三木里駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

テンプレート:駅情報 三木里駅(みきさとえき)は、三重県尾鷲市三木里町にある、東海旅客鉄道(JR東海)紀勢本線である。

当駅から新鹿駅までが紀勢本線最後の開通区間(1959年、昭和34年)である。

駅構造

地上駅。かつては相対式ホーム2面2線の構造であったが、2005年4月10日にそのうち北側の線路が使用されなくなり、列車同士の行き違いのできない1面1線の棒線構造となった。のりばは駅舎側から1番線、2番線とされており、1番線に新宮方面、2番線に多気方面の列車が発着していたが、それからは旧1番線に両方面の列車が発着している。旧2番線の線路や旧2番ホームにあった待合所は既に撤去されており、ホームのみが残っている。両ホームを結んでいた跨線橋は、棒線化以降も2番線からの入口部分のみ金網でふさがれた状態で残っていたが、のちに撤去された[1]

尾鷲駅管理の無人駅。開業時からのブロック積みの駅舎がある。駅舎内部の待合所にはシャッターが閉じた状態で窓口が残っている。

利用状況

「三重県統計書」によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである。

年度 一日平均
乗車人員
1998年 150
1999年 135
2000年 120
2001年 111
2002年 96
2003年 85
2004年 86
2005年 81
2006年 81
2007年 79
2008年 70
2009年 68
2010年 70
2011年 70
2012年 74

駅周辺

付近の紀勢本線は複雑なリアス式海岸に沿って走っており、それぞれの入り江の最奥部にある集落同士をトンネルで結んでいる。この駅も賀田方の亥谷トンネルと九鬼方の名柄トンネルにはさまれた地点に位置しており、三木里の集落から見ると高い位置に駅が設けられた格好となる。

駅から坂を下って300メートルほど行くと八十川の河口に開けた三木里の集落である。三木里には尾鷲市立三木里小学校、尾鷲市立北輪内中学校(平成17年閉校)、北輪内郵便局、尾鷲警察署三木里駐在所、尾鷲市役所北輪内出張所などがあり、三木里海水浴場も近い。

バス路線

尾鷲市コミュニティバス 尾鷲市ふれあいバス

  • 八鬼山線
    • 瀬木山
    • 三木浦
  • ハラソ線
    • 瀬木山
    • 梶賀

歴史

隣の駅

東海旅客鉄道
紀勢本線
九鬼駅 - 三木里駅 - 賀田駅

脚注

テンプレート:脚注ヘルプ テンプレート:Reflist

関連項目

外部リンク

テンプレート:Navbox
  1. [1]の2:41:00-2:41:20を参照(2013/5/4撮影)
  2. 「天王寺鉄管局、紀勢線と参宮線の駅業務を大幅削減へ」日本経済新聞1983年6月29日付、地方経済面中部7ページ