安政

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安政(あんせい)は、日本元号の一つ。嘉永の後、万延の前。1854年[1]から1860年までの期間を指す。この時代の天皇は、孝明天皇江戸幕府将軍は、徳川家定徳川家茂

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改元

朝廷は「文長」を希望していたが、幕府の介入によって「安政」に差し替えられ、実施日も前将軍徳川家慶の月法要(毎月22日)終了後に変えられた。

出典

群書治要』の「庶民安政、然後君子安位矣」 から。

西暦との対照表

※は小の月を示す。¶は改元月を示す。

安政元年(甲寅 一月※ 二月 三月※ 四月 五月※ 六月 七月 閏七月※ 八月 九月※ 十月 十一月※¶ 十二月
グレゴリオ暦 1854/1/29 2/27 3/29 4/27 5/27 6/25 7/25 8/24 9/22 10/22 11/20 12/20 1855/1/18
ユリウス暦 1854/1/17 2/15 3/17 4/15 5/15 6/13 7/13 8/12 9/10 10/10 11/8 12/8 1855/1/6
安政二年(乙卯 一月※ 二月 三月※ 四月※ 五月 六月 七月※ 八月 九月 十月※ 十一月 十二月※
グレゴリオ暦 1855/2/17 3/18 4/17 5/16 6/14 7/14 8/13 9/11 10/11 11/10 12/9 1856/1/8
ユリウス暦 1855/2/5 3/6 4/5 5/4 6/2 7/2 8/1 8/30 9/29 10/29 11/27 12/27
安政三年(丙辰 一月 二月※ 三月※ 四月 五月※ 六月 七月※ 八月 九月 十月 十一月※ 十二月
グレゴリオ暦 1856/2/6 3/7 4/5 5/4 6/3 7/2 8/1 8/30 9/29 10/29 11/28 12/27
ユリウス暦 1856/1/25 2/24 3/24 4/22 5/22 6/20 7/20 8/18 9/17 10/17 11/16 12/15
安政四年(丁巳 一月※ 二月 三月※ 四月※ 五月 閏五月※ 六月 七月※ 八月 九月 十月※ 十一月 十二月
グレゴリオ暦 1857/1/26 2/24 3/26 4/24 5/23 6/22 7/21 8/20 9/18 10/18 11/17 12/16 1858/1/15
ユリウス暦 1857/1/14 2/12 3/14 4/12 5/11 6/10 7/9 8/8 9/6 10/6 11/5 12/4 1858/1/3
安政五年(戊午 一月※ 二月 三月※ 四月※ 五月 六月※ 七月※ 八月 九月 十月※ 十一月 十二月
グレゴリオ暦 1858/2/14 3/15 4/14 5/13 6/11 7/11 8/9 9/7 10/7 11/6 12/5 1859/1/4
ユリウス暦 1858/2/2 3/3 4/2 5/1 5/30 6/29 7/28 8/26 9/25 10/25 11/23 12/23
安政六年(己未 一月 二月※ 三月 四月※ 五月※ 六月 七月※ 八月※ 九月 十月※ 十一月 十二月
グレゴリオ暦 1859/2/3 3/5 4/3 5/3 6/1 6/30 7/30 8/28 9/26 10/26 11/24 12/24
ユリウス暦 1859/1/22 2/21 3/22 4/21 5/20 6/18 7/18 8/16 9/14 10/14 11/12 12/12
安政七年(庚申 一月 二月※ 三月¶ 閏三月 四月※ 五月※ 六月 七月※ 八月※ 九月 十月※ 十一月 十二月
グレゴリオ暦 1860/1/23 2/22 3/22 4/21 5/21 6/19 7/18 8/17 9/15 10/14 11/13 12/12 1861/1/11
ユリウス暦 1860/1/11 2/10 3/10 4/9 5/9 6/7 7/6 8/5 9/3 10/2 11/1 11/30 12/30

安政期に起きた出来事

安政期には大きな地震が相次いで発生した。ただし、安政伊賀地震安政東海地震安政南海地震豊予海峡地震は「安政」への改元前の嘉永7年に発生した地震である。これらの地震は本来「嘉永の大地震」と称すべきだが[2]明治の改元は詔勅で「慶応4年(1868年)を明治元年と改元する」としているのだから、慶応4年1月1日に遡り明治元年と改元されたことになり、これ以前も例えば嘉永7年(1854年)は1月1日に遡り安政元年に改元されたとも解釈され、歴史年表も安政元年を採用しており、「安政の大地震」とすべきとの説もある[3]

また、日本史的大事件として江戸幕府崩壊の引き金となる安政の大獄桜田門外の変が起きた。

死去

関連項目

脚注

  1. 1.0 1.1 1.2 和暦が新年を迎えないうちに西暦だけが新年を迎えて年を1つ増し、その時点で嘉永から安政への改元が行なわれたため、西暦上は「1855年の改元」であり、安政はグレゴリオ暦1855年1月15日から始まる。しかしながら、嘉永7年は最後の15日間を除くと「1854年」であり、西暦的には安政元年と嘉永7年とは同じ年であると見なすため、安政元年は計算上は嘉永7年と同じ「1854年」とならざるを得ない。実際、安政2年1月1日は1855年2月17日であり、それ以降の1855年の出来事が全て安政2年の出来事となるため、安政元年=「1854年」と見なさざるを得ない。
  2. テンプレート:PDFlink 湯村哲男(1969): 本邦における被害地震の日本暦について, 地震, 第2輯, 22, pp.253-255.
  3. テンプレート:PDFlink 神田茂(1970): 本邦における被害地震の日本暦の改元について, 地震, 第2輯, 23, pp.335-336.

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