星田英利

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

テンプレート:複数の問題 テンプレート:Infobox お笑い芸人 星田 英利(ほしだ ひでとし、1971年8月6日 - )は、日本お笑いタレント。旧芸名はほっしゃん。

大阪府泉南郡南海町(現・阪南市)出身。よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京本社所属。

プロフィール

血液型はA型。身長168cm(本当は165cm。本人談)、体重50kg。辛いものが苦手。

上宮高等学校卒業。中学時代の後輩にたむらけんじや小学校・中学校の後輩にイシバシハザマ・石橋がいる(ほっしゃん。の妹と同級生)。高校時代は硬式野球部に所属しており、元プロ野球選手種田仁元木大介も高校時代の同級生である(高校時代は硬式野球部所属だが、小中学校時代は野球をしていたか、他のスポーツをしていたかは公言していない)。大の野球好きであり、阪神タイガースファンである。

吉本総合芸能学院(NSC)大阪校の9期生でナインティナイン矢野・兵動杉岡みどりなどと同期である。チュパチャップス結成前は同期芸人と「ギャグパラダイス」というコンビを組んでいたが、デビュー前に解散した[1]

旧芸名の「ほっしゃん」部分は矢部浩之(ナインティナイン)が、呼び名を芸名にしたらの提案から採用[2]。字画数の関係から、末尾の「。」をつんくが付けることを提案[2]して、旧芸名が出来上がった[2]。2014年8月6日の誕生日に、挨拶で噛んだことを理由に、本名に戻した[2]

略歴

  • 1990年4月 大阪吉本総合芸能学院(NSC)に入学(9期生)。同年 同期と「ギャグパラダイス」を組むがほどなく解散。
  • 1991年3月 宮川大輔と「チュパチャップス」を結成。
  • 1991年10月 吉本興業の9組によるグループ「吉本印天然素材」に参加。
  • 1994年 吉本印天然素材としてCDデビュー。
  • 1994年 初レギュラー番組『ピッカピカ天然素材!』がスタート。
  • 1996年 「吉本印天然素材」解散。
  • 1996年 グループ「天然劇場」結成。同年10月 天然劇場 秋'96「歳月…俺たちの門出」を開催。ほっしゃん。がFUJIWARA・原西と共に主役に。
  • 1997年4月 天然劇場 春'97「黄金色の空の向こうに」、10月 天然劇場 秋'97「ちんぴら」を開催。
  • 1999年4月 「天然劇場」解散。
  • 1999年7月 「チュパチャップス」解散。その後、ピンで活動。後に「ほっしゃん。」に改名。以降は全く売れず、地下工事現場(都営地下鉄大江戸線の工事)でアルバイトをするなどして生計を立てていた。ちなみにこの間、4年間で仕事は3個だった。
  • 2001年4月 「ルミネtheよしもと」を拠点に活動。
  • 2001年6月10日 トークライブ「天然素材同窓会」を開催。
  • 2005年2月19日 第3回R-1ぐらんぷりで優勝。「優勝できなければ芸人を辞めるつもりだった」と号泣するほっしゃん。の姿に、その苦節を知る司会の雨上がり決死隊も感無量の面持ちだった。[3]
  • 2005年、3月28日 トークライブ「星田vs宮川 Vol.0」、4月17日 トークライブ「星田vs宮川 Vol.1」、5月23日 トークライブ「星田vs宮川 Vol.2」、6月27日 トークライブ「星田vs宮川 Vol.3」を開催。
  • 2005年7月17日 単独ネタライブ「ほっしゃん。単独ネタライブ2005 緑亀〜ミドリガメ〜」を開催。
  • 2005年8月1日 トークライブ「星田vs宮川 Vol.4」、9月15日 トークライブ「星田vs宮川 Vol.5」を開催。
  • 2005年11月 365日ゴールデン生放送の帯の新番組『ヨシモト∞』の第二部のメインパーソナリティに抜擢された。
  • 2006年9月 『新・夏の魔球』にて本格的舞台に初挑戦した。
  • 2006年9月25日 初の全編書下ろしの本『ほっしゃん。のほっ』を出版。
  • 2007年11月11日 婚姻届提出。翌日12日『ヨシモト∞』月曜1部にて結婚について詳細を発表した[4][5]
  • 2008年4月 主演・初監督作品『働き孝子の一生』を公開。
  • 2009年6月2日 長男誕生。10日に発表を行った。
  • 2009年6月27日 この日放送の『人志松本のすべらない話』にて「ガス代」の話でMVSに選ばれる。
  • 2012年9月 離婚。
  • 2014年1月11日 この日放送の『人志松本のすべらない話』にて「おねしょ」の話で2度目のMVSに選ばれる。
  • 2014年8月6日 この日をもって、芸名を本名である星田英利に変更したことを所属事務所が発表した[6]

