(平成テンプレート:07年) 53,437 26,868
1996年(平成テンプレート:08年) 50,908 25,590
1997年(平成テンプレート:09年) 48,511 24,352
1998年(平成10年) 47,067 23,583
1999年(平成11年) 45,798 22,884
2000年(平成12年) 44,795 22,335
2001年(平成13年) 43,734 21,847
2002年(平成14年) 42,615 21,232
2003年(平成15年) 42,148 20,947
2004年(平成16年) 41,144 20,423
2005年(平成17年) 40,298 20,022
2006年(平成18年) 39,987 19,889
2007年(平成19年) 39,975 20,109
2008年(平成20年) 40,184 20,176
2009年(平成21年) 40,142 20,159
2010年(平成22年) 40,813 20,487
2011年(平成23年) 41,155 20,581
2012年(平成24年) 42,082

駅周辺

東上線開業当時からある駅の一つで、富士見市の代表駅でもある。東口から富士見市役所まで直線で結ぶ道路「鶴瀬駅東通り線」が計画され、富士見市役所周辺の整備が進んでいるのに対し、東口付近は古くからの商店街が広がり、道路の一方通行区間も多い。なお、2009年時点では土地区画整理事業が進行中である。

西口から川越街道国道254号)に接続する道路「鶴瀬駅西通り線」は、富士見市区間がほぼ完成し、隣接する入間郡三芳町区間でも部分的に工事が進みつつある。西口付近はテナントが入らないビルもあり貸店舗の看板が目立つ。

1960年代から1970年代にかけては人口急増により上下水道整備や学校建設に追われ、1970年代後半にみずほ台、1980年代中期から1990年代にかけては勝瀬原の土地区画整理事業が行われたため、テンプレート:要出典範囲

1957年(昭和32年)11月入居開始の公団鶴瀬第一団地(230世帯)は、日本住宅公団が建設した団地としては東上線沿線でもっとも古いことから「アルビス鶴瀬」として建て替えが進められた。なお、第一団地の建て替えに際して公団と団地住民の話し合いが難航し、その様子がNHK総合テレビの番組でも特集された。

2009年時点では1962年(昭和37年)7月入居開始の公団鶴瀬第二団地(1070世帯)が建て替え工事途上にある。それに伴い鶴瀬西小学校と上沢小学校が「つるせ台小学校」として統合・新設開校するなどの動きが見られる。

商店街

  • 富士見中央通り商店街 - 埼玉県道334号三芳富士見線に沿っており、鶴瀬駅西口区画整理事業の進行とともに歩道が整備されつつある。東和銀行鶴瀬支店などがある。
  • 鶴瀬駅前通り商店会 - 東口前に位置し、そのほとんどの店舗が埼玉県道245号鶴瀬停車場線にある。
  • 鶴瀬駅東口駅前通り商店会 - 東口から南東方向に伸びている。惣菜店や洋食店があり、「昔ながらの商店街」の雰囲気がある。その他、サンドラッグ鶴瀬店、みずほ銀行鶴瀬支店が立地する。
  • 鶴瀬商業協同組合(富士ビル) - 鶴瀬駅東口区画整理事業により、駅前交通広場になる予定である。
  • 谷津西本通り商店会 - 東口から伸びる道路の延長にあり、駐車場が点在している。大規模なマンションが建設されたこともあり、商店街としての雰囲気はない。
  • 鶴瀬駅西口通り商店会 - 通りは「富士見サンロード」の愛称がある。
  • 鶴瀬西銀座商店会 - 文具・書店のユタカ(ピクニックビル)がある。かつては東武ストアの大型店版「マイン」も出店していたが、鶴瀬駅ビルに食品売場が開設されたのちに閉店した。
  • 鶴瀬西小学校前商店会

公的施設

  • 富士見市役所
  • 富士見市民文化会館(キラリ☆ふじみ)
  • 富士見市立中央図書館
  • 富士見市民総合体育館
  • 富士見市鶴瀬西交流センター
  • 三芳町役場藤久保出張所
  • 三芳町立中央図書館

郵便局

バス

鶴瀬駅東口

東口はロータリー未整備のため、運行事業者によって乗り場が異なる。

東武バスウエスト新座営業事務所) - 東口の階段を降りた正面に乗り場がある。

  • 鶴01]:苗間経由 ふじみ野駅西口行き

ライフバス - 富士ビル隣り「鶴瀬駅前市場」前に乗り場がある。

  • 富士見ニュータウン行き

富士見市内循環バス - 東武バスウエストと同じ乗り場に発着する。

  • 前谷住宅線:前谷住宅経由 富士見市役所行き
  • 山室会館線:JA鶴瀬支店経由 富士見市役所行き
  • 山室会館・富士見高校線:JA鶴瀬支店・富士見市役所・富士見高校経由 富士見市役所行き

鶴瀬駅西口

ライフバス

  • 三芳・北永井循環
  • 三芳中学経由 西原住宅循環
  • 三芳中学経由 みずほ台駅西口行き
  • 上富経由 ふじみ野駅西口行き
  • セントラル病院経由 ふじみ野駅西口行き
  • 北永井経由 ふじみ野駅西口行き

富士見市内循環バスの発着もあったが、現在は全て東口発着となった。

廃止路線

  • 西武バス
    • 大35 大宮駅西口 - 鶴瀬経由 - 所沢駅西口。晩年は短縮され所60 鶴瀬駅西口 - 所沢駅東口間。2005年3月16日廃止。
  • 東武バスウェスト
    • 志27 志木駅南口 - 鶴瀬駅西口
    • 鶴02 鶴瀬駅東口 - 上福岡駅東口 2009年4月1日廃止。

歴史

ファイル:Turuse Eki Ekisya 1918 1.jpg
1918年頃の鶴瀬駅と汽車
  • 1914年大正3年)5月1日 - 東上鉄道の駅として開業。
  • 1979年昭和54年) - 西口を開設。
  • 2013年(平成25年)9月30日 - 定期乗車券販売窓口の営業を終了。

駅名の由来

開業当時の村名「入間郡鶴瀬村」に由来する。鶴瀬村は1889年明治22年)の町村制施行に際し、鶴馬村(つるまむら)と勝瀬村(かつせむら)が合併して成立した。

隣の駅

東武鉄道
テンプレート:Color東上本線
テンプレート:ColorTJライナー・テンプレート:Color快速急行・テンプレート:Color快速・テンプレート:Color急行
通過
テンプレート:Color通勤急行・テンプレート:Color準急・テンプレート:Color普通
みずほ台駅 (TJ-16) - 鶴瀬駅 (TJ-17) - ふじみ野駅 (TJ-18)

脚注

テンプレート:脚注ヘルプ テンプレート:Reflist

関連項目

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外部リンク

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  1. 東武鉄道 駅情報(乗降人員)
  2. 埼玉県統計年鑑
  3. 関東交通広告協議会レポート