ポンキッキーズ21
テンプレート:Pathnav テンプレート:基礎情報 テレビ番組 ポンキッキーズ21はフジテレビ系列で2001年4月7日から2005年3月26日まで放送された子供向けテレビ番組である。
目次
概要
『ひらけ!ポンキッキ』・『ポンキッキーズ』の後継番組。井ノ原快彦(V6)をメインMCに迎え、その他にもBro.TOMやはしのえみもレギュラーで出演。爆チュー問題(爆笑問題)は初期ではスタジオにも登場していたが、後にコーナー出演のみとなった。シリーズを通しておなじみのキャラクターであるガチャピンとムックも登場している。
放送時間は土曜06:00 - 07:00(以下、日本時間[1]。)今回から、画面の右上に「P-kies」のロゴが表示されるようになった。
放送日の毎週土曜には「サタキッズ」として子供の視聴者を対象としたワークショップやステージライブを行っていた(サタキッズLIVEはチルドレンタイムで放送されていた)。
2003年に『ひらけ!ポンキッキ』から通算して放送30周年を迎え、同年8月25日に過去の映像や有名人によるコメント等を交えた特別番組『ポンキッキ30周年スペシャル』が放送された[2]。
2004年6月12日、オーストリアから公演の為に来日していたウィーン少年合唱団がゲスト出演した。
2005年4月2日からはタイトルを従来の『ポンキッキーズ』に戻し、放送時間が30分縮小され、06:00 - 06:30の放送となる。
放送時間
期間 | 放送時間 (日本時間) |
備考 | |
---|---|---|---|
2001.04.07 | 2003.09.27 | 土曜日06:30 - 07:30[3] | 開始当初の放送時間 |
2003.10.04 | 2005.03.26 | 土曜日06:00 - 07:00[4] | 「めざましどようび」開始に従い、30分繰上げ |
出演者
レギュラー
- キャラクター“バットム”、及びユニットREAL BLOODのメンバーとして出演。
- キャラクター“爆チュー問題”としてコーナー出演。人形キャラクターで出演する事もあった。
- はしのえみ(2004年3月まで)
- キャラクター“エミージョ”として出演。
- 三瓶(2002年7月〜2004年3月)
- キャラクター“サイボーグ三瓶”として出演。
- シスターラビッツ(2004年4月〜)
- ☆☆I★N★G★進行形(2002年3月まで)
- 東新良和(2003年3月まで)
- Ya-Ya-yah (2002年4月〜2004年3月)
準レギュラー
- 山中秀樹(元フジテレビアナウンサー)
- キャラクター“山チュー秀樹”として出演。
- 犬の着ぐるみ姿で『おしえてKING』のコーナーに出演。
- “マロンちゃん”の愛称で、栗型のかぶり物を付けて出演。クッキングコーナーやサタキッズに出演。
- 『食Q』のコーナーやサタキッズに出演。バットムが呼ぶ愛称は“おかやん”。
- REAL BLOOD
- ドレミパイプでの演奏や「世界中のこどもたちが」などを歌唱。サタキッズLIVEにも出演。
- ドレミパイプでの演奏やダンスを披露。番組リニューアル後も、サタキッズLIVEや爆チュー問題クリスマスライブ等に出演。
キャラクター
- 当初はBSフジ『うたであそぼうピンポンパン』マスコットキャラクターとして出演。
- ジロゾー(声:上條貴史)
- チビミミナガバンディクート(声:イズミカワソラ)(2002年~)
- コニーちゃん(声:クリス智子)
- クリン(声:犬山イヌコ)
- やさい星人
- パプリン(声:塩山由佳)
- みにっち(いのっちをモデルにした人形キャラクター)
- コバットム(バットムをモデルにした人形キャラクター)
変遷
担当 | 出演者(2001年度) |
---|---|
MC | いのっち(井ノ原快彦) |
スタジオ | 爆チュー問題(爆笑問題)/トムさん・バットム(Bro.TOM)/エミージョ(はしのえみ) |
キャラクター | ガチャピン/ムック/Pちゃん/コニーちゃん/やさい星人/クリン 他 |
その他 | ☆☆I★N★G★進行形/山チュー秀樹(山中秀樹) 他 |
OP | welcome to ponkickies |
ED | 不定 |
担当 | 出演者(2002年度) |