人物

芸風

うどんの麺を鼻から吸い込み、軽く咳き込んだ後に口から出すという特技を持ち、いくつかの番組で披露している。映画『UDON』でも劇中で披露した。本人曰く、正式名称は「ヌードルアカデミー」。

フリートークの実力は高く、ブレイク以前から松本人志からは才能を認められている。松本の監督作品「さや侍」では「うどん鼻すすり指導」として参加している。

以前からドラマには多く出演していたが、高視聴率を記録したNHKドラマ『カーネーション』では演技力を高く評価され、話題となった。

身体的特徴

視力が悪く、仕事の時には使い捨てコンタクトレンズを使用している。プライベートでは眼鏡をかけている。ヘビースモーカーである。一時期禁煙していた時期があるが、失敗している。 寝小便をすることがあり、かつて宮迫博之と一緒に住んでいた際、寝小便のし過ぎでベッドの板が腐って折れたことがある。

交友関係

お笑い仲間では松本人志ナインティナイン蛍原徹雨上がり決死隊)、木村明浩バッファロー吾郎)、平畠啓史DonDokoDon)、石割博之(ブラザース)、阿部浩貴(アップダウン)、黒沢かずこ森三中)、オリエンタルラジオなどとはたまに遊びに行ったりする仲。

蛍原が監督を務める草野球チーム「ユニバース」に所属。平畠とは2005年から正月に一緒に初詣に行っているが、年々お祈りの時間が長くなっているらしい。

芸人以外ではaikoはるな愛などとも付き合いがある。はるなとは2004年に「結婚を前提に付き合ってくれ」とプロポーズしたが、ニューハーフということを冗談だと思っていたとのこと[7]。今でははるなのお店に遊びに行くほどの仲。AKINAは自宅に遊びに行ったことがあり、長男誕生の際にはそれを祝う歌をプレゼントした[8]

家族

両親は和歌山県出身。母親似、番組で紹介することがあるため、母親の写真を常に持ち歩いている。は元管理栄養士調理師[9]。2009年6月、第一子となる男児が誕生[10]。ブログでは「ちびっしゃん。」と言っている。 2012年9月末に、妻と離婚、親権と養育権は夫人が持つと報道された[11]

ペット

動物好きな芸人」として多数のテレビ番組に出演している。ブログではペットたちの写真や動画も時々登場する。犬や猫、パンダのような動物は好まないとのこと。フクロウに関する知識は芸能界一であると言われている。

飼っているペット
飼っていたペット
  • はんしん(ウサギ)黄色と黒の縞が特長で「ポチたま」で共演したりした。
  • ラッシー(ケヅメリクガメ東野幸治から貰ったが、当時は大きく成長するリクガメと知らず、本人もびっくりするほど急成長した。
  • モイモイ(インドオオコノハズク)快感MAPのロケの合間に一目惚れし、購入。
  • ヒデヒデ(ジャンガリアンハムスター)ヨシモト無限大で飼っていたペット。ほっしゃん。の本名・英利の「ヒデ」と、ゲストで出演したペナルティ・ヒデの「ヒデ」をとってヒデヒデと命名。その後、ほっしゃん。宅で飼われていたが天寿を全うした。
  • モンキー(カエル

