山元町

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テンプレート:Infobox 山元町(やまもとちょう)は、宮城県の東南端の太平洋沿岸に位置する町である。

地理

町の地形は、西部が山地(森林)、中部が台地(畑・果樹園)、太平洋に面した東部が低地(水田)となっている。町内は大きく北部の山下地区、南部の坂元地区、海岸地区の三つに分けられる。もとは国道6号線沿いの旧山下・坂元両村の役場が置かれていた辺りに人家が集中していたが、これらの部落はともに最寄駅(常磐線の山下駅・坂元駅)からは離れており、電車を利用しての通勤・通学にはやや不便であったので、次第に常磐線沿いにも宅地が形成されていった。

  • 山:大森山(315.1m)・深山(287.2m)・四方山(272.6m)・権現堂山(325.0m)
  • 河川:戸花川・坂元川
  • 年平均気温:12.2℃(2005年
  • 月平均降水量:88.17mm(2005年)

歴史

行政

  • 歴代町長
氏名 就任 退任 備考
1 菅野長三郎 昭和30年(1955年)3月13日 昭和34年(1959年)3月12日 元・山下村長
2 橋元義雄 昭和34年(1959年)3月13日 昭和42年(1967年)3月12日 元・山下村長
3 星龍治 昭和42年(1967年)3月13日 昭和50年(1975年)3月12日
4 引地好男 昭和50年(1975年)3月13日 昭和54年(1979年)3月12日
5 千石正乃夫 昭和54年(1979年)3月13日 平成7年(1995年)3月12日
6 森久一 平成7年(1995年)3月13日 平成19年(2007年)3月12日
7 大條修也 平成19年(2007年)3月13日 平成22年(2010年)3月23日
8 齋藤俊夫 平成22年(2010年)4月25日 現職
  • 歳出総額:112億4,900万円(2005年度)
  • 町内を部落単位で22の行政区に分割
    • 山下地区 - 八手庭・横山・大平・小平・鷲足・山寺・山下・浅生原・高瀬・合戦原
    • 坂元地区 - 真庭・久保間・中山・下郷・町・上平
    • 沿岸地区 - 牛橋・花釜・笠野・新浜・中浜・磯
(ただし、合戦原にある国立病院機構宮城病院は、別途独立の扱いとなっている)

町民憲章

明るく住みよい和のある町をめざす

経済

産業

産業分類別就業者数
第一次産業:6,616人
第二次産業:1,988人
第三次産業:2,814人
(平成13年(2001年)調べ)

郵便局

  • 山元郵便局
  • 坂元郵便局
  • 山下駅前簡易郵便局
  • 宮城病院内簡易郵便局

姉妹都市・提携都市

国内

地域

人口

テンプレート:人口統計

健康

他に開業医8医院

教育

中学校

小学校

  • 山元町立山下小学校
  • 山元町立山下第一小学校
  • 山元町立山下第二小学校
  • 山元町立坂元小学校
  • 山元町立中浜小学校

特別支援学校

幼稚園

  • ふじ幼稚園
  • やまもと幼稚園

交通

鉄道

バス

かつては国鉄バス宮城交通福島交通の3社が路線バスを運行していたが、現在までにすべて廃止されている。国鉄バスは、角田を起点に東街道・高瀬口を経由して山下駅まで(のち東街道 - 山下駅間に短縮)の路線と、小斎峠を越えて坂元駅までの路線を運行していたが、昭和59年(1984年)に廃止。宮城交通は、岩沼駅から宮城病院までの路線を運行していたが平成17年(2005年)に廃止。福島交通は、相馬と宮城病院の間に1日4往復を運行していたが昭和56年(1981年)に廃止。相馬 - 磯浜間の路線も昭和60年(1985年)に廃止された。

道路

ファイル:Yamamoto I.C No,2.jpg
山元インターチェンジ

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

祭り・イベント

  • ホッキ祭り - 2月下旬
  • ストロベリーラインふれあい市 - 6月上旬
  • 八重垣神社(お天王様)祭礼 - 7月下旬
  • 商工産業祭・文化祭 - 11月上旬
  • アップルラインふれあい市 - 11月下旬
  • やまもと食のまつり - 12月下旬

出身有名人

脚注

  1. テンプレート:Cite web
  2. テンプレート:Cite web

参考文献

  • 『山元町誌』(宮城県亘理郡山元町)
    • 第1巻(1971年)
    • 第2巻(1986年)
    • 第3巻(2005年)

関連項目

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