---|---|
MC | いのっち |
スタジオ | バットム/エミージョ/サイボーグ三瓶(三瓶) |
キャラクター | ガチャピン/ムック/Pちゃん/コニーちゃん/チビミミナガバンディクート/ビンゾー/やさい星人/クリン 他 |
その他 | 爆チュー問題/山チュー秀樹/東新良和/Ya-Ya-yah/KING/マロンちゃん(板井典夫) 他 |
OP | welcome to ponkickies |
ED | 不定 |
担当 | 出演者(2003年度) |
---|---|
MC | いのっち |
スタジオ | バットム/エミージョ/サイボーグ三瓶 |
キャラクター | ガチャピン/ムック/Pちゃん/コニーちゃん/チビミミナガバンディクート/ビンゾー/ジロゾー/やさい星人 他 |
その他 | 爆チュー問題/山チュー秀樹/Ya-Ya-yah/マロンちゃん 他 |
OP | welcome to ponkickies |
ED | 風のように 他 |
担当 | 出演者(2004年度) |
---|---|
MC | いのっち |
スタジオ | バットム/シスターラビッツ(2代目) |
キャラクター | ガチャピン/ムック/Pちゃん/コニーちゃん/チビミミナガバンディクート/ビンゾー/ジロゾー/やさい星人/みにっち/コバットム 他 |
その他 | 爆チュー問題/山チュー秀樹/岡田ひとみ/REAL BLOOD/air:man 他 |
OP | welcome to ponkickies |
ED | 風のように 他 |
コーナー・コーナードラマ
これらは日によって変わることがある。
主なコーナー
- Happy Happy おめでとう
- 初期はいのっち・エミージョ・バットムが楽器を演奏しながら子供達を祝っていたが、2003年6月のリニューアルからチビミミが担当するようになった。初期は番組名にちなんで21人の子供達を祝っていたが、途中から放送時間の都合で10人になる。
- 爆チュー問題の部屋
- ガチャピンのチャレンジシリーズ
- ジャカジャカジャンケン/ラッキー・コニー・トランプ
- ピクサー映画「モンスターズ・インク」「ファインディング・ニモ」の劇場公開時に、各作品のキャラクターがゲスト出演する特別映像が制作された。因みに、2001年3月までの「ポンキッキーズ」においても「バグズ・ライフ」「トイ・ストーリー2」のキャラクターがゲスト出演する特別映像が制作された。「モンスターズ・インク」「トイ・ストーリー2」の映像は、同作品のDVD及びブルーレイディスクに収録されている。
途中終了・追加したコーナー
- I★N★G★ TV(2001年)
- けまりING(2001年)
- エミージョのコーナー(2001年~2002年)
- エミージョ・マロンのマジッククッキングショー(2002年~2003年)
- おしえてKING(2002年)
- プッカとガル(2002年)
- きかんしゃトーマス 第6シリーズ(2002年)~第7シリーズ(2004年)
- いのっち(又はみにっち・コバットム)による前説があった。新シリーズ放送後は、以前放送されていたシリーズの再放送が行われた。
- がらくたガレージ(2003年)
- ビンゾー・ジロゾーの散歩コーナー(2003年)
- 食Q(2004年)
- バットムのSUPERクロースルワード(2004年)
- おはようシスラビショー(2004年)
- おしごと検索エンジンわくわくワーク(2004年)
- P-kies元気ing Walking(2004年)
- デューク更家が講師役でゲスト出演。
- シトラスタウン(2004年)
- おもちゃ箱の中に作られた町に住む、おもちゃのキャラクター達の日常を描いた短編アニメ。自分では巻くことのできないゼンマイを背中に付けたおもちゃ達の“信頼”をテーマにした物語。御徒町凧によるユニットMADE IN POP制作。声の出演はベッキー、川平慈英、松田悟志、サエコ、森山直太朗、森山良子、Bro.TOM、ルーサー“No.1”市村など。オープニングのナレーションはシスターラビッツの上野一舞が担当。
スタジオセット
- 第1弾 洞窟型
