アノンシスト賞

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アノンシスト賞(アノンシストしょう)とは、TBSを始めとするJNNJRN系列各局のアナウンサーの中で毎年優秀なアナウンサーに対し与えられる賞である。ちなみに「アノンシスト」とはエスペラントで「アナウンサー」を意味するアノンツィスト (anoncisto)に由来する。

JNN・JRN系列各局のアナウンサーの資質向上を目的に1976年にスタート。現在は以下に挙げる7部門毎にそれぞれ最優秀賞を決めた上で、各部門の最優秀賞の中からグランダ・プレミオ(大賞)を選出する。

部門

  • テレビ「読み・ナレーション」部門
  • テレビ「フリートーク」部門
  • ラジオ「読み・ナレーション」部門
  • ラジオ「フリートーク」部門
  • スポーツ実況部門
  • CM部門
  • アナウンサー活動部門

過去の主な受賞者

(現在調査中、大賞受賞者は太字)

回数 テレビ ラジオ スポーツ実況 CM アナウンサー活動
読み・ナレーション フリートーク 読み・ナレーション フリートーク
第24回
1998年度)
大塚富夫
IBC岩手放送
野路毅彦
橋本奈都江
静岡放送
第25回
1999年度)
本田史郎
熊本放送
小川真由美
ラジオ福島
第26回
2000年度)
山原玲子
中国放送
第27回
2001年度)
海原みどり
大分放送
垣花章
琉球放送
本田史郎
(熊本放送)
山内要一
北海道放送
伊藤史隆
朝日放送
谷口篤史
宇田川修一
山根伸志
木野村尚子
山陰放送
ラジオ福島
アナウンサー一同
第28回
2002年度)
國本良博
静岡放送
加藤由香
中部日本放送[1]
井上いつのり
山陽放送
初田啓介
東京放送[2]
小堀勝啓
(中部日本放送[1]
第29回
2003年度)
國本良博
(静岡放送)
山原玲子
(中国放送)
石井亮次
(中部日本放送[1]
荒井由岐子
山陰放送
毎日放送
アナウンサー一同
第30回
2004年度)
田畑竜介
RKB毎日放送
若狭敬一
(中部日本放送[1]
佐伯りさ
南海放送
鏡田辰也
ラジオ福島
大井健郎
東北放送
第31回
2005年度)
三島さやか
信越放送
横山雄二
(中国放送)
荒井由岐子
(山陰放送)
八木早希
毎日放送
赤木誠
(毎日放送)
門田和弘
山形放送
第32回
2006年度)
長峰由紀
(東京放送[2])
森合康行
(中部日本放送[1]
本田史郎
(熊本放送)
宮部和裕
(中部日本放送[1]
安住紳一郎
(東京放送[2]
岩本和弘
福井放送
(テレビ部門)
土井敏之
(東京放送[2])
(ラジオ部門)
森本栄浩
(毎日放送)
小堀勝啓
丸山蘭那
(中部日本放送[1]
木村和也
(熊本放送)
第33回
2007年度)
本名正憲
(中国放送)
國本良博
(静岡放送)
本田祐美
(山陽放送)
沢朋宏
(中部日本放送[1]
上泉雄一
(毎日放送)
第34回
2008年度)
神山浩樹
(IBC岩手放送)
(テレビ部門)
林正浩
(東京放送[2]
(ラジオ部門)
高田寛之
(中部日本放送[1]
第35回
2009年度)
林田繁和
長崎放送
浦川泰幸
(朝日放送)
第36回
2010年度)
照井健
(IBC岩手放送)
テレビ部門
土井敏之
(TBSテレビ[3]
(ラジオ部門)
高橋知幸
新潟放送
第37回
2011年度)
植田美千代
南日本放送)土井敏之
(TBSテレビ)
該当者なし 林田繁和
村山仁志
長崎放送
仙田和吉
(毎日放送)
IBC岩手放送
アナウンス部員有志
南日本放送
アナウンス部
第38回
2012年度)
山崎英樹
(北海道放送)
田畑竜介
(RKB毎日放送)
国司憲一郎
(山陽放送)
テレビ部門
照井健
(IBC岩手放送)

ちなみに、第1回のグランダ・プレミオは渡辺謙太郎(受賞当時は東京放送のスポーツアナウンサー)。第2回では、プロ野球・高校野球の実況で知られる植草貞夫(当時は朝日放送アナウンサー、現在はフリーアナウンサー)がグランダ・プレミオを受賞した[4]

関連項目

脚注

テンプレート:Reflist

テンプレート:Navbox テンプレート:Navbox テンプレート:TBS

  1. 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 1.5 1.6 1.7 1.8 2014年4月に中部日本放送は放送持株会社となり、中部日本放送所属アナウンサーは中部日本放送子会社である『CBCテレビ』に転籍した。
  2. 2.0 2.1 2.2 2.3 2.4 2009年4月に東京放送は放送持株会社東京放送ホールディングス(略称TBSHD)』となり、東京放送所属アナウンサーはTBSHD子会社である『TBSテレビ』に転籍した。
  3. TBSラジオ(TBS R&C)は自社でアナウンサーを雇用しておらず、基本的にTBSテレビから派遣を受けている。
  4. 株式会社オフィスSALAH代表 植草貞夫プロフィール