土岐市駅
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土岐市駅(ときしえき)は、岐阜県土岐市泉町久尻にある、東海旅客鉄道(JR東海)中央本線の駅である。
駅構造
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを持つ地上駅。2つのホームは跨線橋で繋がっている。1・3番線が本線で、2番線が副本線である。3番線の北側に車両夜間滞泊用の側線があり、朝晩には当駅を始終着とする列車が設定されている。
駅長は配置されない駅員配置駅(直営駅)であり、多治見駅が当駅を管理する。構内南側、単式ホームに隣接して設置された駅舎の内部にはみどりの窓口などが置かれている。
東京起点のキロ程は353.7kmであるが、1番線ホームには中央本線起点の東京からの距離が366キロメートルであることを表すキロポストがある。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | テンプレート:Color中央本線 | 上り | 多治見・名古屋方面[1] | |
2 | テンプレート:Color中央本線 | 上り | 多治見・名古屋方面 | 始発列車及び一部の上り列車 |
3 | テンプレート:Color中央本線 | 下り | 中津川・長野方面[1] |
かつては、駅舎西側に東濃鉄道駄知線の頭端式ホーム1面1線(旧4番線)があったが、1972年(昭和47年)7月に休止、その後1974年(昭和49年)に廃止された。ホームの跡地は駐車場などに転用されている。
利用状況
「岐阜県統計書」によると、当駅の一日平均乗車人員は以下の通り推移している。
- 2006年度 - 5,944人
- 2007年度 - 5,903人
- 2008年度 - 5,882人
- 2009年度 - 5,721人
- 2010年度 - 5,633人
- 2011年度 - 5,600人
- 2012年度 - 5,514人
駅周辺
駅前には、巨大な美濃焼の水指が置かれている。
- 東濃鉄道バスのりば(駅前)
- 土岐市民バスのりば(駅前、駅裏)
- 土岐市役所
- 土岐市文化プラザ
- 土岐市文化会館(パレオパラドキシアの展示など)
- 土岐市図書館
- 土岐市保健センター「すこやか館」
- セラトピア土岐
- 織部の里公園
- 土岐市美濃陶磁歴史館
- 十六銀行土岐支店
- 大垣共立銀行土岐支店
- 岐阜銀行土岐支店
- 東濃信用金庫 土岐市駅前支店
- 東濃信用金庫 泉支店
- 東濃信用金庫 土岐口支店
- 陶都信用農業協同組合 泉支店
- 陶都信用農業協同組合 土岐津支店
- 陶都信用農業協同組合 土岐口支店
- 土岐市立泉中学校
- 土岐市立土岐津中学校
- 土岐市立泉小学校
- 土岐市立泉西小学校
- 土岐市立土岐津小学校
- 国道19号
- 中央自動車道 土岐インターチェンジ
- 土岐ジャンクション
バス路線
歴史
- 1902年(明治35年)12月21日 - 土岐津駅(ときつえき)として、国鉄中央線 多治見 - 中津川間開通と同時に開業。
- 1909年(明治42年)10月12日 - 線路名称制定。中央西線の所属となる。
- 1911年(明治44年)5月1日 - 線路名称改定。当駅を含む中央西線が中央本線に編入される。
- 1922年(大正11年)1月11日 - 駄知鉄道の新土岐津駅が開業。
- 1928年(昭和3年)3月1日 - 駄知鉄道の新土岐津駅を国鉄土岐津駅に統合、両社の共同使用駅となる。
- 1944年(昭和19年)3月20日 - 駄知鉄道が東濃鉄道駄知線となる。
- 1965年(昭和40年)7月1日 - 土岐市駅に改称。
- 1974年(昭和49年)10月20日 - 東濃鉄道駄知線廃止(1972年7月から水害により休止)。
- 1984年(昭和59年)1月10日 - 車扱貨物の取扱いを廃止。
- 1984年(昭和59年)2月1日 - 荷物の取扱いを廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、東海旅客鉄道の駅となる。
- 2006年(平成18年)11月25日 -TOICA導入。
その他
中央西線の駅では唯一「市」が駅名に入っている(中央東線では「山梨市駅」がある)。理由は、以下の三つが挙げられる。テンプレート:要出典
隣の駅
- 東海旅客鉄道
- 中央本線
かつて存在した路線
- 東濃鉄道
- 駄知線
- 土岐市駅 - 神明口駅