- 2000年4月の『ポンキッキーズ』リニューアル時に作られた。中央には黄色い洞窟のようなセットが設置されていた。その中には上り棒が付いており、2階にはテレビや電車の置物、周囲にはソファーやキッチンなどが配置されていた。壁に描かれている絵のデザインはMAYA MAXXによるもの。2003年3月下旬にリフォームされる。
- 第2弾 ガレージ型
- 2003年4月最初の放送で初披露。キッチンや階段の変更はなかった。いのっちの愛車という設定で、日本でも数少ない赤色のメッサーシュミット(レプリカ)が追加された。ガレージには、1980年代アメリカのポスターや看板、かつて番組内に登場した衣装・小道具等が飾られており、奥の方にはトーマスの模型が走るスペースが設けられた。2階のロフトは当初、バットムの部屋という事になっていたが、2004年4月からシスターラビッツの部屋となり、家具やカーペットがラビッツ風にアレンジされた。その後、2006年4月からの『ポンキッキ』ではスタジオセットが使われなくなった為、一部セットがサタキッズLIVEや各イベントに使用された。またメッサーシュミットは2009年4月よりBSフジ放送の『We Can☆』で再登場した。
楽曲
カバー曲
- 青い空白い雲
- 『ひらけ!ポンキッキ』時代のオープニング曲をカバー。ロングバージョンはBGMでのみ使われた。映像では、いのっちとバットムがカメラの前で歌い、背景はCGの青空で虹が現れる。他にも『ひらけ!ポンキッキ』時代の映像が途中に入るバージョンや、みにっち・コバットムが歌うバージョンがあった。ポンキッキシリーズのライブでは、ガチャピン・ムック、シスターラビッツ、そしてREAL BLOODが歌うこともあった。2004年頃に振り付けがつき、サタキッズLIVEのオープニング曲となった。
- 風の花束
- 『ひらけ!ポンキッキ』時代のエンディング曲をカバー。サタキッズLIVEではREAL BLOODが歌っていた。映像では、いのっちとバットムが風力発電機の近くにある空き地でアコースティックギターを弾いたり、メッサーシュミットで、2人が風力発電機の辺りを走るシーンがあった。
- 風のように
- 当番組のエンディングで使用され、お台場冒険王のイベントなどでも歌われた。『ひらけ!ポンキッキ』の「かもめはそらを」をカバー。
- およげ!たいやきくん〜パラパラ2001
- 世界中のこどもたちが
- 一寸桃金太郎
- 『ポンキッキーズ』時代に初代シスターラビッツ(鈴木蘭々・安室奈美恵)が歌った曲を、2代目がカバー。当番組のオープニング、またエンディングに使用され、お台場冒険王のイベントやサタキッズLIVEなどでも歌われた。映像では、ガレージを後ろにスタジオで撮ったものや、ライブでのパフォーマンスが流れた。
- 『ポンキッキーズ』時代に、挿入歌として企画された楽曲をシスターラビッツがカバー。アレンジされた歌と、オリジナルのダンスが付け加えられた。お台場冒険王のイベントやサタキッズLIVEなどでも歌われた。映像では、ガレージを後ろにスタジオで撮ったものや、ライブでのパフォーマンスが流れた。
新曲
- LOVE together(☆☆I★N★G★進行形)
- LOVE together2002(Ya-Ya-yah)
- チビミミナガバンディクート(チビミミ)
- 337★運動会(チビミミ)
- 私はサイボーグ
- 真冬の天使(イルカ)
- あるあるアルファベット星人(かねこひろゆき)
- やきいもの歌(ロス・コンパドレス)
- 年に一度は誕生日(井ノ原快彦、ブラザートム)
- HAPPY BIRTHDAY(井ノ原快彦、ブラザートム)
- 祭りだぁ!(オルケスタ・デ・ラ・ルス)
- チャチャチャde計算~ポンキッキーズ21ヴァージョン(オルケスタ・デ・ラ・ルス、シスターラビッツ)
挿入歌
ポンキッキシリーズで定番のビートルズの楽曲が使われており、2001年から2004年3月までは「ALL YOU NEED IS LOVE」がCM前のジングルの映像や、スポンサー紹介映像で流され、番組のテーマ曲的存在になっていた。その後2004年4月から2005年までは、CM前のジングルの映像でジョン・レノンの「ウーマン」(サビ部分)が使われていた。
スタジオ外のロケ
番組では、様々なロケが行われた。
- メッサーシュミットでドライブ
