岡山県道290号上稲木東江原線

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テンプレート:Infobox road 岡山県道290号上稲木東江原線(おかやまけんどう290ごう かみいなぎひがしえばらせん)は、岡山県井原市南部地域を東西に走る一般県道である。

なお、市内完結路線につき、市名(井原市)は必要とする場合(路線データ等)を除き、略して記載することとする。

概要

路線データ

歴史

沿革

  • 1936年昭和11年): 馬越橋が開通する。
  • 1960年(昭和35年)3月18日: 岡山県告示第335号により認定される。
  • 1989年平成元年): 馬越橋の架け替えに着手。
  • 1992年(平成4年)3月22日: 新しい馬越橋が開通する。

路線状況

車線数は1.5 ‐ 2車線。木之子町の一部区間では1.5車線となっている。1.5車線区間では、大型車の離合には苦渋するものの、普通車同士の離合には大きな支障はない幅員は確保されている。また、2車線化に向けた拡幅が計画されている他、2車線化が完了している区間の大半では、歩道が未設置のままで暫定供用させている形のため、歩道の整備も計画されている。

通称

  • 農免道
    道路種別上は農免道ではないが、田園地帯を抜ける道路であることから、地元民に呼称されている。

重複区間

  • 岡山県道3号井原福山港線 (上稲木町 ‐ 下稲木町)
    匠池三差路交差点改良工事により、岡山県道3号井原福山港線との接続交点が上稲木町から下稲木町に移転しても起点は上稲木町のままであるため、僅かながら重複区間が生じている。

道路施設

  • 馬越橋(うまこしばし) (木之子町 ‐ 東江原町)
    小田川に架かる橋。延長140m、幅員9.8m。[2] 橋名は、後月郡木之子村(当時)の出身で日本のビール王と呼ばれた馬越恭平の寄贈によって建設されたことに由来。[3] 当時の橋は現在の橋の下流にあった。現在の車道橋は岡山県が平成元年から総事業費約6億1,300万円をかけて建設し、平成4年3月22日に開通。この開通を記念して、木之子町側の橋のたもとには、旧馬越橋の記念碑が設けられている。[4]

地理

通過する自治体

  • 岡山県
    • 井原市

接続道路

沿道の主要施設

文化

並行する旧街道

ファイル:Kinoko Kyukaido.jpg
井原市立木之子小学校の横にある道標。

旧跡

  • 匠ヶ城跡 (上稲木町・下稲木町)

脚注

テンプレート:脚注ヘルプ テンプレート:Reflist

参考文献

  • 『岡山県公報』、岡山県庁
  • 『岡山県統計年報』、岡山県庁。
  • 『広報 いばら』、井原市役所。
  • 沿線地域の郷土資料 各種
  • 道路地図 各種

関連項目

外部リンク

  • 『岡山県統計年報』 内、『道路現況調』 県道路整備課 (岡山県庁)。
  • 『岡山県統計年報』、橋梁延長の頁。
  • 木之子町側の橋のたもとに由来が記された記念碑あり。
  • 『広報 いばら』 第514号、井原市役所、1992年平成4年)4月、6頁。