など。

その他エピソード

  • 2011年6月25日 放送の『人志松本のすべらない話』の中で、中学生時代の林間学校で嫌がる、真面目で大人しい同級生の眼鏡を取り上げて、カレーの入った鍋で煮込む行為を3年間続けたという話を「全て実話」として笑いながら披露。放送直後からほっしゃん。のブログに「イジメではないか」と批判のコメントが殺到する炎上状態となりブログのコメント機能が閉鎖された[12]。その後twitter上で、「俺らの時代は体罰もあったし、行き過ぎたイタズラもあったけど、やったりやられたり、ちゃんと流儀とルールと仁義と愛があってん。」と、3年間、合意の上での行動であったと釈明した。なお、「みんな、ココロあるツイート、ほんまありがとね〜!」というツイートがなされたが、非難、注意などをツイートした人々はブロックされてしまっていた。
  • 2011年8月25日にtwitterにおいて「ある外資系生命保険会社に勤める知人」からの話として、「外資系保険会社各社では(東日本大震災の)原発事故の影響でガン保険の売り止めがされている」「特に0 - 6歳の子供達の被爆(原文ママ)が指摘されてて、北海道 - 関西圏が汚染地域として指定されてる」と発言。しかし、外資系保険各社はそのような事実は無いとして、ほっしゃん。の発言を否定している[13]
  • 今でも夜尿症が治らず、本人曰く「月2回は(寝小便を)もれなくしている」[14]。若手時代に宮迫博之の当時住んでいたマンションに行った際、宮迫から泊まって行く事を勧められるも、夜尿症の事もあって躊躇するが、先輩の誘いを断られず泊まる事に。案の定寝ていたベッドで寝小便をしてしまい、寝ている宮迫に気付かれない様にドライヤーで布団を乾かした。それを何回も繰り返すが、ベッドの下の板までは乾かずに板が腐ってしまい、ある日ベッドに乗った途端、板を破ってしまった事がある。オイルマッサージを受けていた時にも失禁した事がある。
  • が弱く、親から「高い高い」をされるのが苦手だった。マッサージを受けるときにも「脇が弱い」ことをあらかじめ伝えているらしい。前述の夜尿症に加え、脇をくすぐられた時にもやはり失禁した事がある。
  • 地下鉄工事の経験がある。

出演

バラエティ・情報番組等

レギュラー

準レギュラー

など

インターネットテレビ

CM

ラジオ

テレビドラマ

アニメ

映画

舞台

過去出演番組

レギュラー

準レギュラー

ゲスト

など

書籍

  • 「ほっしゃん。のほっ」(幻冬舎、2006年)初の全編書き下ろしエッセイ&ネタ集
  • 絶望に効くクスリ第9巻」(2007年2月)本来なら11巻に入れられる予定だったがバランスをとるために繰り上げられた
  • 「女のことは芸人に聞け モテもん」(祥伝社、2007年4月24日発売)
  • 「水野キングダム オール百科」(ワニブックス、2008年6月11日発売)

連載

  • YOOH!「ムゲンダイな楽屋」

DVD

CD

  • 「吉本印天然素材の巻〜頂上対決〜『歯を食いしばれ!!』」

脚注

  1. 2009年8月13日放送『ぐるぐるナインティナイン』で発言。テンプレート:出典無効
  2. 2.0 2.1 2.2 2.3 ほっしゃん。改名理由は噛んだから「引退するか改名か悩んだ末…」 - スポーツニッポン 2014年8月6日
  3. マンスリー吉本 2005年3月号
  4. テンプレート:YouTube
  5. マスコミには「『ほっしゃん。動物園』に物好きな飼育希望の女性がボランティアで入園致しました。」とFAXで報告した。
  6. ほっしゃん。本名の星田英利に改名 43歳の誕生日に - スポーツニッポン 2014年8月6日
  7. 踊る!さんま御殿』など
  8. 浜ちゃんが!』(2009年8月27日放送分)
  9. 結婚当時は「管理栄養士」と紹介していたが、第1子誕生のニュースでは「元管理栄養士」と紹介されている
  10. テンプレート:Cite web
  11. テンプレート:Cite web
  12. 「ほっしゃん。」ブログが炎上 「すべらない話」告白は「いじめ」(J-CASTニュース、2011年6月26日)
  13. ほっしゃん。「がん保険売り止め」で物議 保険会社は事実関係を完全否定(J-CASTニュース、2011年8月26日)
  14. 2005年9月に放送したABC朝日放送製作の「最終警告!たけしの本当は怖い家庭の医学」にて彼自身が発言していた。

外部リンク

テンプレート:Infobox 漫才コンテスト テンプレート:R-1ぐらんぷり2005 テンプレート:吉本新喜劇

テンプレート:Owarai-stub