八東駅
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テンプレート:駅情報 八東駅(はっとうえき)は、鳥取県八頭郡八頭町才代にある、若桜鉄道若桜線の駅。
駅構造
若桜方面に向かって右側に単式ホーム1面1線を有する地上駅(停留所)。ホームから坂を下った所に木造の駅舎がある。ホームおよび駅舎は線路の南側に位置している。
駅舎の事務室部分は山岡電機の八東工場となっており、簡易委託駅として同社が乗車券の販売を受託している。改札内に男女共用の水洗式便所が設置されている。またホーム上には木造の待合所がある。
駅本屋およびプラットホームは1930年(昭和5年)の建築であり、2008年(平成20年)には国の登録有形文化財に登録された。また、構内にはワフ35000形有蓋緩急車(ワフ35597)が2011年(平成23年)に搬入された。若桜線SL遺産保存会が、宇都宮貨物ターミナル駅に放置されていたものを、地域活性化のため購入したもの。
駅周辺
歴史
- 1930年(昭和5年)12月1日 - 国鉄若桜線の隼駅 - 若桜駅間延伸により開業。旅客・貨物の取扱を開始。
- 1974年(昭和49年)10月1日 - 貨物取扱を廃止。
- 1987年(昭和62年)
- 2008年(平成20年)7月23日 - 登録有形文化財に登録。
隣の駅
関連項目
外部リンク
- 国土地理院地図閲覧サービス - 八東駅周辺の1/25000地形図(図名:因幡郡家)
- 昭和初期の貨車里帰り 若桜鉄道八東駅に展示へ 鳥取(朝日新聞2011年9月19日)