幌延駅
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幌延駅(ほろのべえき)は、北海道天塩郡幌延町1条南1丁目にある北海道旅客鉄道(JR北海道)宗谷本線の駅。駅番号はW72。特急「スーパー宗谷」・「サロベツ」が停車する。
かつては留萌駅から日本海沿いに北上していた羽幌線の終着駅だった。また、稚内方線路沿いには国鉄職員の官舎が軒を連ねていた。
歴史
- 1925年(大正14年)7月20日:国有鉄道の天塩南線(→天塩線→宗谷本線)の駅として開業。一般駅。
- 1935年(昭和10年)6月30日:天塩線(→羽幌線)開業。
- 1937年(昭和12年)3月10日:稚内機関区幌延支区設置。
- 1956年(昭和31年)4月1日:稚内機関区幌延支区廃止。
- 1968年(昭和43年)7月25日:補助コンテナ基地設置。
- 1973年(昭和48年)12月1日:現在の駅舎竣工。記念急行券発売。
- 1984年(昭和59年)2月1日:貨物・荷物取扱い廃止。
- 1987年(昭和62年)
駅構造
相対式ホーム2面2線を持つ地上駅で列車同士の行き違いが可能。1番線・2番線とも名寄・旭川方面、稚内方面の両方向に出発信号機が設置されている。以前は2面3線の島式・単式の複合ホームで、羽幌線は稚内方に分岐していた。羽幌線の廃止により一番外側の1線が剥がされ、現在のようになった。また、駅舎反対側にはターンテーブルと車庫を有していた。ホーム間の移動は跨線橋を使う。
朝と夜の始発・最終は南稚内駅まで回送される。
社員配置駅、みどりの窓口設置。ただし15時50分から翌日7時50分まで無人。
駅名の由来
所在地町名より。アイヌ語の「ポロ・ヌプ(大きい・平原)」に由来。なお、開業当時は当時の町名の読みと同様「幌延」を「ほろのぶ」と読んでいた。
バス路線
「特急はぼろ号」は市街地寄りの「幌延十字街」に停車し、駅前には乗り入れない。
1987年(昭和62)年3月から2013年(平成25年)2月16日まで駅舎内に沿岸バス幌延出張所を併設していた。出張所内では定期券や回数券、特急はぼろ号の予約・発券、記念グッズなどを取り扱っていた。
駅周辺
- 幌延町役場
- 天塩警察署幌延駐在所
- 幌延郵便局
- 稚内信用金庫幌延支店
- 幌延町農業協同組合(JA幌延町)
- 雪印メグミルク(旧雪印乳業)幌延工場
- 名林公園
- 金田心象書道美術館
- ふるさとの森森林公園
- トナカイ観光牧場
- 核燃料サイクル開発機構幌延深地層研究センター
- セイコーマートほろのべ店
- 幌富バイパス幌延インターチェンジ
- 北緯45度通過点
- 国道40号・国道232号
- 天塩川
隣の駅
- 北海道旅客鉄道(JR北海道)
- テンプレート:Color宗谷本線
かつて存在した路線
関連項目
外部リンク
- 幌延駅(JR北海道旭川支社)
- 1947年(昭和22年)撮影航空写真 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービス 幌延駅表の音威子府方にある土場から一旦南東(写真では下方向)に向かってから北東(写真では右方向)へくの字に向きを変えて、道路脇を上幌延へ向かう殖民軌道幌延線(幌沼線)の軌道が確認できる。