- 2003年夏から、いのっちが運転するメッサーシュミットで出演者がドライブをするコーナーが放送された。ロケ地はフジテレビ本社の近くの道路や「風の花束」の映像に登場する風力発電機近くの土手など。他にもエミージョやガチャピン・ムック達と共に保育園や児童クラブ訪問も行なわれた。
- 2004年8月下旬に放送。ロケは横浜海上防災基地と巡視船「いず」で行われ、映画『海猿』にちなんでいのっちが潜水士を体験するといった内容だった。他にもいのっちは想定救助訓練に参加したり、高速警備救難艇にて横浜港内をパトロールした。ガチャピン・ムックは東京湾海上交通センターにも行った。
- 6週間連続ロケ
- 2003年2月上旬から同年3月下旬の放送回は、全てスタジオ外で収録された。最初の2週間は、レギュラー陣のボウリング対決、次の2週間は釣堀でレギュラー陣が釣り対決をした。最後の2週間は、二子玉川のいぬたま・ねこたまで収録された。
- 昭和にタイムスリップ
- 2003年春に放送。バットムが、バレンタインデーにエミージョからもらったチョコレートのお返しとして、東京・DECKS台場一丁目商店街へエミージョ他、レギュラー陣(キャラクターはPちゃん、ビンゾーのみ)を連れて行った。
イベント
- ポンキッキーズ21 in お台場冒険王
- レアルマドリードカップ ボーイズ&ガールズ フットサル大会
- 2004年8月1日に「ポンキッキーズ21 in お台場冒険王」と同じ場所で行われ、模様は同年8月28日に放送された。イベントに、ベッカム選手とロベルト・カルロス選手、ラウル選手とモリエンテス選手が招待された。
- ポンキッキーズ21 in 花博
オープニング映像
BGMはポンキッキーズから使用されている「welcome to ponkickies」に「21!」という掛け声が追加されたもの。映像は全てCGで作られている。
- 第1弾
- 2001年から放送が始まり、文房具や黒板などが集結した物体にリボンが巻かれていき、そこから出演者達が飛び出してくる。
- 第2弾
- 2003年4月5日から放送開始。画用紙のような物でできた大型テレビ付きのビルが立ち並ぶ都会が舞台になっていた。
- 第3弾
番組秘話
2004年9月に発売された雑誌「みづゑ」(美術出版社)のテレビ番組特集では当番組が取り上げられ、MCの井ノ原快彦や制作プロデューサー増當一也、エグゼクティブプロデューサー小畑芳和のインタビューが掲載。おもに以下の内容が公開された。
商品
CD
- ガチャピン&ムックが選ぶポンキッキーズ・ベスト30(アルバム) (ポニーキャニオン、2004年02月18日)
- およげ!たいやきくん~パラパラ2001(avex trax、2001年3月1日)
- チビミミナガバンディクート (ポニーキャニオン、2003年08月01日)
- やきいもの歌 (2002年11月27日、ワーナーミュージック・ジャパン)
- 真冬の天使/あるあるアルファベット星人(2003年8月21日、日本クラウン)
- 祭りだぁ!/世界中のこどもたちが (avex io、2004年10月06日)
ビデオ・DVD
販売元・ポニーキャニオン
- P-kies New Trax Best(2001年3月1日)
- ハロー!プロジェクト童謡映像集(2002年12月04日)
- おしえてKING(2003年03月19日)
- ベスト・オブ・キーズラインダンス(2004年09月01日)
- ガチャピンチャレンジシリーズ
※「爆チュー問題」シリーズ作品は爆チュー問題の項を参照。「きかんしゃトーマス」シリーズ作品はきかんしゃトーマス関連商品の項目を参照。
スタッフ
- スーパーバイザー・上野一彦、杉田洋、真板昭夫、大塚雄作
- 構成・舘川範雄、高橋洋二、永井準、渡辺鐘
- 美術・松沢由之、根本研二、別所晃吉、坪田幸之、内山高太郎、西田祐紀、佐々木努、岩崎隆史、村田誠司、横山公一/山村エナミ、廣中薫
- CG・てっこん
- 音楽・松本峰明、ポップスヴィルミュージック
- 技術・馬場雄二、三瓶由佳、鈴木貴裕、佐藤浩一
- 照明・酒井謙二
- 編集・豊川勇、澤田成樹
- 音効・西山知史
- MA・吉田肇
- TK・松本曜子、小山亜希子
- 協力・八峯テレビ、フジアール
- ディレクター・中村秀和、菅野温夫、池田純人、小野伸哉
- プロデューサー・増當一也
- ゼネラルプロデューサー・小畑芳和(フジテレビKIDS)