月ヶ瀬村

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月ヶ瀬村つきがせむら)は、かつて奈良県に存在した

2005年4月1日山辺郡都祁村とともに奈良市へ編入されたことから消滅した。現在の奈良市月ヶ瀬に当たる。

地理

奈良県の北東端に位置し、村内を名張川が東西に流れ、渓谷の様相を呈している。の名所であり、見頃を迎えると遠方からも多くの観光客が訪れる。 大和茶の産地としても知られ、初夏になれば新緑が斜面を鮮やかに彩る。 経済面では三重県伊賀市(旧・上野市)との結びつきが強い。1998年2月1日までは山添村の大半とともに郵便番号が三重県側の518~だったが、7桁化に際して地域区分局四日市西郵便局から奈良中央郵便局へ移管され奈良県側の630~となった。

歴史

  • 1889年明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、尾山村・石打村・長引村・桃香野村・月瀬村の区域をもって月瀬村(つきせむら)が発足。
  • 1897年(明治30年)9月28日 - 月瀬村が山辺郡波多野村の一部(大字嵩)を編入。
  • 1968年昭和43年)1月1日 - 月瀬村が改称して月ヶ瀬村(つきがせむら)となる。
  • 2005年平成17年)4月1日 - 奈良市に編入。同日月ヶ瀬村廃止。住所表記が奈良県添上郡月ヶ瀬村●●から奈良県奈良市月ヶ瀬●●となる。

行政管轄

隣接する自治体

交通

道路

県道

ファイル:Nabari-river Tsukigase.jpg
月ヶ瀬梅林「一目八景」から名張川の渓谷を望む

バス

平日・土曜日は3便、休日は4便のみであり、奈良市方へはそれぞれ1便減少する。観梅期は臨時便が数本追加される。所要70~80分程度。
平日は4便、土休日は3便のみであるが、上野市方へはそれぞれ1便増加する。所要30分程度。

鉄道路線はなく、最寄駅は月ヶ瀬口駅となる。観梅期には当駅と名張駅桔梗が丘駅経由)から三重交通の臨時バスが走るが、月ヶ瀬口駅からは午前中から昼過ぎにかけ、1時間に1本程度設定されているのに対して名張駅発着は2往復のみと少ない。

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

観光

出身有名人

関連項目

外部リンク

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